「 2022年09月 」一覧
電カル共有基盤、来年度にシステム開発着手へ 支払基金
社会保険診療報酬支払基金は27日の会見で、電子カルテ情報の共有基盤のシステム開発を来年度から着手する方針を明らかにした。今年度は、厚生労働省が進めている全国の医療機関などで電子カルテ情報を確認できる......
21年度介護費用総額、11兆円を突破 給付費等実態統計
厚生労働省が27日までに発表した「2021年度介護給付費等実態統計」によると、21年度における要介護者を対象とした介護サービスと要支援者を対象とした介護予防サービスを合わせた費用の総額は、20年度比......
高齢者施設への看護職員派遣補助、年末まで延長 厚労省
厚生労働省は27日付で、事務連絡「令和4年度新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業(医療分)の実施に当たっての取扱いについて」を都道府県などに出した。高齢者施設などへ看護職員を派遣した場合の支援に......
5~11歳対象の3回目接種、健康状況調査の実施で事務連絡 厚労省
厚生労働省健康局予防接種担当参事官室は26日付で、5~11歳の小児に対する新型コロナウイルスワクチンの3回目接種について、接種後の健康状況調査の実施を周知する事務連絡を出した。3回目接種は6日から可......
審査情報提供、医科の14事例など公表 支払基金
社会保険診療報酬支払基金は26日、第27次審査情報提供事例(医科)14件を公表した。アセタゾラミド(製品名=ダイアモックス)を周期性四肢麻痺に対して処方した場合、原則として審査上認めるなど、いずれも......
[医薬品] サイラムザ点滴静注液の副作用症例を記載 厚労省が安全性情報
厚生労働省は、医薬品・医療機器等安全性情報(No.395)を公表した。治癒切除不能な進行・再発の胃癌や結腸・直腸癌などに効能・効果のある抗悪性腫瘍剤「サイラムザ点滴静注液」の副作用に関する経過と処置を取り上げ、医療関係者に注意を促している<doc5201page5>。 同剤を巡っては、2022年9月に医薬品の使用上の注意の改訂を指示し、「重大な副作用」の項に血栓性微小血管症を追記していた。直近約3年度の副作用報告で、因果関係が否定できない症例が6例(死亡例はなし)あった。同剤の過去1年...
[診療報酬] 紹介・逆紹介割合、報告の免除規定を明示 厚労省が疑義解釈
厚生労働省は2022年度診療報酬改定の「疑義解釈資料の送付について(その28)」で、特定機能病院や一般病床200床以上の紹介受診重点医療機関などの初診料や外来診療料に係る紹介・逆紹介割合の実績報告の免除規定を明確化した。21年度に実績を満たした場合、22年度中の6カ月間の実績報告は不要としている<doc5147page2>。 22年度改定では、紹介状を持たずに外来受診する患者などから「特別の料金」を徴収する義務のある病院の対象を広げるとともに、その金額を見直した。義務化の対象病院を従来...