「 2022年11月 」一覧
コロナ分類見直し「早期に」、重症化率など考慮し判断 加藤厚労相
加藤勝信厚生労働相は27日のフジテレビ番組で、新型コロナウイルスの感染症法上の位置付けについて、見直しに向けた検討に早期に入りたい意向を示した。加藤氏は、国会で審議中の同法改正案に、分類の在り方を「......
「電子処方箋」で重い負担、京都大は1億円 大学病院、組織署名を要望
来年1月から始まる電子処方箋の導入に向け、大学病院が負担の重さに苦慮している。京都大医学部付属病院(1141床)では、HPKIカード導入や電子カルテ改修に伴う費用の見積もりが、1億円程度になった。厚......
HPKI導入済みでも課題、異動直後は処方箋発行できず 大阪大病院
大阪大医学部付属病院(1087床)は日本医師会の要請を受け、4月以降、HPKIカードを病院で一括発行する仕組みを実証実験している。このため、電子処方箋の導入が比較的しやすい環境にあるものの、HPKI......
次期がん計画、「組織型検診」構築が焦点に エビデンスを重視
2023年度以降の第4期がん対策推進基本計画に向け、厚生労働省では活発な議論が進んでいる。厚労省は次期計画で、現在進めているがんの対策型検診をより強化した「組織型検診」を構築したい構えだ。市区町村・......
国病・JCHOの積立金、「早期返納」が論点に 加藤厚労相「決定事項はない」
コロナ禍で増えた国立病院機構、地域医療機能推進機構(JCHO)の積立金を巡り、国庫への「早期返納」が論点に浮上している。大きな契機は、防衛力について議論していた政府の有識者会議が22日付でまとめた報......
独法積立金、防衛財源に活用検討 鈴木財務相「関係省庁と議論」
鈴木俊一財務相は25日の閣議後記者会見で、防衛費増額の財源を巡り、国公立病院を運営する2つの独立行政法人にある積立金約1500億円の活用に関して「関係省庁とよく議論をしていきたい」と述べ、検討する考......
「脳卒中」「心血管疾患」の指標案を公表 厚労省・協議会
厚生労働省は25日の循環器病対策推進協議会(会長=永井良三・自治医科大学長)で、第8次医療計画に向け、脳卒中や心血管疾患の医療体制の現状を把握するための指標案を示した。脳卒中の指標案は現行から5つ増......
電子処方箋、厚労省の姿勢に「強い不安」 日病協、要望書提出へ
日本病院団体協議会の代表者会議は25日、来年1月からの電子処方箋の運用について、厚生労働省医薬・生活衛生局の説明を聞いた。しかし、依然として疑問は解消せず、「強い不安」があるとして、関連予算・制度の......
JAXAの研究でデータねつ造や改ざん、医学系指針に不適合(ニュース)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は2022年11月25日、JAXAが実施したストレス蓄積評価に関する研究において、「人を対象とする医学系研究に関する倫理指針(医学系指針)」に対する不適合があったと発表した。存在しないデータをねつ造したり、データを改ざんしたりしていた。 対象となったのは、2016年と2017年に実施した研究だ。宇宙居住環境を模擬した閉鎖環境に研究対象者を2週間滞在させ、複数の指標......
「基本的対処方針」を変更、同時流行対応も反映 政府・コロナ本部
政府は25日、新型コロナウイルス感染症対策本部を持ち回りで開催し、コロナ対策に関する基本的対処方針を変更した。9月以降、方針を変えていなかったため、その後に打ち出した対応策などを反映した。 具体的に......
緊急承認のゾコーバ、「ウィズコロナへの移行推進に期待」 岸田首相
岸田文雄首相は25日の衆院予算委員会で、22日に緊急承認された塩野義製薬の新型コロナウイルス感染症経口治療薬「ゾコーバ」について、「こうした飲み薬を広く普及することにより、国民の安心を確保しながらウ......
SaMDの審査状況をヒアリング 自民・医療機器議連
自民党の「優れた医療機器を世界に迅速かつ安全に届けるための議員連盟」(上川陽子会長)は25日、プログラム医療機器(SaMD)の審査状況や、医療機器の国際展開について、関係団体・省庁からヒアリングした......