「 2023年02月 」一覧
かかりつけ機能、確認「取り消し」の文言を削除 政府法案
政府は今国会に提出する全世代社会保障法案で、2025年度に新設する「かかりつけ医機能報告」について、医療機関が報告した機能が要件を満たさなくなった場合に、都道府県が確認を「取り消す」との文言を削除し......
流行初期医療確保措置の対象、入院は「500施設程度」 厚労省
厚生労働省は2日の「第8次医療計画等に関する検討会」(座長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)で、新興感染症に備えて都道府県と医療機関が結ぶ協定について、流行初期には1万5000床の病床確保を目標とす......
粒子線治療、年内に解析結果を報告 24年度改定で「保険適用」判断へ
厚生労働省は2日の先進医療会議で、長年にわたって先進医療として実施していることが課題となっている粒子線治療(陽子線治療、重粒子線治療)について、肺がんや食道がんなど、十分な症例数が見込まれる疾患・病......
先進医療、「未登録」医師が侵襲行為 国際医療研究センター
厚生労働省は2日、国立国際医療研究センターで実施していた先進医療について、研究分担者などに登録していない医師が侵襲行為を行うなど、不適切な対応があったとして、1月20日から患者の組み入れを中止したと......
出生前検査、「非認定」施設の実態把握を 厚労省・専門委
厚生労働省の「NIPT等の出生前検査に関する専門委員会」(委員長=福井次矢・東京医科大茨城医療センター病院長)は2日、非侵襲性出生前遺伝学的検査(NIPT)の認証制度の枠組み外での実施について議論し......
東京の男性3人がM痘に感染 国内18例に
厚生労働省は2日、東京都の30代男性1人と40代男性2人がM痘(サル痘)に感染したと発表した。国内のM痘感染は計18例となる。 40代の男性1人はアジアへの渡航歴があり、症状はない。 ほかの2人は海......
老健施設の利用率・利益率、21年度は「最低水準」に 福祉医療機構
福祉医療機構(WAM)は1日、介護老人保健施設の2021年度の経営状況について、コロナ禍で業績が落ち込んだ20年度よりも状況がさらに悪化したとのリポートを発表した。直近10年間で入所利用率が初めて9......
〔短信〕4施設を新たに認定 人間ドック健診施設機能評価
日本人間ドック学会は2日、人間ドック健診施設機能評価で新たに4施設を認定したと発表した。併せて、5施設の認定を更新した。 新たに認定したのは▽美伸医療中心(中国北京)▽京都済生会病院健診センター(京......
24年度同時改定、医療・介護のシームレスな体制を 全老健・東会長
厚生労働省の介護給付費分科会の委員を務める東憲太郎・全国老人保健施設協会長は本紙の取材で、2024年度診療報酬・介護報酬改定では、老健施設の短期入所療養介護(ショートステイ)や、認知症対応を含むリハ......