「 2023年04月 」一覧
経口中絶薬に賛否両論、自民・薬事小委 「承認判断は厚労省で」
製造販売承認の可否を審議しているラインファーマの経口人工妊娠中絶薬「メフィーゴパック」(一般名=ミフェプリストン/ミソプロストール)を巡り、自民党厚生労働部会「薬事に関する小委員会」は12日、厚生労......
医療計画指針に薬剤師確保「スポットライト浴びた」 日薬・山本会長
日本薬剤師会の山本信夫会長は12日の会見で、厚生労働省が3月に示した第8次医療計画の作成指針に薬剤師の確保が盛り込まれたことについて「医療計画の中で薬剤師がスポットライトを浴びた。極めて大きなこと」......
国内未承認の血栓溶解薬、試験継続へCFで資金調達 国循
国立循環器病研究センターは12日、国内未承認のため研究者主導で臨床試験を行っている新規血栓溶解薬テネクテプラーゼの価格が高騰し、試験の継続が危ぶまれているとして、クラウドファンディング(CF)による......
AIで救急要請を予測 千葉大ベンチャーが開発
人工知能(AI)によって救急車の過去の出動データを分析し、救急要請の多くなる地域を予測する情報システムを、千葉大病院の救急専門医が創業したベンチャー企業が開発した。救急隊を重点的に配置することで、1......
ハクション議連「復活」へ 超党派、政府に対策提言
自民党の山口俊一衆院議院運営委員長、高木毅国対委員長らが12日、花粉症対策を政府に提言する超党派議員連盟の発起人会合を国会内で開催した。名称を「花粉症対策議員連盟」とし、26日に設立総会を開く方針を......
【感染症ニュース】九州・近畿地方を中心にRSウイルス感染症の流行が拡大中 乳幼児など重症化が心配な人を守る予防のポイントは?(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の感染症発生動向調査週報2023年13週(3/27〜4/2)によると、RSウイルス感染症の患者の定点あたりの報告数は0.48。前週よりも0.06ポイント増加しました。都
尾﨑氏、5期目に出馬へ 6月の都医会長選、意向固める
東京都医師会の尾﨑治夫会長は、5期目に向け、都医の次期会長選挙に出馬する意向を固めた。パンデミックや災害、地球温暖化の脅威、医療や介護の財源・人材難など、2025年以降の東京都の医療体制に不透明感が......
出産の保険適用、「分娩体制の維持を」 産婦人科医会・石渡会長
日本産婦人科医会が12日に開いた記者懇談会で、石渡勇会長は、政府が目指している出産費用の保険適用について、現時点の見解を示した。全面的に反対しているわけではないとした上で、「最終的には、全国で分娩を......
ワクチン事業、不正の「通報窓口」設置 近ツーの過大請求受け
厚生労働省は12日、新型コロナワクチンの接種体制確保事業の委託について、不適正な事案をメールで受け付ける「通報窓口」(アドレス:jvsupport_04@mhlw.go.jp)を設置した。大阪府東大...
匿名感染症情報の提供、「有識者会議」設置へ GL作成を検討
厚生労働省は12日の厚生科学審議会・感染症部会で、「匿名感染症関連情報の提供に関する有識者会議」を新たに設置すると報告した。匿名化した感染症関連情報の提供に関するガイドライン(GL)作成に向け、デー......
かかりつけ法案、衆院厚労委で可決 付帯決議はなし
衆院厚生労働委員会は12日、かかりつけ医機能が発揮される制度整備などを図る全世代社会保障法案を、与党や国民民主党の賛成多数で可決した。立憲民主党や共産党などは反対した。付帯決議はなかった。採決に先立......
少子化対策、特定の財源を「念頭に置かず」 岸田首相
岸田文雄首相は12日の衆院厚生労働委員会で、政府が目指す少子化対策の裏付けについて、「特定の財源を念頭に置いていない」と述べた。立憲民主党や共産党は、社会保険料を財源に充てることに反対した。 小川淳......
新興感染症の発生時、宿泊療養「1.6万室」を1カ月で 予防計画
厚生労働省の厚生科学審議会・感染症部会は12日、感染症予防計画の基本指針に盛り込む宿泊療養体制や検査体制の数値目標案を了承した。宿泊療養体制では、厚生労働相が新興感染症の発生を公表してから1カ月以内......
出産費用の保険適用、「まずは実態把握を」 こども家庭庁・渡辺長官
今月発足したこども家庭庁の渡辺由美子長官は12日、就任に当たって記者団の取材に応じ、出産費用の保険適用について、「実態を把握するのが一丁目一番地」との見解を示した。2024年度から始まる出産費用の「......