「 2022年09月 」一覧
非接触で脈波を測定し集中度や疲労度を推定、三菱電機らがセンサー(ニュース)
三菱電機と富士通コンポーネント(東京・品川)、カレアコーポレーション(富山市)の3社は共同で、非接触で脈波(心臓の拍動によって大動脈が振動して発生する波形)を計測し、それを基に集中度などの感情を推定するセンサー「エモコアイ」(emotion conditioning eye)を開発した(図1)。家電製品などに搭載して感情データに基づいて制御する、といった使い方を想定している。 脈波を取得する24......
[医療提供体制] コロナ緊急包括支援事業、当面継続 厚労省が事務連絡
厚生労働省は、2022年度の「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(医療分)」について、ワクチン関係事業以外も当面の間は継続することを明らかにした。一方、病床確保料について、疑似症患者向けの病床を確保する「協力医療機関」の補助区分を廃止し、コロナ病床などに転換する方針も示した<doc4883page1>。 協力医療機関の補助区分の廃止・コロナ病床などへの転換は、「コロナ診療」の強化と通常医療との両立を促すため取り組みで、詳細について厚労省は追って通知する<doc4883pag...
[医療改革] 入院の必要ない65歳未満、規則改正で発生届不要に 省令案
厚生労働省健康局結核感染症課は13日、感染症法施行規則の一部を改正する省令案を公表した。入院を必要としない新型コロナウイルス感染症の65歳未満の患者(妊婦を除く)について「発生届出を不要にする」としている<doc4819page1>。 新型コロナウイルス感染症の発生届を巡っては、厚労省新型コロナウイルス感染症対策推進本部が都道府県などに出した事務連絡(6日付)で、26日から全国一律で新型コロナウイルス感染症の療養の考え方を転換し、全数届出を見直すことを伝達。発生届の対象を65歳以上の人...
[医療提供体制] コロナ発生届の対象外の軽症者をフォローアップ 東京都
東京都は、新型コロナウイルス感染症患者の全数把握が26日から全国一律で簡略化されるのに合わせて、発生届の対象外となる若年の軽症者などへのフォローアップ体制を整える<doc4816page7>。13日に開催された都の新型コロナウイルス感染症対策本部会議で報告した。 都の陽性者登録センターでは、現在1日当たり3,000件(20-40歳代)を対応できるが、26日以降は、1日当たり8,000件に拡充し、発生届対象外の人が登録できるようにする<doc4816page15>。 登録者の...
[救急医療] 22年9月5日-9月11日の熱中症による救急搬送は1,481人
消防庁が13日に公表した9月5日-9月11日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は1,481人、4月25日からの累計は6万8,353人となった<doc4825page1><doc4825page6>。5月1日-9月11日の搬送人員数は6万8,051人で前年同時期(4万6,562人)と比べ2万1,489人増加した<doc4825page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)18人(1.2%...
モデルナのオミ株対応ワクチン、10月3日と10日の週の配送スケジュールを事務連絡
厚生労働省健康局予防接種担当参事官室は13日付の事務連絡で、モデルナが開発した新型コロナウイルスのオミクロン株(BA.1)対応ワクチンの配送スケジュールを都道府県などに示した。第3クールとして10月......
第3期データヘルス計画、国保・後期に分けて手引作成へ 厚労省
2024~29年度の第3期データヘルス計画策定に向け、厚生労働省は12日、国民健康保険、後期高齢者医療保険のための手引を改定する議論をスタートさせた。22年度末に改定版をまとめ、23年度に市町村や広......
介護情報共有化に向け議論開始 厚労省WG
厚生労働省は12日、健康・医療・介護情報利活用検討会の下に設置した「介護情報利活用ワーキンググループ(WG)」の初会合を開き、医療機関や介護事業所の間での介護情報共有化に向けた議論を始めた。介護事業......
地域医療体制確保加算は「当分の間、継続が必要」 働き方改革で日医・城守氏
日本医師会の城守国斗常任理事は本紙の取材で、医師の働き方改革を実効的に進める観点から、2022年度診療報酬改定で増点などの見直しがあった「地域医療体制確保加算」について、24年度改定を含めて「当分の......