「 2023年02月 」一覧
かかりつけ報告、医療機関の負担も「しっかり考慮」 榎本医政局長
厚生労働省の榎本健太郎医政局長は本紙の取材で、新設する「かかりつけ医機能報告」について、医療機関の負担も「しっかり考慮しなければいけない」との認識を示した。医療関係者からは、すでにある「病床機能報告......
不妊治療の着床前胚異数性検査、「適」と判断 先進医療部会
厚生労働省の先進医療技術審査部会(座長=竹内勤・埼玉医科大副学長)は9日、大阪大医学部付属病院が申請した不妊治療の医療技術「着床前胚異数性検査」について、先進医療Bとして「適」とする方針を了承した。......
感染症対応の新機構、政府の「強いガバナンス」下に 統合後は「特殊法人」
厚生労働省は9日、国立感染症研究所と国立国際医療研究センター(NCGM)を統合し、新設する「国立健康危機管理研究機構」の組織構造案などについて、関係審議会で説明した。新機構は平時から国の責任の下で、......
コロナサーベイ、5類移行後は「インフル定点」基本に 感染症部会
厚生労働省の厚生科学審議会・感染症部会(部会長=脇田隆字・国立感染症研究所長)は9日、新型コロナウイルスの5類移行を見据え、今後の患者発生動向の把握方法を議論した。厚労省は5類移行後、全国に約500......
24年度改定、慢性期病棟の「個室化」要望へ 日慢協・橋本会長
日本慢性期医療協会(日慢協)の橋本康子会長は9日のオンライン会見で、2024年度の診療報酬改定に向け、慢性期の病棟での個室化促進を求めていく方針を示した。感染症対策のため個室を活用した場合は加算で評......
【中医協】医療技術の評価、審議体の役割を明確化へ 医技評分科会
厚生労働省は9日の中医協・医療技術評価分科会で、画期的な医療技術・医療機器の適切な評価などにつなげるため、審議の場となる▽中医協総会(総会)▽医療技術評価分科会(分科会)▽保険医療材料等専門組織(保......
医療法人から3000万円恐喝 警視庁、容疑で右翼団体会長逮捕
千葉県にある医療法人社団の理事長から3000万円を脅し取ったとして、警視庁公安部は9日、恐喝容疑で、右翼団体「菊水国防連合」(横浜市)会長の田代厚(50)=同市港南区下永谷、会社役員村松昌人(51)......
宿日直許可、「厳格な基準で運用を」 全国医師ユニオンが要請
全国医師ユニオン(植山直人代表)は9日、2024年度から始まる医師の働き方改革に向け、不適切な宿日直許可を認める指導を行わないよう、要請書を厚生労働省に提出した。重症の入院患者の診療や救急対応に当た......
全社法案、10日に閣議決定へ 与党審査が終了
自民党と公明党による与党政策責任者会議は9日、「かかりつけ医機能報告」の創設を盛り込んだ全世代社会保障法案の内容を了承した。与党の法案審査手続きが終了したことを踏まえ、政府は10日に法案を閣議決定し......
日病協、コスト上昇への「財政措置を」 5類移行対応も要望
日本病院団体協議会は9日、病院の医療提供コストの急激な上昇に対し、必要な財政措置を求める要望書を加藤勝信厚生労働相に提出した。新型コロナウイルスの5類移行を見据え、診療報酬上の十分な対応や、適切な補......
「介護ロボット」活用事例集、22年版を作成 厚労省
厚生労働省は、「介護ロボット導入活用事例」の2022年版をまとめた。移乗介助、排泄支援、見守り支援などをサポートする12製品を紹介。製品の概要、導入施設の選定理由や使用場面、導入後の業務変化をメーカ......
医師ら3人を逮捕 メキシコ、髄膜炎流行で
メキシコ警察は7日、北部ドゥランゴ州で流行している髄膜炎で、違法に薬品を再利用した容疑で麻酔科医1人を逮捕した。このほか医薬品のずさんな管理などの疑いで、州医療安全当局者2人も逮捕された。 同州では......
中国から入国、水際緩和へ 月内にもコロナ検査抽出に
政府は、中国からの入国者に対する水際対策を2月中にも緩和する方向で調整に入った。中国本土からの直行便の渡航者全員が対象となっている新型コロナウイルスの検査を、対象者を絞った抽出調査に切り替える。政府......