「 2022年12月 」一覧
【中医協】中間年改定で業界ヒアリング、引き下げ率緩和など主張
中医協・薬価専門部会(部会長=中村洋・慶応大大学院経営管理研究科教授)は7日、2023年度の薬価中間年改定について、製薬業界関係者などからヒアリングを行った。業界側は、物価高騰や円安の影響を踏まえ「......
M痘ワクチンをコロンビアへ無償供与 厚労省
厚生労働省は7日、コロンビアに国産のM痘(サル痘)ワクチンと接種針2万5000人分を無償供与すると発表した。供与したワクチンはM痘感染のリスクが高い人々に接種し、臨床試験を通じて安全性・有効性を評価......
看護2交代病棟の割合「44.9%」で過去最多に 医労連調査
日本医療労働組合連合会(医労連)は7日、医療機関で働く看護職員らの夜勤実態を調べた「2022年度夜勤実態調査」の結果を公表した。8時間以上の長時間勤務になる「2交代」病棟の割合は44.9%(前年度4......
改革工程表の社会保障見直し、WG開催は終了 上部委員会で検討へ
政府の経済財政諮問会議「経済・財政一体改革推進委員会」の下に設置された社会保障ワーキンググループ(WG)は5日、年末の改革工程表見直しに向け、社会保障分野を議論した。年末の見直しに向けたWG開催はこ......
介護保険改革の論点、報告書に具体的記載を 慶応大・土居氏、全社会議で
政府が7日に開いた全世代型社会保障構築会議で、土居丈朗構成員(慶応大経済学部教授)は、介護保険改革の論点を国民に説明できるよう、報告書に具体的に盛り込むべきだと主張した。土居氏は厚生労働省の社会保障......
かかりつけ機能、優先度高い「足元の課題」 全社会議が論点整理
政府の全世代型社会保障構築会議(座長=清家篤・日本赤十字社社長)は7日、報告書の取りまとめに向け、論点整理(各分野の改革の方向性)を巡って議論した。論点整理では前回の案を土台に、今後の改革工程として......
出産一時金50万円に増 来年度から、政府調整
政府は、出産した人に原則42万円が公的医療保険から支払われる「出産育児一時金」について、2023年度から50万円程度に増やす方向で調整に入った。少子化対策充実に向け、子育て世帯の経済負担を軽くする狙......
[介護保険] 保険給付費の総額は8,881億円 介護保険事業状況報告・厚労省
厚生労働省はこのほど、2022年9月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り<doc6836page1>。●保険給付費▽保険給付費総額/8,881億円▽居宅(介護予防)サービス分/4,239億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,446億円▽施設サービス分/2,731億円●第1号被保険者数:3,589万人●要介護(要支援)認定者数:697.2万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約19.1%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス...
[社会福祉] 被保護世帯総数は164万4,029世帯 生活保護の被保護者調査
厚生労働省はこのほど、2022年9月分の「生活保護の被保護者調査(概数)」を公表した。詳細は以下の通り<doc6837page1>。●被保護実人員総数(保護停止中を含む):202万4,420人(前年同月比1万3,790人減・0.7%減)●被保護世帯総数(保護停止中を含む):164万4,029世帯(2,465世帯増・0.2%増)●世帯類型別世帯数(保護停止中を含まない) ▽高齢者世帯/90万9,123世帯(470世帯増・0.1%増) ▽高齢者世帯を除く世帯/72万6,718世帯(1,84...
[診療報酬] 急性期一般入院料1の看護必要度IIの対象拡大で事務連絡 厚労省
2022年度の診療報酬改定で行われた「重症度、医療・看護必要度II」の対象拡大で、急性期一般入院料1を届け出る200-399床(許可病床)の病院向けに設定された経過措置の期限が年内で切れるのに伴い、厚生労働省は7日、全国の地方厚生局に事務連絡を出し、届出漏れの病院が出ないよう注意を呼び掛けた<doc6599page1>。 事務連絡によると、経過措置の病院が急性期一般入院料1(1日1,650点)を年明け以降も算定するには、看護必要度Iから看護必要度IIへの切り替えを23年1月18日までに...
[医療提供体制] 病床使用率が上昇傾向、医療機関の集団感染も増加 厚労省
厚生労働省は、7日に開催された第109回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。病床使用率は全国的に上昇傾向で「ほとんどの地域で3割を上回り、感染者数が多い地域などでは5割を上回っている」と報告している<doc6575page2>。 11月30日時点の全国の入院者数は1万9,779人で、1週間前と比べて2,524人増えている。重症者数も前週比143人増の1,036人となっている<doc6575page7>。高齢者施設と医療機関の...
[感染症] コロナ新規感染者数、全国的には増加速度が低下 厚労省
厚生労働省が7日に公表した第109回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価では、新規感染者数について「全国的には増加速度の低下が続き、足元で横ばいとなっている」と報告している<doc6575page2>。 感染拡大が先行した地域では「総じて減少傾向にある」と説明。その一方で、遅れて感染拡大となった地域では増加傾向が継続するなど地域差が見られるという<doc6575page2>。 北海道では「今夏の感染拡大の最高値を超えて以降、足元では減少傾向...
[医療改革] かかりつけ医機能、足元の課題に 全世代型社会保障構築会議
政府の全世代型社会保障構築会議は7日、報告書の年内取りまとめに向けて医療・介護制度改革の大まかな工程をまとめた。「かかりつけ医機能」の発揮を促す制度の整備など3つの医療改革を「足元の課題」に位置付けた<doc6547page12>。年内に方向性を固め、2023年の通常国会での関連法改正を目指す。 全世代型社会保障構築会議はこの日、▽医療・介護制度改革▽働き方に中立的な社会保障制度の構築▽子ども・子育て支援-ごとに工程を整理した報告書の素案について議論した。 医療・介護制度では、「かかり...