産科補償制度、遡及救済に否定的な意見多数 運営委
日本医療機能評価機構の「産科医療補償制度運営委員会」(委員長=小林廉毅・東京大大学院医学系研究科名誉教授)は6日、過去の補償対象基準で補償対象外とされた人に対して、遡及して補償対象とすることの是非に......
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日本医療機能評価機構の「産科医療補償制度運営委員会」(委員長=小林廉毅・東京大大学院医学系研究科名誉教授)は6日、過去の補償対象基準で補償対象外とされた人に対して、遡及して補償対象とすることの是非に......
日医総研はこのほど、リサーチレポート「かかりつけ医の制度整備について思うこと」を公表した。財政当局からかかりつけ医の制度化の要請があることに触れた上で、「かかりつけ医を登録制にして受診を制限すること......
日本慢性期医療協会の新会長に選出された橋本康子氏は、本紙の取材に応じ、2024年度の診療報酬・介護報酬同時改定に向け、現行制度では不十分な「医療と介護のシームレス化」を課題の1つに挙げた。その実現に......
厚生労働省はこのほど、在宅酸素療法に関する重篤な健康被害事例を公表した。在宅で主に肺の病気の治療に使う「酸素濃縮装置」などの使用中に引火したとみられる火災事故について取りまとめたもので、2021年6月から22年4月までの11カ月間で患者が死亡したケースが7件あった。厚労省は、患者やその家族などに対し、たばこなどの火気の取り扱いに気を付けるよう呼び掛けている。 厚労省が公表したのは、日本産業・医療ガス協会の集計で、被害状況や原因などが記載されている。それによると、7件の原因(推定を含む)に関しては・...
厚生労働省は6日、2022年4月分の「生活保護の被保護者調査(概数)」を公表した。詳細は以下の通り<doc3583page1>。●被保護実人員総数(保護停止中を含む):202万3,665人(前年同月比1万9,758人減・1.0%減)●被保護世帯総数(保護停止中を含む):163万7,490世帯(1,297世帯減・0.1%減)●世帯類型別世帯数(保護停止中を含まない) ▽高齢者世帯/91万1,176世帯(234世帯増・0.0%増) ▽高齢者世帯を除く世帯/71万8,891世帯(1,742世...
日本病院会は、約700の病院の4分の3で薬剤師が充足していないなどとする調査結果をまとめた。病床の規模が大きいほど、おおむねその割合が高くなる傾向があった。また、薬剤師の確保で困っていることとして、8割近くの病院が「調剤薬局のほうが給与が良い」と答えたほか、薬剤師の業務に対する給与が見合っていないとする病院も一定数あった。 調査は、6月1日から23日にかけて実施され、706病院が回答した。それによると、74.9%の病院が薬剤師は「充足していない」と答えた。一方で「充足している」は24.9%で、無回...
新型コロナワクチンの個別接種を促進するため、厚生労働省は、集中的に接種を行った病院や診療所への財政支援事業の対象期間をこれまでの7月末から9月末までに延長した。10月以降の対応は、新型コロナの今後の感染状況や事業の執行状況などを見極めて判断する。厚労省は、各都道府県に6日付で延長を通知した<doc3521page1>。 この支援事業は、2022年度の「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(医療分)」の一環。病院の場合、1日50回以上接種を行った場合に1日当たり10万円を定額で支援す...
総務省消防庁は6日、熱中症予防啓発のポスターをホームページで公開した。夏場は熱中症防止の観点から、屋外でマスクの必要のない場面では外すことを推奨している<doc3533page1>。 ポスターでは、「熱中症警戒アラート」の発表時は、特に注意するよう呼び掛けている。また、予防策として、▽暑さを避ける▽こまめに水分を補給する▽エアコンや扇風機を使う-ことなどを挙げている<doc3533page1>。 新型コロナウイルス感染症対策のマスク着用については、屋外では人との距離(2メー...
全国157の自治体の2割超が新型コロナウイルス感染症の罹患後症状(いわゆる後遺症)に対応できる医療機関のリストを作成した上で、ホームページなどで公表しているとの調査結果を厚生労働省が6日に公表した<doc3511page6>。調査は2回目で、2021年12月に結果を公表した1回目と比べ、公表の割合が約17ポイント増加した<doc3511page3>。 調査は、罹患後症状を呈する人への自治体での取り組みの実態を把握するのが目的。6月2日から10日にかけて実施し、都道府県や保健...
厚生労働省は、6日に開かれた「厚生科学審議会予防接種・ワクチン分科会研究開発及び生産・流通部会」で、ワクチン開発を支援する重点感染症の案を示した。欧米を中心に感染が広がっているサル痘を盛り込んでいる<doc3451page11>。 重点感染症に選定する感染症として、▽呼吸器感染症(コロナウイルス感染症、季節性・動物由来インフルエンザ、RSウイルス感染症)▽エンテロウイルス感染症(エンテロウイルスA71/D68感染症)▽蚊媒介感染症(デング熱、ジカウイルス感染症)▽その他の感染症(ニパウ...
厚生労働省は5日付の事務連絡で、新型コロナウイルスの新規感染者の増加が懸念されているとして、オミクロン株の特性に応じた検査・保健・医療提供体制の点検・強化をあらためて都道府県などに促した。基本的には......