「 2022年08月 」一覧
QoLを高める知恵満載『闘病した医師からの提言 iPadがあなたの生活をより良くする』(Books)
著者がかかったギランバレー症候群という病気は、罹患(りかん)直後が最も重く、徐々に改善に向かう病気です。その特性から、「障害のある人が伝えたくても伝えられなかった声」を聞くことができます。本書はそうした声をもとに生まれました。 あなたの周りに身体の不自由があって日常生活に困っている人がいれば、本書に記載しているアクセシビリティ機能で支援してほしい。不自由を補完するテクノロジーは、iPad/iPh......
医療機関の宿日直許可申請、「FAQ」を都道府県に周知 厚労省
厚生労働省労働基準局は7月29日付の事務連絡で、医療機関の宿日直許可申請について、よくある相談内容と厚労省の見解を記した「FAQ」を都道府県労働局に周知した。基本的には、これまでの厚労省の考え方をま......
新型コロナ、感染症法上の見直し「時機逸さず検討」 後藤厚労相
後藤茂之厚生労働相は2日の会見で、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けについて、感染が急拡大している現状での見直しには否定的な姿勢を示しつつも、「時機を逸することなく、適時適切に具体的な検討を進......
コロナ全数把握による事務負担軽減を 日医と知事会が緊急要請
日本医師会の松本吉郎会長と全国知事会の平井伸治会長(鳥取県知事)らは2日、後藤茂之厚生労働相を訪ね、新型コロナウイルス感染者の全数把握に伴う事務負担が医療や行政の現場で重くなっているとし、早急な見直......
KMバイオの天然痘ワクチン、「サル痘」適応追加 厚労省が承認
厚生労働省は2日、KMバイオロジクスの「乾燥細胞培養痘そうワクチンLC16『KMB』」へのサル痘予防の適応追加を承認した。 添付文書では、世界保健機関(WHO)が発出したガイダンスで、サル痘ウイルス......
コロナ類型見直し「診療報酬特例とは直接関係しない」 伊原保険局長
6月に就任した厚生労働省の伊原和人保険局長は2日、専門紙各社の共同取材に応じ、議論が活発化している新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けの見直しに関して、新型コロナ感染症に関する診療報酬上の......
コロナ検査書類、医療機関に求めないように 厚労相、経済団体に要請
新型コロナウイルスの感染急拡大で発熱外来などの負担が増していることを受け、後藤茂之厚生労働相は2日の閣議後会見で、従業員らの療養開始時や復帰時に、医療機関・保健所によるコロナ検査結果の書類を求めない......
帰省に備え、駅・空港に「臨時検査拠点」 山際担当相
山際大志郎経済再生担当相は2日の閣議後会見で、お盆期間中の駅や空港など117カ所に、新型コロナウイルス感染症の無料検査を実施できる臨時検査拠点を設けると発表した。期間は8月5~18日。会見では、「帰......
[健康] 規格不適合の防じんマスク、健康被害の恐れ 厚労省が回収を要請
厚生労働省は2日、市販されている呼吸用保護具の防じんマスクの一部について国家規格を満たしていないことが判明したと発表した。その製品を継続して使用した場合、粉じんばく露による健康被害が否定できないため、直ちに使用を中止するよう注意喚起を行っている。販売元には回収を要請した<doc4061page1>。 対象となる製品は、GVSジャパン(東京都新宿区)が2021年2月以降に販売した「P100/RL3 エリプスインテグラ」(計306個)。具体的には、▽20年10月に製造された注文コード「SP...
[医療提供体制] 新規感染者全数把握の見直し 日医と知事会が厚労相に要請
新型コロナウイルスの変異株「BA.5」の爆発的な感染拡大に伴う医療機関や保健所の業務負担を和らげるため、日本医師会と全国知事会は2日、新規感染者の全数を把握する現在の取り扱いを直ちに見直すよう後藤茂之厚生労働相に要請した<doc3950page1>。 全数把握に代わり、新規感染を把握・管理する枠組みは厚労省側に委ねる考えで、後藤氏は具体的な対応を検討する考えを示した。 日医の松本吉郎会長は要請後に記者団の取材に応じ、新規感染者の情報を把握・管理するシステム「HER-SYS」への入力など...
[医薬品] 国内初のサル痘のワクチン承認、天然痘ワクチンに効能追加
厚生労働省は2日、KMバイオロジクス(熊本市)が開発した天然痘ワクチンについて「サル痘の予防」の効能追加を承認したと発表した<doc3949page1>。サル痘を予防するワクチンの国内での承認は初めて。 承認されたのは、KMバイオロジクスの「乾燥細胞培養痘そうワクチン LC16『KMB』」。これまでは、痘そう(天然痘)の予防に用いられてきたが、サル痘の予防にも使用できるようになる。投与する場合は従来通り、二叉針を用いた多刺法によって皮膚に接種する<doc3949page1>...
[救急医療] 22年7月25日-7月31日の熱中症による救急搬送は7,116人
消防庁が2日に公表した7月25日-7月31日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は7,116人、4月25日からの累計は4万5,536人となった<doc3973page1><doc3973page4>。5月1日-7月31日の搬送人員数は4万5,234人で前年同時期(2万7,943人)と比べ1万7,291人増加した<doc3973page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、新生児(生後28日未満)1人(0.0%)、乳幼児...