「 2023年03月 」一覧
帝人などが医療材料の物流を効率化、共同倉庫でRFIDを活用(ニュース)
帝人は2023年1月に医療材料の物流を効率化するシステムを本格稼働させた。複数の医療機関で使う医療材料を保管する共同院外倉庫を設置し、そこで仕分け作業を済ませて各病院内での手間を削減する。RFIDタグで在庫を一元管理する仕組みも導入した。今後は参加病院を増やし、物流システムの規模を拡大していく考えだ。 医療材料の物流システムは、内閣府が主導する国家プロジェクト「スマート物流サービス」として構築し......
介護施設のコロナ患者、急性期以外の受け入れ評価を議論 8日の中医協
8日の中医協では、診療報酬のコロナ特例を巡って、1日に続いて議論を進める。焦点の一つは、介護保険施設入所者や訪問診療を受けている高齢者がコロナになった場合、急性期病棟での受け入れが増えている状況にど......
科学的介護推進へ、対応方針を提示 厚労省、規制改革WGで
政府の規制改革推進会議が6日に開いた「医療・介護・感染症対策ワーキンググループ(WG)」で、厚生労働省老健局は、科学的介護の推進とアウトカム評価の拡充に向け、今後の対応方針を報告した。2024年度介......
渡航移植後の実態調査、今春に実施へ 厚労省、斡旋事件受け
海外の病院での臓器移植を国の許可を受けずに斡旋したとして、NPO法人の理事が逮捕された事件を受け、厚生労働省は4月上旬~6月中旬ごろ、海外渡航移植後に国内の医療機関を受診した患者の実態調査を実施する......
先発品と同額以上の後発品、加算算定から除外 4月の薬価改定で
厚生労働省保険局医療課は3日付の通知で、4月の薬価改定で先発品薬価の同額以上となる後発医薬品について、同月1日から「後発医薬品使用体制加算」「後発医薬品調剤体制加算」などの算定対象から除外する方針を......
強制不妊、国に賠償命令 5件目、「除斥期間」認めず
旧優生保護法に基づき不妊手術を強制されたとして、宮城県内の男性2人が国に計6600万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が6日、仙台地裁であった。高橋彩裁判長は旧法を違憲と判断し、国に計3300万円の支払......
「LIFE」活用でADL・認知症の評価充実 厚労省調査、課題はFB票活用
厚生労働省は6日までに、「LIFE」(科学的介護情報システム)の活用状況に関する調査結果の概要を発表した。「科学的介護推進体制加算」の算定をきっかけに、利用者のADLや認知症の状態の評価を充実させた......
グルコース測定器に誤表示の恐れ アボット、自主回収「クラスⅠ」
厚生労働省は3日、アボットジャパンがグルコースモニタシステム「FreeStyleリブレ」7604個の自主回収を始めたと発表した。回収分類は、製品の使用が重篤な健康被害や死亡の原因となり得る「クラスⅠ......
グルコース測定器に誤表示の恐れ アボット、「クラスⅠ」自主回収
厚生労働省は3日、アボットジャパンがグルコースモニタシステム「FreeStyleリブレ」7604個の自主回収を始めたと発表した。回収分類は、製品の使用が重篤な健康被害や死亡の原因となり得る「クラスⅠ......
参院厚労委が7日に「店開き」、厚労相が所信 衆院より早く
参院厚生労働委員会(山田宏委員長)は7日、今国会初めての委員会を開き、加藤勝信厚生労働相の所信を聞く。所信を踏まえた質疑は9日にも行う予定だ。衆院厚労委よりも先の「店開き」になるのは珍しい。●衆院厚......
コロナ5類移行へ、「経口薬」対応施設数を引き上げ 厚労省
厚生労働省は3日付の事務連絡で、新型コロナウイルス感染症の経口薬「パキロビッド」「ゾコーバ」を在庫配置できる医療機関・薬局について、それぞれ選定目標数を引き上げると都道府県などに伝えた。コロナの5類......
コロナ重点医療機関体制整備、8094億円を交付 厚労省、1月末時点
厚生労働省は6日、2022年度の新型コロナウイルス感染症緊急包括支援交付金(医療分)について、1月末時点の交付実績を公表した。「重点医療機関体制整備事業」は、全国で3797件、8094億7067万9......
コロナ感染者の葬儀、「マスク着用は個人判断が基本」 GL改正
政府が2月に示したマスク着用の新たな考え方を踏まえ、厚生労働省は3日付で、新型コロナウイルス感染症で死去した人の葬儀・火葬などに関するガイドライン(GL)を改正した。従業員や遺族らのマスク着用につい......