「 2023年05月 」一覧
人への感染疑いで調査 ブラジルの鳥インフル
今週ブラジルで初めて野鳥の高病原性鳥インフルエンザ(H5N1型)感染が確認された同国南東部エスピリトサント州で18日までに、人への感染疑いが確認されたとして当局が調査を開始した。保健省が明らかにした......
[診療報酬] 障害福祉サービス報酬改定案を来年2月とりまとめ 厚労省
厚生労働省は、22日に開催した障害福祉サービス等報酬改定検討チームの会合で、報酬改定に向けた検討の進め方の案を示した。12月までに障害福祉サービスなどの報酬や基準に関する基本的な考え方を整理し、2024年2月に報酬の改定案をとりまとめる<doc9232page2>。 各サービスの報酬などの在り方を検討する前に、関係団体へのヒアリングを実施し、その意見をまとめ、論点を整理する。ヒアリングを含めた議論の状況については、適宜、社会保障審議会・障害者部会への報告を行う。改定案をとりまとめた後、...
[診療報酬] 入院基本料や初・再診料の大幅引き上げ要望 日看協
電気代をはじめとする物価の高騰が医療機関や訪問看護ステーションの経営に大きく影響しているとして、日本看護協会は、医療機関が算定する入院基本料や初・再診料と、訪問看護事業所が算定する訪問看護基本療養費や精神科訪問看護基本療養費の大幅な引き上げを求める要望書を厚生労働省保険局の伊原和人局長に提出した<doc9258page6>。 診療報酬は公定価格のため、医療機関や訪問看護ステーションは経費が膨らんでも価格に転嫁できない。日看協は、経営努力が既に限界を超えていると言及した<doc92...
[診療報酬] 少子化対策の財源確保に診療報酬抑制論 こども未来戦略会議
政府のこども未来戦略会議は22日、2026年までの3年間に取り組む「こども・子育て支援加速化プラン」を支えるための安定財源の在り方を議論し、新浪剛史構成員(サントリーホールディングス社長)が診療報酬の抑制を主張するなど歳出改革の徹底を求める意見が相次いだ<doc9248page2>。政府は、戦略会議が近く開く次の会合で、異次元の少子化対策を実行に移すための「こども未来戦略方針」の素案を示す。 岸田文雄首相は、少子化対策の財源を確保するために消費税を含む新たな税負担を求めることは「考えて...
潰瘍性大腸炎の経口薬「コレチメント」など審議 来月2日に第一部会
厚生労働省は6月2日に薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会を開き、フェリング・ファーマの潰瘍性大腸炎治療剤「コレチメント錠9mg」(一般名=ブデソニド)の承認の可否などを審議する。 承認関係の審議品目......
限定出荷は全体の15%、後発品が8割占める 日薬連、4月供給状況調査
日本製薬団体連合会は4月から、医療用医薬品の安定供給状況調査の実施頻度をこれまでの3カ月に1回から毎月に変更し、変更後初めてとなる調査結果を19日、ホームページで公表した。回答のあった全品目の15%......
感染症早期察知へ監視網 WHO、遺伝子情報を共有
世界保健機関(WHO)は20日、感染症の原因となるウイルスや菌などの遺伝子情報の分析や共有を担う「国際病原体監視網(IPSN)」の創設を発表した。新たな感染症の大規模流行を早期に察知し、ワクチンや治......
NTTコムがNR-DC適用のローカル5Gで4K映像を同時伝送、遠隔手術への活用に期待(ニュース)
NTTコミュニケーションズは、ローカル5Gで複数の4K映像を同時伝送する実証実験に成功した。NR-DC(New Radio-Dual Connectivity)と呼ばれる技術を適用した。通常ローカル5Gにおいてはミリ波とサブ6のどちらか一方を使うが、NR-DCでは両方を用いて高速かつ大容量の安定通信を可能にする。2023年4月27日に発表した。 実証実験では、ミリ波とサブ6の両方を同時に送受信で......
財務省、介護費「激増」を懸念 負担見直し「直ちに結論を」
社会保障(こども・高齢化等)について議論した11日の財政制度等審議会・財政制度分科会では、介護分野も主要なテーマとなった。厚生労働省の社会保障審議会・介護保険部会が昨年末にまとめた意見書では、給付と......