「 2022年08月 」一覧

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QoLを高める知恵満載『闘病した医師からの提言 iPadがあなたの生活をより良くする』(Books)

 著者がかかったギランバレー症候群という病気は、罹患(りかん)直後が最も重く、徐々に改善に向かう病気です。その特性から、「障害のある人が伝えたくても伝えられなかった声」を聞くことができます。本書はそうした声をもとに生まれました。 あなたの周りに身体の不自由があって日常生活に困っている人がいれば、本書に記載しているアクセシビリティ機能で支援してほしい。不自由を補完するテクノロジーは、iPad/iPh......

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[健康] 規格不適合の防じんマスク、健康被害の恐れ 厚労省が回収を要請

 厚生労働省は2日、市販されている呼吸用保護具の防じんマスクの一部について国家規格を満たしていないことが判明したと発表した。その製品を継続して使用した場合、粉じんばく露による健康被害が否定できないため、直ちに使用を中止するよう注意喚起を行っている。販売元には回収を要請した<doc4061page1>。 対象となる製品は、GVSジャパン(東京都新宿区)が2021年2月以降に販売した「P100/RL3 エリプスインテグラ」(計306個)。具体的には、▽20年10月に製造された注文コード「SP...

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[医療提供体制] 新規感染者全数把握の見直し 日医と知事会が厚労相に要請

 新型コロナウイルスの変異株「BA.5」の爆発的な感染拡大に伴う医療機関や保健所の業務負担を和らげるため、日本医師会と全国知事会は2日、新規感染者の全数を把握する現在の取り扱いを直ちに見直すよう後藤茂之厚生労働相に要請した<doc3950page1>。 全数把握に代わり、新規感染を把握・管理する枠組みは厚労省側に委ねる考えで、後藤氏は具体的な対応を検討する考えを示した。 日医の松本吉郎会長は要請後に記者団の取材に応じ、新規感染者の情報を把握・管理するシステム「HER-SYS」への入力など...

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[医薬品] 国内初のサル痘のワクチン承認、天然痘ワクチンに効能追加

 厚生労働省は2日、KMバイオロジクス(熊本市)が開発した天然痘ワクチンについて「サル痘の予防」の効能追加を承認したと発表した<doc3949page1>。サル痘を予防するワクチンの国内での承認は初めて。 承認されたのは、KMバイオロジクスの「乾燥細胞培養痘そうワクチン LC16『KMB』」。これまでは、痘そう(天然痘)の予防に用いられてきたが、サル痘の予防にも使用できるようになる。投与する場合は従来通り、二叉針を用いた多刺法によって皮膚に接種する<doc3949page1>...

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[救急医療] 22年7月25日-7月31日の熱中症による救急搬送は7,116人

 消防庁が2日に公表した7月25日-7月31日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は7,116人、4月25日からの累計は4万5,536人となった<doc3973page1><doc3973page4>。5月1日-7月31日の搬送人員数は4万5,234人で前年同時期(2万7,943人)と比べ1万7,291人増加した<doc3973page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、新生児(生後28日未満)1人(0.0%)、乳幼児...