[医療提供体制] セキュリティ対策、責任範囲の基準明確化を要望へ 日病
日本病院会の相澤孝夫会長は17日の定例記者会見で、サイバーセキュリティを確保するため医療機関や医療機器メーカーなどの責任の範囲に関する統一した基準を明確にすることや関連費用を負担することを、厚生労働省に働きかけていく考えを明らかにした。病院を標的にしたサイバー攻撃が相次いでいることを踏まえた対応で「できるだけ早く意見をまとめ、1-2月中にも要望したい」と述べた。 相澤会長は、医療機関内に設置されているルーターを誰が管理し、その責任は誰が負っているのかが不明確な上、そのメンテナンスを医療機・・・...