「 2022年07月 」一覧
国内2例目のサル痘患者を確認 厚労省
厚生労働省は28日、国内2例目となるサル痘の患者が東京都で確認されたと発表した。北中米に渡航歴があり、同地に居住する30代の男性。都内の医療機関に入院しており、頭痛、筋肉痛、倦怠感、口内粘膜疹などの......
[医療提供体制] 高齢者などの入院調整ができない事例が多数発生 東京都
東京都が7月28日に公表した新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第95回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、入院調整本部への調整依頼件数が27日時点で884件となったことを取り上げ、「高齢者や併存症を有する者など入院調整ができない事例が多数発生し、翌日以降の調整を余儀なくされている」と説明している<doc3844page8>。 入院調整本部では、重症度別の入院調整班や、転退院、保健所、往診などの支援班を設置し、中和抗体薬などの担当とも連携して対応しているという&l...
[感染症] 新型コロナの2類相当を5類に見直しを 全国知事会が日医に
全国知事会・新型コロナウイルス緊急対策本部の黒岩祐治副本部長(神奈川県知事)は28日、日本医師会との意見交換会で、新型コロナの感染症法上の位置付けを「2類感染症相当」から、季節性インフルエンザや「はしか」などと同じ「5類」に見直すべきだと訴えた。 これは、入院勧告などの厳格な対応を求める現在の位置付けが新型コロナに対応する医療機関を限定し、医療の逼迫を招いているという考えに基づく指摘で、緊急対策本部の杉本達治幹事長(福井県知事)も「(医療が逼迫する)一番の原因は裾野が狭いことだ」「制度が・・・...
[医療提供体制] 新規陽性者数の7日間平均が過去最多 東京都
東京都の新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第95回)が28日開かれた。新規陽性者数の7日間平均について、前回(20日時点)の約1万6,549人/日から、27日時点で約2万9,868人/日となったことを取り上げ、「過去最多となり、爆発的な感染状況が続いている」としている<doc3842page1>。 専門家のコメントによると、感染の拡大に伴い、就業制限を受ける人が多数発生。医療をはじめとした社会機能の維持に影響を及ぼしているという<doc3842page1>。 入院患...
[感染症] 国内2例目のサル痘患者、都内の医療機関に入院
東京都福祉保健局は28日、都内の医療機関を受診した30歳代の男性について、サル痘の陽性が確定したと発表した。国内でのサル痘患者は2例目<doc3877page1>。 同局によると、男性は国外(北中米)に居住。頭痛、筋肉痛、倦怠感、口内粘膜疹の症状があるが、状態は安定している。現在、都内の医療機関に入院している<doc3877page1>。・・・...
へき地医療、オンライン診療の導入支援を 厚労省研究班が提言
厚生労働省の「第8次医療計画等に関する検討会」(座長=遠藤久夫・学習院大教授)は27日、次期医療計画に向け、従来の5事業(救急、災害、へき地、周産期、小児)について議論を交わした。特にへき地、周産期......
社会保障関係費の自然増は「5500億~5600億円」 政府・概算要求基準
政府は27日の自民党政調全体会議で、2023年度予算概算要求基準に当たり高齢化などに伴う社会保障関係費の自然増を5500億~5600億円程度と見込んでいると明らかにした。昨年の22年度予算編成では、......
難病の医療費助成、開始時期を「最大3カ月」前倒し 厚労省・合同会議
厚生労働省は27日、厚生科学審議会と社会保障審議会の合同会議で、難病法・児童福祉法改正に向けた方針を示し、大筋で了承を得た。指定難病・小児慢性特定疾患への医療費助成の開始は、現行では申請日からだが、......
第7波で「医療現場は非常に困難な状況」 日医・松本会長
日本医師会の松本吉郎会長は27日の会見で、新型コロナウイルス感染症の第7波により、全国的に医療機関が大変な事態になっているとの認識を示した。松本会長は「搬送受け入れ調整本部や保健所も含め、現場は懸命......
感染レベルは過去最高を更新、医療体制への負荷も増大 コロナADB
厚生労働省の新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(ADB、座長=脇田隆字・国立感染症研究所長)は27日、直近の感染状況について「全国的にこれまでで最も高い感染レベルを更新し続けるとともに......
物価高騰への支援拡充、後藤厚労相に直接要望へ 日医・猪口副会長
日本医師会の猪口雄二副会長は27日の会見で、日医や四病院団体協議会加盟の医療関係団体などによる「医療機関・介護事業所等における物価高騰への支援の拡充に関する要望」について、「後藤茂之厚生労働相に直接......
卒後5年間の会費無料化、「若手医師の入会動機づけに」 日医・釜萢常任理事
日本医師会の釜萢敏常任理事は27日の会見で、臨床研修医に適用している会費減免期間を延長することが26日の理事会で承認されたことを報告した。来年度から会費減免期間を医学部卒業後5年にまで延長し、会費を......