「 2022年12月 」一覧

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[医療提供体制] 医師時短計画の評価申請、遅くとも夏前に 評価センター

 医師の時間外労働の上限規制を緩和する特例水準の適用を医療機関が2024年4月以降に受けるには、「医師労働時間短縮計画」への評価の受審を遅くとも23年の夏前までには申請する必要があるとして、医療機関勤務環境評価センター(日本医師会)が注意を呼び掛けている。 医師の時間外労働の上限は24年4月以降、休日労働を含め原則として年960時間に罰則付きで規制される。ただ、救急など地域に不可欠な医療の業務に従事する医師や、医師としてのスキルを身に付けるため、一定期間に集中して診療に従事する臨床研修医などを想定・...

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[医療改革] 改革工程表2022取りまとめ、医療費の地域差縮減てこ入れへ

 政府の経済財政諮問会議は22日、新経済・財政再生計画(財政健全化計画)の「改革工程表2022」を取りまとめた。医療関連では、1人当たり医療費の地域差縮減を進めるため、てこ入れする。医療保険者の機能の強化や、資源の投入量に地域差がある医療を都道府県、医療関係者、医療保険者などが把握し、それを踏まえて地域ごとに医療費の適正化を促すことを想定している<doc6865page4>。 新たな改革工程表では、頻回受診や重複投薬の防止など医療費の適正化に取り組む保険者の割合を23年度までに100%に...

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[医療改革] プログラム医療機器、二段階承認制度導入へ 規制改革推進会議

 政府の規制改革推進会議は22日、医療など各分野での規制の見直しに関する議論の中間取りまとめを行った。治療用アプリといったプログラム医療機器(SaMD)について、二段階で薬事承認する制度を導入する<doc6870page1>。承認までの期間を大幅に短縮し、臨床現場で早期に使用できるようにするのが狙い。また、保険償還のタイミングも前倒しできるようにする。厚生労働省の関係審議会で枠組みの詳細を検討し、2023年度中に結論を出す<doc6871page18>。24年度からの施行を目...

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[インフル] インフルエンザが3年ぶりの流行シーズン入り 東京都

 東京都は22日、都内のインフルエンザ定点医療機関からの第50週(12月12日-12月18日)の患者報告数が、流行開始の目安となる定点当たり1.0人を超えたと発表した。3年ぶりの流行シーズン入りで「今後本格的なインフルエンザの流行が懸念されるため、注意が必要」としている。 都によると、都内の保健所31カ所のうち、11カ所で定点当たり患者報告数が1.0人を超えた。北区が2.64人で最も多かった。 今シーズン(9月5日以降)の都内の学校や社会福祉施設などで発生したインフルエンザ様疾患の集団感染事例は、1...