「 2022年09月 」一覧
感染経路が特定できない症例は報告不要 厚労省、届け出見直しで
新型コロナウイルス感染症の全数届け出に関する運用の見直しが26日に全国一律で始まったことを踏まえ、厚生労働省は27日付で事務連絡「Withコロナの新たな段階への移行に向けた全数届出の見直しについて」......
[介護保険] 介護給付費等実態統計月報 22年6月審査分 厚生労働省
厚生労働省は9月28日、2022年6月審査分の「介護給付費等実態統計月報」(旧・介護給付費等実態調査月報)を公表した。結果の詳細は以下の通り<doc5411page1>。【受給者数】●介護予防サービス▽総数/85万7,000人▽介護予防居宅サービス/84万2,100人▽地域密着型介護予防サービス/1万3,400人●介護サービス[全体]▽総数/462万8,700人▽要介護1/122万8,500人▽要介護2/110万600人▽要介護3/89万8,100人▽要介護4/84万9,000人▽要介...
[医薬品] 医薬品1品目の一般的名称を決定 厚労省・通知
厚生労働省は9月28日、新たに1医薬品の一般的名称を定め、都道府県に通知した。対象品目は、ファムトジナメラン<doc5165page2>。・・・
[救急医療] 22年8月の熱中症による救急搬送者数は2万252人 消防庁
消防庁が9月28日に公表した「2022年8月の熱中症による救急搬送状況」によると、熱中症による救急搬送人員数は2万252人だった。21年月8月の救急搬送人員1万7,579人と比べ2,673人増加した<doc5150page1>。 年齢区分別にみると、高齢者が最も多く1万1,123人(構成比54.9%)。次いで、成人7,366人(36.4%)、少年1,642人(8.1%)、乳幼児121人(0.6%)の順だった<doc5150page2>。また、初診時の傷病程度は、軽症が最も多...
[医療改革] 高齢者医療、現役世代の支援金見直しを検討へ 政府
政府の全世代型社会保障構築会議が28日に開かれ、医療・介護制度改革などテーマごとの本格的な議論を始めた。医療分野では、現役世代の負担を抑えるため高齢者医療制度への支援金の見直しを検討する<doc5082page1>。現役世代1人当たりが負担する支援金の伸びが2000年代以降、後期高齢者1人当たりの保険料の伸びを上回っているため、世代間の公平性を担保する<doc5083page21>。 また、子育て世代を支援するため、出産育児一時金の大幅な増額を検討する。政府は、具体的な枠組...
[医療提供体制] 在宅で積極的役割担う機関、医療計画に記載 厚労省WG了承
厚生労働省の「第8次医療計画等に関する検討会」の作業部会は28日、在宅医療で積極的な役割を担う医療機関や連携拠点を2024年度からの次期医療計画に位置付けるとともに、都道府県がそれらを圏域内に少なくとも1つ以上設定するよう求めていくことを決めた。積極的な役割を担う医療機関は、原則として在宅療養支援診療所(在支診)や在宅療養支援病院(在支病)とする<doc5062page27>。年内に議論を取りまとめる<doc5062page6>。 また、機能強化型の在支診や在支病が整備され...
[医療提供体制] 循環器病対策推進基本計画の指標案を提示 協議会に厚労省
厚生労働省は、28日に開かれた循環器病対策推進協議会で、循環器病対策推進基本計画の指標の更新に関して、関係学会・団体など計26団体から提案された指標案を示した<doc5086page3>。救護に関する指標については、「主幹動脈閉塞を予測する6項目の観察指標」などの提案があったという<doc5086page9>。 「主幹動脈閉塞を予測する6項目の観察指標」は、▽脈不整▽共同偏倚▽半側空間無視▽失語▽顔面麻痺▽上肢麻痺-となっている。救急隊が脳卒中患者を収容する時に、この6項目...
[医療提供体制] 新型コロナとインフルの同時拡大を懸念 日医・釜萢氏
日本医師会の釜萢敏常任理事は28日の定例記者会見で、新型コロナウイルスと季節性インフルエンザの感染が同時に拡大することへの懸念を示し、政府内で対応策を議論しておく必要があるとの認識を示した。発熱の患者が急増し、医療機関が逼迫する可能性があるため。 釜萢氏は会見で、「インフルエンザが流行し、コロナ(の新規感染者)が年明けなどに非常に増え、同時に感染拡大が起きる事態を想定しておかなければならない」などと述べた。発熱患者が急増した場合の対応を巡る政府内での本格的な検討はまだ始まっていないとい・・・...
零売・にじむ受診軽視、厚労省がルール「再周知」 クギ刺す日眼医
さらなるご指導をお願い致します―。日本眼科医会(日眼医)の野中隆久副会長は8月2日、厚生労働省医薬・生活衛生局総務課の太田美紀薬事企画官宛てに一通のメールを送った。 その中で問題視していたのは、東海......
焦点の「かかりつけ医機能」、議論の場は医療部会へ移行か
医療界で焦点となっている今後の「かかりつけ医機能」を巡り、厚生労働省が議論の場を従来の「第8次医療計画等に関する検討会(医療計画検討会)」から、社会保障審議会・医療部会に移す可能性が浮上している。2......