「 2022年12月 」一覧
医薬品供給不安、スイッチOTC化にも影 厚労省検討会議
医薬品の供給不安がスイッチOTC化の議論にも影を落としている。26日にあった厚生労働省の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」では、関連学会がOTC薬化により、医療用の供給がより不......
日薬連、233成分規格で限定出荷解除を要請 第3回供給状況調査踏まえ選定、各社にリスト提供
日本製薬団体連合会は26日、新薬を含め薬価収載されている全医療用医薬品の90%に当たる6430成分規格、1万7403品目の出荷量と供給状況の調査結果をホームページに公開した。調査を担当した日薬連安定......
抗菌薬確保へ、「収入保証」試行に11億円 健康局・23年度予算案
厚生労働省健康局は2023年度、薬剤耐性(AMR)対策の新規事業として抗菌薬の確保に向け製薬企業に対する「収入保証制度」を試行的に実施する。23年度予算案に11億円を計上した。 具体的な制度設計は今......
新たに2成分のスイッチOTC化、パブコメへ 厚労省評価検討会議
厚生労働省の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」は26日、新たに2成分のスイッチOTC化についてパブリックコメントを実施すると決めた。時期は未定。この日あった会合後に改めて各構成......
北京にファイザー製飲み薬 コロナ拡大で配備
中国北京市が新型コロナウイルス感染拡大に対応するため、米ファイザー製の新型コロナ飲み薬「パキロビッド」を配備することになった。市内各地区の衛生サービスセンターに配備し、コロナ患者の治療に生かす。中国......
東芝ら量子暗号と秘密分散でゲノムデータを安全に管理、個別化ヘルスケア実現へ(ニュース)
東芝と東北大学東北メディカル・メガバンク機構、東北大学病院、情報通信研究機構は、量子暗号と秘密分散の技術を活用し、ゲノムデータを安全に管理するシステムを構築・実証したと2022年12月8日に発表した。システムではゲノムデータを含む健康データを解析し、個人ごとに最適化した健康リスク管理「個別化ヘルスケア」を実現する。 個別化ヘルスケアには、個人情報である健康データを安全に伝送し、保管する技術が必要......
病院薬剤師の確保へ、次期医療計画に期待感 神谷参院議員
7月の参院選で初当選した薬剤師の神谷政幸議員(自民)は本紙の取材で、2024年度以降の第8次医療計画に盛り込まれる見通しの「薬剤師の確保策」に期待感を示した。特に、病院薬剤師の不足については「何らか......
健康局、HPVワクチン相談支援に1.4億円 23年度総額は4558億円
厚生労働省健康局の2023年度予算案は、総額4558億円(前年度比2億円減)となった。今年度に積極的勧奨を再開したHPVワクチンの相談支援充実では、新規事業として1.4億円を計上した。 このうち、相......