「 2022年09月 」一覧

NO IMAGE

[医療提供体制] コロナ補助金が21年度に2割超増え大幅黒字に 国立病院機構

 2023年度政府予算案の編成作業が本格化する年末に向けて、財務省は、新型コロナウイルス感染症に対応する医療機関への支援の見直しを主張している。国立病院機構の21年度の決算では、新型コロナ関連の補助金が21年度に2割超増え、補助金の収入が経常利益を上回った<doc5197page10><doc5197page13>。 国立病院機構の財務諸表や決算報告書によると、140病院全体での21年度の経常損益は907.6億円の黒字で、前年度の576.2億円から黒字幅が57.5%拡大した&...

NO IMAGE

[感染症] 5歳以上11歳以下のコロナワクチン接種後の健康状況を調査 厚労省

 厚生労働省健康局予防接種担当参事官室は、都道府県などに事務連絡(26日付)を出し、5歳以上11歳以下を対象とした新型コロナワクチン(第1期追加接種)の接種後健康状況調査を実施することを伝えた<doc5121page1>。 今回の調査は、「初回接種のみに参加する者と合わせて合計500人まで」を目安にする。参加する医療機関については、厚生労働科学研究班(研究代表者:伊藤澄信・順天堂大学特任教授)が個別に指定する<doc5121page2>。 調査内容に関しては、第1期追加接種終...

NO IMAGE

[医療改革] 病床確保料からの着実な脱却を主張 財政審・分科会で財務省

 財政制度等審議会の財政制度分科会が26日に開いた会合では、財務省が、新型コロナウイルスに感染した入院患者の受け入れ病院を支援する緊急包括支援事業の見直しを求めた<doc5030page6>。 新型コロナの感染が拡大してこの支援が始まった2020年度以降、国公立病院の経常損益が大きく改善しているためで、財務省は、「臨時異例の支援」からの着実な脱却を図るべきだとしている<doc5030page6>。 緊急包括支援事業では、入院が必要な感染者を受け入れるため、新型コロナの重点医療...