「 2023年05月 」一覧
BS採用率は75%、1年で25ポイント上昇 琉球大病院、働きかけや加算効果が影響
琉球大病院薬剤部医薬品情報室の山内祐子薬剤主任は21日、日本ジェネリック医薬品・バイオシミラー学会学術大会のバイオシミラー(BS)をテーマにしたシンポジウムで、同院でのBSの導入事例を紹介した。国内......
国購入のコロナ治療薬、譲渡可能 厚労省、23日時点で所有権移転
厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策本部と医薬・生活衛生局総務課は22日、新型コロナ経口治療薬「ラゲブリオ」「ゾコーバ」「パキロビッド」について、配分済みの国購入品は、使用の有無にかかわらず保有し......
社会保障費のシーリング廃止、加藤厚労相に提言 衛藤勉強会
自民党の「製薬産業政策に関する勉強会」(衛藤晟一会長)は22日、加藤勝信厚生労働相に対し、薬価改定方式の見直しや社会保障費のシーリング廃止を前提とした予算編成などを求める提言を提出した。 提言は、▽......
救急車出払い、80%経験 消防職員の全国組織調査
自治労と連携する消防職員の自主組織「全国消防職員協議会」は22日、新型コロナウイルス感染拡大などの影響で救急出動件数が過去最多だった2022年の1年間に、加盟団体の80%で、通常運用の救急車全てが出......
未接種、副反応を重視 子どものコロナワクチン
子どもへの新型コロナウイルスワクチン接種を検討する際、接種させた親は、周囲の流行状況を重視した一方で、接種させていない親は、日本人の副反応に関するデータを重要な判断材料にしていることが22日、埼玉医......
全老健・東会長、病院の「介護職」確保に反対 連携強化が最優先
全国老人保健施設協会の東憲太郎会長は本紙の取材で、病院が介護専門職を確保しようとする動きについて、明確に反対する考えを示した。現在、国内の医療・介護分野で、介護人材不足は周知の事実であり、「危機的状......
子ども財源捻出、社会保障で「歳出改革」へ 首相「税は考えず」
政府のこども未来戦略会議(議長=岸田文雄首相)は22日、今後3年間を集中取組期間とする「こども・子育て支援加速化プラン」について、財源の在り方を議論した。岸田首相は「大前提として、少子化対策財源確保......
日看協、「基幹的収入」の引き上げを 厚労省保険局に要望
物価高騰が医療機関や訪問看護ステーションの経営に及ぼしている影響を踏まえ、日本看護協会は22日、2024年度診療報酬改定に向け、「基幹的収入」となる▽入院基本料▽初・再診料▽訪問看護基本療養費▽精神......
物価・賃金問題、介護への機動的対応を 自民委員会が要請
自民党の社会保障制度調査会・介護委員会(衛藤晟一委員長)は22日、介護報酬改定に関する提言をまとめ、厚生労働省に提出した。物価高騰・賃金上昇の中で、介護人材を確保し、処遇を改善できるように、2024......
定員割れの「臨床研究医」、取得要件を緩和へ 専門医機構
日本専門医機構の渡辺毅理事長は22日の会見で、3年連続で登録者数が定員数に満たなかった「臨床研究医コース」について、取得要件を緩和する方針を発表した。取得を目指す年数や、論文の条件を見直す。来年4月......
医療DXの先行き、不安の声相次ぐ 全日病
全日本病院協会は20日の理事会で、中医協で議論が始まった医療DXを巡って意見を交わした。病院幹部からは、先行きの不透明さに不安の声が相次いだ。 出席者からは、医療DXの開発・運用に関与する社会保険診......
「春の建議」取りまとめへ議論 財政審、近く提出へ
財務省の財政制度等審議会・財政制度分科会(分科会長=十倉雅和・経団連会長)は22日、政府が6月にまとめる「骨太の方針2023」などを視野に、「春の建議」の取りまとめに向け、非公開で意見を交わした。近......
罹患後症状のコロナ特例、小児科外来診療料の患者も算定可
厚生労働省保険局医療課は18日付の事務連絡で、新型コロナウイルスの罹患後症状で算定できる特定疾患療養管理料(147点)について、小児科外来診療料などを算定している患者にも算定可能と周知した。 ▽地域......