「 2022年06月 」一覧

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[経営] 主要貸付利率表、6月1日付で改定 福祉医療機構

 独立行政法人福祉医療機構は6月1日付で、(1)医療貸付、(2)福祉貸付、(3)代理貸付-の「固定金利」と「10年経過毎金利見直し(当初10年)」の利率をそれぞれ改定した。詳細は以下の通り。【医療貸付の固定金利】<doc2820page1>●病院の新築資金・甲種増改築資金▽10年以内/0.300%▽10年超-13年以内/0.400%▽13年超-16年以内/0.500%▽16年超-19年以内/0.600%▽19年超-23年以内/0.700%▽23年超-27年以内/0.800%▽27年超-3...

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[診療報酬] 看護賃上げの診療報酬、職員配置などのバラつきを前提に検討を

 中央社会保険医療協議会の診療報酬基本問題小委員会が1日に開かれ、看護職員の賃上げにつなげる診療報酬の新たな仕組みの検討に役立てるために行われた分析結果の報告を受けた。この分析では、看護職員の配置や診療報酬の算定回数などに大きなバラつきがあることが分かっている。基本問題小委では、こうしたバラつきを前提に、病院ごとに評価する方向で検討することが妥当だとの意見が診療側と支払側の双方から上がった<doc2739page60>。 分析は、救急医療を行う全国の2,785病院が対象。病床機能報告(2...

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[診療報酬] DPC対象病院、「14増5減」の1,764施設に 厚労省が中医協に報告

 厚生労働省は1日、DPC対象病院が4月時点で1,764施設に増えたことを中央社会保険医療協議会・総会に報告した。2020年度の前回の診療報酬改定時以降、DPC制度に14施設が参加した一方で5施設が退出し、差し引き9施設の増加<doc2755page1>。制度が始まってから対象病院が増え続けていることから、一部の委員がその在り方を検討課題にすべきだと指摘した。 同制度は03年4月、82の特定機能病院を対象に導入された。それ以降は対象病院の数が増え続け、22年4月1日で1,764施設になっ...

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[診療報酬] 合併後の阪和記念病院、DPC継続 厚労省が中医協・総会に報告

 厚生労働省は、DPC対象の2病院が合併して1日付で開院した医療法人錦秀会阪和記念病院(大阪市)のDPC制度への継続参加の可否を確認し、同日の中央社会保険医療協議会・総会で「継続」の結果を報告した<doc2751page1>。 同院は、大阪市の医療法人錦秀会が運営する阪和記念病院(135床)と阪和住吉総合病院(115床)の合併に伴って1日にオープンした。ベッドの総数は481床で、合併前と比べて231床増えた<doc2751page1>。 DPC制度では、合併の予定がある対象病...

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[医療提供体制] かかりつけ医の法制化など財政審の建議に見解 日医が公表

 日本医師会は1日、「かかりつけ医の法制化」について国民の視点で検討を進めていくべきだとする見解を公表した。法制化により、患者の医療へのアクセスが悪くなって健康状態が悪化することになれば「本末転倒」だと強調している。 また、「かかりつけ医機能の要件を法制上明確化する」ことが国民の受診の門戸を狭めるようであれば、容認できないとの考えも改めて示した。 これらは、5月末にまとめられた財政制度等審議会の提言(春の建議)に対する見解。日医は、建議に盛り込まれた「かかりつけ医の法制化」のほか、「給付・・・...