「 2022年11月 」一覧

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[医療提供体制] 病床使用率、感染者が多い地域などで5割を上回る 厚労省

 厚生労働省は、11月30日に開催された「第108回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード」の感染状況の分析・評価などを公表した。病床使用率は上昇傾向となっており「ほとんどの地域で3割を上回り、感染者数が多い地域などでは5割を上回っている」と報告している<doc6425page2>。 11月23日時点の全国の入院者数は1万7,255人で、1週間前と比べて2,241人増えている。重症者数も前週比54人増の893人となっている<doc6425page7>。 新規感染者数...

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[医療提供体制] 電子処方箋の費用補填を厚労省に要望へ 四病協

 四病院団体協議会は11月30日の総合部会で、電子処方箋システムの導入に係る病院の持ち出し分を補填するよう厚生労働省に求める方針を固めた。入院時食事療養費の引き上げや、高騰する光熱費への財政措置も改めて働き掛ける。部会後の記者会見で、幹事団体である日本医療法人協会の加納繁照会長が明らかにした。 会見で加納会長は、多くの病院で電子処方箋の運用が始まる2023年1月までに準備が間に合わないと予測される中、同年4月以降に補助金の上限が下がることに懸念を示した。 その上で「導入費用は大きな負担になってい・・...

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[医療提供体制] 医療現場の感染対策、簡単に緩められる問題ではない 日医

 日本医師会の釜萢敏常任理事は11月30日の定例記者会見で、新型コロナウイルス感染症の感染症法の「2類相当」の扱いを見直すことについて、「医療現場においては、この感染症の扱いを今後どういうふうに変更していくのかは極めて大きな課題」と指摘した上で、医療現場の感染対策は「簡単に緩められる問題ではない」との考えを示した。 その一方で、釜萢常任理事は「いずれ今のやり方を変えていかなければならない」との見解を提示。どこまで感染対策を変更することが可能なのかについて、さまざまな意見がある中「きちんと合・・・...

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[医療改革] 高齢者の薬物療法適正化へ指針を23年度に改訂 厚労省方針

 厚生労働省は11月30日、高齢者の薬物療法の適正化を図るため、現行の指針と業務手順書を2023年度に見直す方針を有識者検討会に示した。新たに設けるワーキンググループで改訂案を作成。それを基に、検討会が案の実効性を検討した上で改訂版を取りまとめる。また、ポリファーマシー対策の状況を把握するための調査も23年度に実施し、取り組みの好事例を集める<doc6335page3>。 現行の指針と業務手順書は、21年度と22年度の実施事業の成果を踏まえて見直される<doc6335page2&g...

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[医療機器] 区分C2および区分Rなどの医療機器を保険適用 厚労省

 厚生労働省は11月30日付で、「医療機器の保険適用」に関する通知を発出した。2022年12月1日から保険適用。 保険適用されたのは、区分C2(新機能・新技術)として「AcQMap マッピングカテーテル」(バイオトロニックジャパン)【体外式ペースメーカー用カテーテル電極(3)心臓電気生理学的検査機能付加型[7]心腔内超音波検査機能付加型・心房内・心室内全域型、「C2コロナリー IVLカテーテル」(西京バイオテック)【心臓手術用カテーテル(4)特殊カテーテル[2]破砕型】、「IVLジェネレーター」(西...

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[健康] コロナ心の健康相談、10月の対応状況を公表 厚労省

 厚生労働省は11月30日、「新型コロナウイルス感染症にかかる心の健康相談に関する精神保健福祉センターの対応状況」(10月分)を公表した。10月に都道府県・政令指定都市の精神保健福祉センター(69カ所)で電話相談を受けた件数は、前月比648件減の809件だった<doc6366page1>。 厚労省によると、性別では、女性(502件)が全体の62%を占めた。年齢別(不明は除く)では、50歳代が202件で最も多く、以下は、40歳代(161件)、60歳代(129件)、30歳代(69件)、70歳...