「 2022年09月 」一覧
コロナワクチン接種、12歳未満も「努力義務」に 3回目接種、6日から実施可
コロナワクチン接種について、政府は6日付で予防接種法施行令(政令)を改正し、新たに12歳未満も「努力義務」の対象に加えた。この日から、5~11歳への3回目接種の実施も可能になった。厚生労働省は関連通......
[社会福祉] 被保護世帯総数は164万1,044世帯 生活保護の被保護者調査
厚生労働省は7日、2022年6月分の「生活保護の被保護者調査(概数)」を公表した。詳細は以下の通り<doc4900page1>。●被保護実人員総数(保護停止中を含む):202万3,381人(前年同月比1万5,657人減・0.8%減)●被保護世帯総数(保護停止中を含む):164万1,044世帯(1,575世帯増・0.1%増)●世帯類型別世帯数(保護停止中を含まない) ▽高齢者世帯/91万908世帯(1,029世帯増・0.1%増) ▽高齢者世帯を除く世帯/72万2,405世帯(615世帯増...
[医療提供体制] 次の感染症危機、適切な制度作りを要請 日医会長
次の感染症の発生・拡大を想定して政府が決定した対応の具体策に都道府県との協定通りに対応しない医療機関への罰則が盛り込まれたのを受け、日本医師会の松本吉郎会長は7日の定例記者会見で、不合理な措置が取られることがないよう適切な制度作りを求めた。 政府の具体策は、入院が必要な患者を受け入れる病床を確保するため、都道府県と医療機関が協定を結び、協定通りに対応しない医療機関に「勧告」「指示」「公表」を行うなどの内容。特定機能病院や地域医療支援病院が指示に従わない場合は都道府県が承認を取り消す。・・・...
[感染症] コロナ療養期間後もウイルスの拡散リスク 日医・釜萢氏
日本医師会の釜萢敏常任理事は7日の定例記者会見で、新型コロナウイルスに感染した人の療養期間を短縮させることを政府が決めたのを受け「新たなエビデンスが加わってこのような変更が選択されたわけではない」と指摘した。釜萢氏はその上で、療養期間を終えた人が発症から10日間は引き続きウイルスを拡散し続ける可能性を指摘し、周りへの感染を防ぐための配慮を呼び掛けた。 新型コロナの感染者の療養期間は従来、症状がある場合は発症から原則10日間、無症状なら検体を採取してから7日間とされてきた。変更は、症状がある・・・...
[医療提供体制] 病床使用率が低下傾向、重症者数も減少 厚労省
厚生労働省は、7日に開催された第98回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。病床使用率については、「全国的に高い水準にあるものの低下傾向にある」としている<doc4644page1>。 8月31日時点の全国の入院者数は2万6,815人で、1週間前と比べて2,286人減っている。重症者数も前週比192人減の1,571人となっている<doc4644page7>。 新規感染者数については、「全国的には高い感染レベルが継続しているもの...
[医療改革] 医療・介護制度改革工程表、年末をめどに作成 政府
政府の全世代型社会保障構築会議は7日、医療・介護制度改革など3つのテーマの議論を始めた。医療関連では、「かかりつけ医機能」を発揮するための制度の整備などのメニューを年末にかけて具体化し、報告書を取りまとめる<doc4612page1>。政府は、それを踏まえて改革の工程表を作り、関連法案を順次国会に提出する方針。 岸田文雄首相は、構築会議に先立って開かれた関係閣僚などによる全世代型社会保障構築本部の会合で、新型コロナウイルス禍で明らかになった課題や超高齢化・人口減少を踏まえながら医療・介...
[労働衛生] 使用者による障害者虐待、通報・届出件数が微減 厚労省
厚生労働省は7日、「使用者による障害者虐待の状況等」(2021年度)の結果を公表した。「通報・届出、虐待が認められた事業所数は微減」などとしている<doc4630page1>。 都道府県労働局では「障害者虐待の防止、障害者の養護者に対する支援等に関する法律」(障害者虐待防止法)に基づき、都道府県などの地方公共団体と連携し、障害者を雇用する事業主や職場の上司など、いわゆる「使用者」による障害者への虐待の防止や、虐待が行われた場合の関係法令に基づく是正指導などに取り組んでいる<doc...
コロナ発生届の範囲限定、新たに2県 厚労省、9日から適用
新型コロナウイルスの発生届の範囲を限定する緊急避難措置について、厚生労働省は7日の官報で、三重、長崎の2県から届け出があったと告示した。9日から適用する。