「 2022年09月 」一覧

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[診療報酬] 疾患別リハ料と二類感染症患者入院診療加算の併算定可 厚労省

 厚生労働省は、新型コロナウイルスに感染した入院患者に感染予防策を取って疾患別リハビリテーションを行った場合、疾患別リハビリテーション料と共に二類感染症患者入院診療加算として250点の算定を認める特例を決め、都道府県などに事務連絡を出した。10月1日から適用する<doc5120page2>。 この特例は、日本リハビリテーション医学会の感染対策指針に沿って感染予防策を取ることが条件。リハビリテーション料の算定はいずれも1日1回認める。地域包括ケア病棟入院料など疾患別リハビリテーション料が包...

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[人口] 人口動態統計速報 22年7月分 厚労省

 厚生労働省は27日、2022年7月分の「人口動態統計速報」を公表した。詳細は以下の通り<doc5122page2>。▽出生数/6万8,096人(前年同月比8.3%減・6,167人減)▽死亡数/11万7,568人(4.8%増・5,346人増)▽自然増減数/4万9,472人の減少(1万1,513人減)▽婚姻件数/4万5,632件(7.3%増・3,122件増)▽離婚件数/1万4,305件(0.5%減・72件減)・・・...

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[診療報酬] 育児・介護休業は看護職員等に含めず 看護職員処遇改善評価料

 看護職員の賃金を引き上げるため、看護職員処遇改善評価料が10月に新設されるのに先立ち、厚生労働省は、この加算の取り扱いに関する事務連絡を27日付で出した。全部で165通り設定する評価料のうち、どれを届け出るかを判断する際の根拠となる「看護職員等の数」に、育児・介護休業法に基づき休業を取得中の職員は含めないなどとする内容<doc5099page2>。 看護職員処遇改善評価料は、▽救急医療管理加算を届け出ていて救急搬送の受け入れが年200件以上▽救命救急センター、高度救命救急センター、小児...

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[診療報酬] 二類感染症患者入院診療加算の特例、10月末まで延長 厚労省

 厚生労働省は、新型コロナウイルスへの感染が疑われる患者に初診を行った診療・検査医療機関に「二類感染症患者入院診療加算」(250点)の算定を認める特例の期限を9月末から10月末に延長し、各都道府県などに事務連絡を出した<doc5100page2>。 この特例は、発熱外来を行う診療・検査医療機関として都道府県から指定・公表されている医療機関が対象。手指衛生の徹底などの標準予防策のほか、ほかの人と分離するなどの感染予防策を取って疑い患者の初診を行うと、この加算に相当する250点を算定できる・...

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[医療提供体制] 看護職員派遣への財政支援、12月末まで再延長 厚労省

 厚生労働省は27日、高齢者施設などに看護職員を派遣した医療機関への財政支援事業の再延長を都道府県に事務連絡した。9月末までの派遣に限った特例の補助を12月末まで3カ月間延長する<doc5075page5>。 2022年度の「新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業」の一環。12月31日までに看護職員を臨時の医療施設や宿泊療養施設、入院待機ステーション、高齢者施設に派遣した医療機関に対し、1人につき1時間当たり8,280円を上限に補助する<doc5075page5>。従来は9...

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[救急医療] 22年9月19日-9月25日の熱中症による救急搬送は370人

 消防庁が27日に公表した9月19日-9月25日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は370人、4月25日からの累計は7万573人となった<doc5078page1><doc5078page6>。5月1日-9月25日の搬送人員数は7万271人で前年同時期(4万7,672人)と比べ2万2,599人増加した<doc5078page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)3人(0.8%)、少年(7...

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[感染症] 感染性胃腸炎など第33週以降増加続く 感染症週報

 国立感染症研究所は27日、「感染症週報 第36週(9月5日-9月11日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc5077page6><doc5077page25>。▽インフルエンザ/0.03(前週0.03)/前週から減少▽RSウイルス感染症/1.60(1.44)/2週連続で増加▽咽頭結膜熱/0.06(0.07)/2週連続で減少▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.29(0.28)/3週連続で増加▽感染性胃腸炎/2.15(2.10)/第33...

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0.2mmの微小血管を可視化、「光超音波イメージング装置」が医療機器として承認取得(ニュース)

 スタートアップのLuxonus(ルクソナス)は2022年9月27日、造影剤なしで血流状態を可視化できる「光超音波イメージング装置(LME-01)」の薬事承認を取得したと発表した。今後、医療機関向けに販売を始め、並行して保険適用を申請する。手や足といった部位の血流状態を測定し、血流障害の特定などに利用してもらう。 同装置は無被ばくで造影剤を使用せずに直径0.2mm(ミリメートル)ほどの血管まで撮影......