「 2023年03月 」一覧
長径+短径+厚さ=27ミリ以上で「飲みづらい」顕著 harmoと慶大
電子お薬手帳を運営するharmoと慶応大薬学部医薬品情報学講座(堀里子教授)は昨年12月から、処方薬データと患者アンケートを通じて薬の飲みやすさを解析し、育薬につなげる共同研究を開始した。第1弾とな......
血液事業の基本方針改正、国内企業強化など論点
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会薬事分科会血液事業部会の運営委員会は20日、血液法で定める「血液製剤の安全性の向上及び安定供給の確保を図るための基本的な方針」の見直しに関する議論をスタートさせた。主......
りゅうぐう試料にRNAの材料 ビタミンB3も検出
北海道大などの研究チームは、探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星「りゅうぐう」の砂などの試料から、リボ核酸(RNA)を構成する塩基の一つ、ウラシルを検出したと発表した。また、代謝に関係するビタミン......
人口最多、インド人材求む 介護、農業担い手確保へ
今年、人口が世界最多となる見通しのインドの人材を求める動きが日本各地で広がってきた。担い手不足が深刻な介護、農業分野で、外国人技能実習、特定技能の制度による人材登用が目立つ。中国やベトナムなどは賃金......
東京大学とGoogleが遺伝子解析で共同研究、予防医療に活用(ニュース)
東京大学と米Google(グーグル)日本法人は、AI(人工知能)を活用した多遺伝子リスクスコア(PRS)モデル研究で協業する契約を締結した。Googleが開発したPRS予測AIモデルを、日本人を対象に再検証・改良し、東京大学のゲノムワイド研究の知見を基に評価する。日本における疾患管理や予防医療の発展に活用する。 Googleは、ゲノム配列データにおける変異や個人差を特定するプロセスの精度を向上さ......
認知症の初期支援チーム、「手引」作成へ 厚労省、訪問数向上図る
認知症が疑われる人を医療・介護専門職で訪問し、必要な初期支援を提供する「認知症初期集中支援チーム」について、全国の訪問実績が伸び悩んでいる現状を踏まえ、厚生労働省は活性化に向けて後押ししたい構えだ。......
都道府県と医療機関の協定、「5月めどに指針」 医療部会で厚労省
厚生労働省医政局は20日の医療部会で、新興感染症の発生に備えて都道府県が医療機関と結ぶ協定について、5月中をめどに関連する指針を周知する考えを示した。部会終了後、取材に応じた医政局の担当者は、協定締......
臨時施設への看護師派遣特例、5月7日で終了 厚労省が方針
厚生労働省は20日の社会保障審議会・医療部会(部会長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)で、新型コロナウイルスの5類移行に伴い、臨時医療施設に対する看護師・准看護師の労働者派遣の特例措置を5月7日で終......
後期2割、14%が「受診ためらう」 民医連調査、79%は「今まで通り」
全日本民主医療機関連合会(民医連)は20日、昨年10月以降、一定所得以上の後期高齢者に導入した医療費2割負担について、患者調査の結果を公表した。窓口負担が実際に2割になった7615人に受療行動を複数......
医療保護入院の課題整理へ、研究班を来月設置 加藤厚労相
加藤勝信厚生労働相は20日の参院予算委員会で、医療保護入院に関して「来月から有識者による研究班を立ち上げ、課題の整理などに着手する予定だ」と述べた。天畠大輔氏(れいわ)への答弁。 加藤厚労相は昨年成......
子ども医療費、国の一律助成は「課題多い」 加藤厚労相
加藤勝信厚生労働相は20日の参院予算委員会で、子ども医療費への助成を全て国の制度として実施することについて、「自己負担の軽減による受診行動の変化も考えられ、厳しい医療保険財政を勘案すると、なかなか課......
都道府県の保健師、最多の活動は「健康危機管理」 22年度調査
厚生労働省は20日、2022年度「保健師活動領域調査(活動調査)」の結果を発表した。自治体の常勤保健師1人当たりの平均活動時間数について、活動項目別の割合を調べたところ、都道府県では、積極的疫学調査......
コロナ医療体制の「移行計画」、提出期限は来月21日 都道府県に要請
厚生労働省は17日付の事務連絡で、新型コロナウイルスの5類移行に向け、各都道府県がまとめる「移行計画」の記載事項などを示した。国が示した考え方を踏まえ、幅広い医療機関でコロナ患者を診察できる体制に向......