「 2023年05月 」一覧
マイナ保険証でトラブル、別人の情報がひも付け 加藤厚労相
加藤勝信厚生労働相は12日の閣議後会見で、マイナンバーカードと健康保険証が一体化した「マイナ保険証」について、利用者が医療機関で提示した際に、利用者本人とは別の人の情報がひも付けられているケースが確......
財政審、マクロ経済スライド「一定の合理性」
財政制度等審議会財政制度分科会は11日、社会保障関連について議論した。「こども・高齢化等」を中心のテーマとし、財務省は全世代型社会保障の実現に向けて、医療・介護の改革議論を加速する必要があると指摘し......
全世代社会保障法が成立、「かかりつけ医機能報告」を創設へ
かかりつけ医機能が発揮される制度整備を図る全世代社会保障法は12日、参院本会議で与党や国民民主党の賛成多数で可決され、成立した。立憲民主党や日本維新の会、共産党などは反対した。 同法では「かかりつけ......
[介護保険] 保険給付費の総額は8,852億円 介護保険事業状況報告・厚労省
厚生労働省は12日、2023年2月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り<doc9271page1>。●保険給付費▽保険給付費総額/8,852億円▽居宅(介護予防)サービス分/4,243億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,452億円▽施設サービス分/2,723億円●第1号被保険者数:3,584万人●要介護(要支援)認定者数:692.6万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約19.0%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス/...
[医薬品] 緊急避妊薬スイッチOTC化前の試験運用検討へ 評価会議
緊急避妊薬のスイッチOTC化を議論している厚生労働省の「医療用から要指導・一般用への転用に関する評価検討会議」は12日、一部の薬局で試験的な販売を行うことの是非などを検討する方向性を固めた。パブリックコメントを踏まえたもので、評価検討会議で試験的な運用を決められるかも含めて今後議論する方針。 緊急避妊薬のスイッチOTC化を巡っては、2022年12月27日から23年1月31日まで行われたパブリックコメントで、4万6,312件の意見が集まった。厚労省によると、このうち4万5,314件がスイッチOTC化...
[インフル] 全国報告数8,316人、前週から2,629人減 インフルエンザ
厚生労働省は12日、2023年第18週(5月1日-5月7日)「インフルエンザの発生状況」を公表した。全国の報告数は8,316人で前週から2,629人減、前年同期と比べ8,305人の増加となった<doc9203page2>。定点報告と全国の保育所、幼稚園、学校を対象としたインフルエンザ様疾患発生報告の詳細は以下の通り。●定点報告<doc9203page2><doc9203page6>▽定点当たり報告数(全国):1.70▽報告患者数(全国):8,316人▽都道府県別...
[感染症] A群溶血性レンサ球菌咽頭炎など2週連続で増加 感染症週報
国立感染症研究所は12日、「感染症週報 第16週(4月17日-4月23日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc9160page6><doc9160page26>。▽インフルエンザ/2.51(前週2.16)/前週から増加し、過去5年間の同時期と比較してやや多い▽RSウイルス感染症/1.12(0.87)/第9週以降増加が続いている▽咽頭結膜熱/0.26(0.20)/2週連続で増加▽A群溶血性レンサ球菌咽頭炎/0.81(0.59)/2週...
[医療提供体制] 「かかりつけ医機能」認定・登録の検討要請 健保連
全世代型社会保障関連法が成立したのを受けて、健康保険組合連合会は12日、宮永俊一会長名でコメントを出し、「かかりつけ医機能」をカバーする医療機関の「認定・登録」を含め、制度の枠組みの速やかな検討を求めた。健保連では、全ての国民や患者がニーズに応じて「かかりつけ医機能」を選択・活用できる体制を整備する必要があるとしている<doc9125page1>。 健保連では、一定の機能を整備済みの医療機関を「かかりつけ医」として行政が認定し、国民や患者が任意で登録する仕組み作りを主張している。「かか...
[医療提供体制] 医師資格検索システム、最大645人確認できず 厚労省発表
厚生労働省は、医師等資格確認検索システムへの入力が遅れ、約1年間、最大で645人の医師・歯科医師の情報が確認できなかったと発表した。11日までに検索可能な状態にしたという。 医師等資格確認検索システムは、医師や歯科医師の氏名を入力して検索することで、該当者の医籍登録年や行政処分情報が確認できる。医籍・歯科医籍の登録と医師・歯科医師の届出(2年に1回)のいずれも行っている場合、検索対象となる。 厚労省によると、9日に医師から照会があり、検索しても情報が確認できないケースがあることが判明した。今・・・...
[人口] 平均寿命が最も長いのは男女とも川崎市麻生区 厚労省公表
平均寿命が最も長い市区町村は、男女ともに川崎市麻生区だったことが、厚生労働省が12日に公表した市区町村別生命表(2020年)の概況で分かった<doc9133page6>。 市区町村別生命表は、死亡状況を市区町村単位で比較・分析しているもので、国勢調査の人口(確定数)と人口動態統計(確定数)の死亡・出生数を基に5年ごとに作成している<doc9133page3>。 平均寿命を男女別で見ると、男性は、川崎市麻生区(84.0歳)に次いで横浜市青葉区(83.9歳)、女性は、川崎市麻生...
[医療改革] 「かかりつけ医機能」を法定化、報告制度創設へ 参院可決
「かかりつけ医機能」の法律に規定する内容の全世代型社会保障制度関連法が12日、参院本会議で賛成多数で可決し、成立した。医療法や健康保険法の改正が柱で、診療所や病院から都道府県への「かかりつけ医機能」の報告制度を創設する<doc9120page2>。改正医療法では、医療機関が地域で担う「かかりつけ医機能」を「身近な地域における日常的な診療、疾病の予防のための措置その他の医療の提供を行う機能」と規定した。 都道府県が新たに報告を求める「かかりつけ医機能」の詳しい内容は、厚生労働省の有識者会...
[医療改革] 遠隔医療推進へ、「基本方針」案を了承 社保審・医療部会
社会保障審議会・医療部会は12日、オンライン診療など遠隔医療を推進するための基本方針(案)をおおむね了承した。医療機関が遠隔医療を導入する際に参考にしてもらうための事例集や手引き書などを作成する方針を示している<doc9121page12><doc9121page16>。 基本方針(案)では、オンライン診療などの遠隔医療の導入や実施する上での課題やその解決に向けて、関係者の望ましい取り組みの方向性を提示。これにより、オンライン診療やその他の遠隔医療の適正で幅広い普及につなげ...
[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 5月15日-5月20日
来週5月15日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。5月16日(火)未定 閣議5月17日(水)10:00-12:00 中央社会保険医療協議会 総会14:00-16:30 第4回 医薬品の販売制度に関する検討会5月18日(木)10:00-12:00 ライフサイエンス委員会 第6回 脳科学作業部会16:00-18:00 第148回 先進医療技術審査部会5月19日(金)未定 閣議・・・...