「 2022年04月 」一覧

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[診療報酬] データ提出加算、40病院に5月中の算定認めず 厚労省が通知

 厚生労働省は14日、「データ提出加算」を届け出る医療機関のうち、40病院について5月中の算定を認めないことを都道府県などに通知した<doc2048page1>。 同加算は、病院が入院患者に行った医療行為の内容や、退院時の状態といった情報の定期的な報告を評価する診療報酬で、入院料に上乗せされる。 多くの急性期病院や一部の療養型病院などが同加算を届け出ており、2022年度の診療報酬改定ではその届出を要件化する対象を地域一般入院料などの病棟にも広げた。データは診療報酬の評価の見直しなどに活用...

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[医療提供体制] 劇場版ラジエーションハウスとタイアップしたポスター作成

 厚生労働省は14日、診療放射線技師と放射線科医が画像検査を駆使して他の医療従事者と共に懸命に患者と医療を支える姿が描かれている「劇場版ラジエーションハウス」とタイアップした普及・啓発ポスターを作成したと発表した。 厚労省は、今回の取り組みを通して、チーム医療の重要な担い手の医療関係職種のそれぞれが自らの能力を活かし、タスク・シフト/シェア(医療従事者の合意形成の下での業務の移管や共同化)のさらなる理解促進につながることを期待している。ポスターは、各都道府県・市区町村の医療施設などに掲示・・・...

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[医療提供体制] 流行の主体は感染力高いオミクロン株BA.2系統に 東京都

 東京都は14日、新型コロナウイルス感染症に関するモニタリング項目の分析を公表した。流行の主体は「感染力がより高いとされるオミクロン株BA.2系統に置き換わったと考えられる」としている<doc1983page1>。 総括コメントでは「新規陽性者数が高い水準のまま増加に転じると、急激に感染が拡大することになり、厳重な警戒が必要である」と説明。減少傾向にあった入院患者数が増えたことを取り上げ、感染の再拡大に備えて、通常の医療提供体制とのバランスを保ちながら、入院や宿泊、自宅療養体制を柔軟に活...

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順天堂大学と日本IBMが「バーチャルホスピタル」構築へ、メタバースの医療応用探る(ニュース)

 順天堂大学と日本IBMは2022年4月13日、メタバースを活用した新たな医療サービスの構築に向けて共同研究を始めたと発表した。まず2022年内をめどに、順天堂医院の実物を仮想空間に再現した「順天堂バーチャルホスピタル」を構築する。患者の満足度向上や医師の働き方改革につなげるだけでなく、バーチャルホスピタルを起点とした新たな市場創出も目指す。 バーチャルホスピタルでは来院前の見学や、外出が困難な入......