「 2022年12月 」一覧
薬剤の投与経路間違い、類似事例で注意喚起 評価機構
日本医療機能評価機構は15日、用法の指示があったにもかかわらず、薬剤の投与経路間違いの事例が報告されていることを受け、「医療安全情報No.193」として注意喚起した。2015年4月に情報提供していた......
解熱鎮痛剤の増産を命令 韓国医薬品当局
韓国政府当局者は14日、医薬品当局が11月30日に、アセトアミノフェンを含む解熱鎮痛剤を危機管理医薬品に指定し、製薬会社18社に生産と輸入の拡大を指示したことを明らかにした。 冬季の風邪薬不足に対応......
中国、医薬品入手困難に コロナ流行、価格つり上げ
新型コロナウイルスの流行が続く中国で、都市部を中心に発熱患者が急増し、せき止めや解熱剤など医薬品が手に入りにくい状況が続いている。薬局やインターネットで品切れが相次ぎ、価格のつり上げが起きるなど混乱......
緊急事態、来年終了に期待 新型コロナでWHOトップ
世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は14日の記者会見で、新型コロナウイルス感染症について「来年のいずれかの時点で、世界的な保健上の緊急事態ではないと言えることに望みを抱いている」とし、緊急事態......
年末年始も発熱患者に対応できる体制を 厚労省
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、年末年始も発熱患者に適切に対応するために、外来医療体制や入院体制の確保・維持に関する留意事項を取りまとめ、14日付の事務連絡で都道府県に周知した。 ......
[インフル] 抗インフル薬、真に必要な注文量となるよう配慮を 厚労省通知
厚生労働省は、抗インフルエンザウイルス薬について在庫量などを踏まえて真に診療に必要な注文量となるよう配慮するほか、シーズン中は備蓄目的で注文しないことを呼び掛ける通知を各都道府県衛生主管部(局)長に出した<doc6834page2>。安定的な供給を図る狙いがある<doc6834page1>。 厚労省はまた、抗インフルエンザウイルス薬を投与する場合、薬剤の必要性を慎重に検討するなど添付文書に記載されている内容を踏まえた適正な使用を徹底するよう、医療機関などに求めている<...
[医薬品] 2022年11月分貿易統計(速報) 財務省
財務省は15日、2022年11月分の「貿易統計(速報)」を公表した。医薬品の輸出額・輸入額の詳細は以下の通り。●輸出額<doc6838page3><doc6838page5>▽総額/1,078億円(前年同月比58.2%増)▽米国/495億円(176.0%増)▽EU/105億円(28.2%増)▽アジア/326億円(18.5%増)▽中国/160億円(0.3%増)●輸入額<doc6838page4><doc6838page13>▽総額/5,389億円(47...
[医療改革] 情報セキュリティ対策、指針に経営層の遵守事項明示へ 厚労省
医療機関での情報セキュリティ対策のさらなる強化に向け、厚生労働省は「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン」(指針)の改定版の概要を関連の作業部会に示した。経営層が遵守すべき事項として、医療機関などでの情報や情報システムの安全管理に関する責任・責務や、リスク評価を踏まえた管理、安全管理に必要な項目などを指針の改定版に盛り込む<doc6682page11>。完成版を2023年3月上旬までに公表する予定<doc6681page12>。 改定版(第6.0版)では、現行の指...
[医療改革] 公民館でオンライン診療、規制改革推進会議と厚労省で平行線
地域の公民館やデイサービスの事業所など患者に身近な場所でオンライン診療を受けられるようにする規制緩和を巡り、政府の規制改革推進会議と厚生労働省が15日、意見交換したが、両者の主張は平行線をたどった。 規制改革推進会議は、年内に行う中間取りまとめに分野ごとの規制改革のメニューを盛り込むことにしているが、内閣府の規制改革推進室では、政府全体としての方針をそのタイミングで示すのは「かなり難しい」と受け止めている。 患者がオンライン診療を受ける場所は現在、病院や診療所などの「医療提供施設」か「・・・...
[医療改革] 分娩費用や室料差額など公表へ、来年夏までに詳細検討 厚労省
社会保障審議会の医療保険部会は15日、次の医療保険制度改革に関する「議論の整理」の案を大筋で了承した。直接支払制度で出産育児一時金を支給されている医療機関の分娩費用や室料差額、サービス内容などの公表に向け、有識者が項目などの詳細な検討を2023年夏までに行った上で、24年4月を目途に実施する方針も案に盛り込まれた<doc6727page6>。 厚労省は、直接支払制度を導入する医療機関などに対し、機能や運営体制やサービス内容、分娩に要する費用、室料差額、無痛分娩の内容の公表方法に関する報...
[医療改革] 75歳以上医療保険料の上限額、段階的に引き上げへ 厚労省
厚生労働省は15日、後期高齢者医療制度で一定の年収を超える75歳以上の人が支払う保険料の年間の上限額を2024年度からの2年間で段階的に引き上げる案を社会保障審議会・医療保険部会に示した<doc6726page5>。対象者の保険料が急に増えることに配慮した措置で、大筋で了承された。 対象者の年間保険料の上限は、24年度に73万円、25年度には80万円に2段階でアップする<doc6726page7>。ただし、施行後1年以内に新たに75歳に到達する人は除く<doc6726...
重点医療機関の看護職員、欠勤者数を公表 厚労省HPで
厚生労働省は、各都道府県の重点医療機関で勤務する看護職員の欠勤者数をホームページ(HP)で公表している。14日付の事務連絡では、この情報も活用して「地域の感染状況等に即したフェーズ運用を促進いただく......