「 2022年08月 」一覧
コロナ発生届の対象限定、都道府県の申し出で可能に 政府
岸田文雄首相は24日の会見で、新型コロナウイルス感染症に対応する発熱外来や保健所の負担軽減策を発表した。発熱外来や保健所の業務が逼迫した地域では、緊急的な対応として都道府県知事の申し出で発生届の範囲......
歯科議連と歯科器材高騰で問題共有 日歯連
日本歯科医師連盟の高橋英登会長は24日の会見で、国民歯科問題議員連盟に対して、歯科器材高騰が歯科医療機関の経営に与える影響についての情報を提供し、議連と問題意識を共有したことを報告した。高橋会長は「......
日歯・日歯連から23年度予算・税制改正要望を聴取 自民・歯科議連
自民党の国民歯科問題議員連盟は24日、日本歯科医師会と日本歯科医師連盟から2023年度の制度・予算と税制改正に関する要望を聴取した。制度・予算関係では、「病院における歯科の充実および人口減少地域等に......
23年度概算要求の説明を聴取 自民・厚労幹部会
自民党の厚生労働関係議員の幹部会は24日、厚生労働省から2023年度予算概算要求に関する説明を受けた。会合では、出席議員から新型コロナウイルス感染症対策や今後の社会保障関係費の在り方などに関する意見......
光熱費の値上がり状況の最終結果を報告 四病協
四病院団体協議会は24日の総合部会で、光熱費の値上がり状況に関する調査の最終結果について報告を受けた。電気料金、都市ガス料金、LPG/プロパンガス料金、重油・灯油・軽油料金の中で、負担増加率が最も高......
[診療報酬] 感染対策向上加算、透析患者の外来医学管理料などで疑義解釈
厚生労働省は24日、2022年度診療報酬改定の「感染対策向上加算」「慢性維持透析患者外来医学管理料」などに関する「疑義解釈(その23)」を都道府県民生主管部(局)や都道府県後期高齢者医療主管部(局)に事務連絡した。 「感染対策向上加算」の施設基準において求めている、「同加算2」の薬剤師および臨床検査技師、「同加算3」の医師および看護師への「適切な研修」について、「疑義解釈(その1)」(2022年3月31日事務連絡)で「現時点では、厚生労働省の院内感染対策講習(3)が該当する」としていたが、「疑義解...
[医療提供体制] 医療提供体制に大きな負荷、さらなる深刻化を懸念 厚労省
厚生労働省は、24日に開催された第96回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。新規感染者数が増加に転じたことなどを取り上げ「救急搬送困難事案や医療従事者の欠勤などが多く見られ、コロナだけでなく一般医療を含め医療提供体制に大きな負荷が生じており、今後のさらなる深刻化が懸念される」との見解を示している<doc4391page1>。 病床使用率については「全国的に上昇または高止まりしている」と分析。17日時点の全国の入院者数は2万8,872人で...
[介護] 高齢者施設、療養者・従事者の感染増で厳しい状況 厚労省
厚生労働省が24日に公表した第96回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価では、介護現場で「療養者および従事者の感染の増加により厳しい状況が続いている」と説明している<doc4391page2>。 必要な対策として「高齢者施設等における頻回検査等の実施や医療支援の更なる強化」などを挙げている<doc4391page4>。 また、高齢者施設内での療養などの増加を踏まえ、一時的に酸素投与を必要とする患者への投与体制を点検したり、確保したりする必要...
[医療改革] コロナ全数把握見直し、届出を自治体判断で高齢者などに限定
岸田文雄首相は24日の記者会見で、新型コロナウイルスの感染者の届出を各自治体の判断で高齢者や重症化リスクがある人などに限定できるようにする方針を表明した。医療機関や保健所の業務負担を軽減するためで、これまでの全数把握の手法を見直す。また、症状の軽い人が入手しやすくなるよう、検査キットを月内にOTC化することも明らかにした。 岸田首相が同日、関係閣僚と協議し、専門家とも意見交換した上で決定した。その後の会見で「特に発熱外来や保健所業務が相当に逼迫した地域においては緊急避難措置として自治体の・・・...
[医療提供体制] 病院による光熱費の負担増、四病協が近く最終報告
日本医療法人協会の加納繁照会長は24日、四病院団体協議会の総合部会終了後にオンラインで開かれた記者会見で、病院による光熱費の負担がどれだけ増えているかを明らかにするため、全国の会員病院を対象に行った調査の最終報告を近くまとめ、国への要望などの対応を検討する方針を示した。 四病協では、ロシアによるウクライナ侵攻や急激な円安などに伴い病院による光熱費の負担が増えているとして、各団体の会員病院を対象に調査を実施した。 8月3日に公表した中間報告では、3-5月に都市ガス代が前年同期比で57.5%、電気・・...
[介護] 介護文書、削減目標求める意見も 社保審・専門委員会がヒアリング
社会保障審議会・介護保険部会の専門委員会は24日、介護分野の文書に係る業務負担の軽減を進めるため、関係団体にヒアリングを行った。一部の団体からは、2月に創設された介護職員処遇改善支援補助金などへの対応で文書作成に係る負担が増えているとして、文書量の削減目標の設定を求める意見が出た<doc4353page8>。ヒアリングの内容も踏まえ、厚生労働省は9月末の次の会合で論点を示す予定。 専門委員会で意見陳述した斉藤正行氏(全国介護事業者連盟理事長)は、2021年度の介護報酬改定で作られた「L...
[介護] 市町村の6割超が国保の保健事業と介護予防を一体的に実施 厚労省
国民健康保険の保健事業と介護予防を一体的に実施する取り組みを全市町村の6割超が実施することが厚生労働省の調査で分かった。307市町村が2022年度中に開始する見通しで、厚労省は24年度までに全市町村での一体的な実施を目指す<doc4379page2>。 広域連合が高齢者保健事業について、国民健康保険の保健事業と介護予防を一体的に実施する取り組みが20年4月から行われている。データ分析やアウトリーチ支援、通いの場への参画に加え、支援メニューの改善などの一体的な実施も視野に入れている。広域...