「 2022年09月 」一覧
高齢者切除可能膵がんへの術前GS/GnP療法を「適」 先進医療合同会議
厚生労働省の先進医療会議と先進医療技術審査部会は8日の合同会議で、先進医療Bに振り分けられていた技術について審議し、「高齢者切除可能膵癌に対する術前ゲムシタビン+S-1(GS)療法と術前ゲムシタビン......
HPVワクチン関連の拠点病院、「16カ所」程度に拡充へ 厚労省、来年度に向け
HPVワクチンの積極的勧奨を4月に再開したことを踏まえ、厚生労働省健康局は2023年度、接種関連の相談や、接種後の体調変化への対応を強化するため、「拠点病院」を現在の9カ所から16カ所程度に拡充した......
靴センサーとスマホカメラで歩行と全身の動作を計測、ORPHEが新サービス開始(ニュース)
スマートシューズ開発のスタートアップであるORPHEは2022年9月7日、靴に取り付けたセンサーとスマートフォン内蔵カメラを使って歩行と全身の動作を計測できるサービス「ORPHE ANALYTICS」の提供を始めた。個人研究者から大学などの研究機関、また企業での研究開発やPoC(概念実証)まで幅広いニーズに応えることを目指す。 動作環境として、Google Chromeを搭載したMac/Wind......
コロナ支援交付金等の措置、10月以降も継続を 四病協が要望
四病院団体協議会は8日、現在措置されている新型コロナウイルス感染症に対する財政支援や診療報酬等の対応を、10月1日以降も継続するよう加藤勝信厚生労働相に要望書を提出した。 要望書では、現在も第7波が......
[診療報酬] 10月以降も医療機関への支援継続を厚労相に要請 四病協要望書
新型コロナウイルスの感染の「第7波」が現在も継続しているとして、日本病院会などで構成する四病院団体協議会は、緊急包括支援交付金や診療報酬などによる医療機関への経営支援を10月以降も継続するよう厚生労働省に求めた<doc4817page1>。 4団体の会長の連名による要望書を8日、加藤勝信厚労相に提出した。 四病協の要望書では、新型コロナの感染の収束が当面、期待できない中で、一連の支援措置が9月末までとされていることへの危機感を表明した<doc4817page1>。 その上で...
[医療改革] 流行初期の医療機関減収補償、半分を保険財源で負担 厚労省案
厚生労働省は、8日に開催された社会保障審議会・医療保険部会で、秋の臨時国会に提出予定の感染症法改正案に盛り込む「流行初期医療確保措置」について、その実施期間中に医療機関の減収を補償する費用の半分を保険財源で賄う考え方を示した。残りは公費で負担し、減収補償の負担割合は1:1とする<doc4618page5>。 厚労省によると、「流行初期医療確保措置」は、診療報酬による上乗せや、補助金による支援が充実するまでの暫定的な支援。都道府県などが初動対応などを含む特別な協定を締結した医療機関が対応...
[医療改革] 搬送先選定にマイナンバーカード活用、6消防本部で実証実験へ
総務省消防庁は8日、救急現場の傷病者のマイナンバーカードを活用して搬送先の医療機関を選定する実証実験を10月から6消防本部で実施すると発表した<doc4690page1>。 マイナンバーカードを健康保険証として利用するオンライン資格確認を活用すれば、救急現場でスピーディーに本人確認を行える。通院情報などを把握できるため、搬送先医療機関の選定に役立つ<doc4131page2><doc4131page4><doc4131page8>。 消防庁によると、...
[医療改革] NDBと公的DBの連結方法で厚労省案 社保審・医療保険部会
厚生労働省は、8日に開かれた社会保障審議会・医療保険部会で、レセプト情報・特定健診等情報データベース(NDB)と他の公的データベースとの連結の方法や情報の範囲などについて、他のデータベースが法制化され、情報の詳細が確定した後、検討する案を示した<doc4619page6>。 NDBについては現在、介護データベースとDPCデータベースとの連結解析を行っており、他の保健医療分野の公的データベースや次世代医療基盤データベース(レセプト、電子カルテ、健診情報など)との連結についても検討している...
[医療改革] 「特別の料金」見直し周知、対象医療機関拡大と金額増 厚労省
厚生労働省は8日、紹介状を持たずに特定の病院を受診する場合などの「特別の料金」の見直しに関するウェブページを公開した。10月1日より患者などから「特別の料金」を徴収する対象病院が拡大することや金額増額の周知が目的。 一部の病院に外来患者が集中することで、患者の待ち時間や勤務医の外来負担などといった問題が生じていた。国は、一定規模以上の病院において、紹介状を持たずに外来受診した患者などから一部負担金(3割負担など)とは別に「特別の料金」を徴収する制度を作り、医療機関の機能・役割に応じた適切・・・...
[医療提供体制] 入院患者減少傾向も「高齢者の割合は未だ高い値」 東京都
東京都は8日、新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第101回)の「専門家によるモニタリングコメント・意見」を公表した。入院患者数は減少傾向にあるが「入院患者数に占める高齢者の割合は未だ高い値となっている」と説明している<doc4673page7>。 コメント・意見によると、7日時点の入院患者数は3,251人で、前回(8月31日時点)と比べて380人減った。入院患者のうち60歳代以上の高齢者の割合は約77%と高い値で推移していることを取り上げ「今後の動向を注視する必要がある」として...