「 2023年05月 」一覧

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[医療提供体制] 医療機関支援のコロナ特例「早急に解消を」 財務省

 財務省は11日、医療機関を支援する「コロナ特例」について、経過的な取り扱いを経て早急に解消することを財政制度等審議会・財政制度分科会に提言した<doc9110page35>。新型コロナウイルスの感染症法の位置付けが5類に変更されたのを踏まえた主張で、過去3年間で病床確保料や感染防止対策など医療体制を確保するための主な支援だけで約21兆円の国費が投入されたと改めて強調している<doc9110page36>。 新型コロナへの対応を巡り、国は医療提供体制を強化するためのさまざまな...

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[診療報酬] 薬剤師によるリフィル処方箋への切り替え提案を評価 財務省

 2022年度の診療報酬改定で新たに導入されたリフィル処方箋による医療費抑制の効果が当初の想定を下回っているとして、財務省は11日、財政制度等審議会・財政制度分科会で、リフィル処方箋への切り替えを薬剤師が処方医に提案することを評価するなど、てこ入れ策の検討を提案した<doc9110page86>。 医師が発行した処方箋について、患者が医療機関を受診しないで一定期間に繰り返し使用するリフィル処方箋は22年4月に導入された。政府は当初、それによって医療費470億円程度の抑制効果を見込んでいた...

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[医療提供体制] 診療所の新規開業規制「一歩踏み込んだ対応」必要 財務省

 財政制度等審議会の財政制度分科会が11日に開いた会合で、財務省は、特定の地域への医師の偏在に歯止めを掛けるため、主要国の対応を参考に、診療所の新規開業に対するこれまでよりも一歩踏み込んだ対応の必要性に言及した。医師や診療所が大都市で過剰になり、地方で不足する傾向の解消が現状のままでは見込めないとしている<doc9110page76>。 厚生労働省が2020年に行った将来推計によると、医師の需給は29年ごろマクロで均衡し、その後は供給過剰になることが見込まれる<doc9110pag...

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[診療報酬] 看護配置要件の急性期入院料の廃止検討を提言 財務省

 財務省は、11日に開かれた財政制度等審議会の分科会で、10対1などの看護配置を要件とする急性期入院料の廃止を検討すべきだと提言した。病床の役割分担を適切に進めるためで、看護配置に過度に依存した従来の診療報酬体系から、患者の重症度などの実績をより反映した体系に転換する必要性も指摘している<doc9110page60>。 国が進める地域医療構想では、2025年に全国ベースで計119.1万床が必要とされている。病床機能別の内訳は、高度急性期13.1万床(全体の11%)、急性期40.1万床(3...

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[介護] 社会福祉法人の経営強化策「他法人との連携推進」を提案 財務省

 社会福祉法人の経営基盤を強化するため、財務省は11日、物資の共同購入や人材の相互交流など、ほかの法人との連携を推進することを財政制度等審議会・財政制度分科会で提案した。複数の法人が参加し、人材確保の支援や物資の供給などを進める「社会福祉連携推進法人」の枠組みの活用などを想定している<doc9110page99>。 財政審はこの日、6月の骨太方針の取りまとめをにらんで、財政健全化の提言の取りまとめに向けた本格的な議論を始めた。 財務省の分析では、社会福祉法人の利益率は運営する施設数が多い...

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【感染症ニュース】5類感染症移行の新型コロナ 今後の感染対策は… もしかかったらどうする?(感染症・予防接種ナビ)

 5月8日から、新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが2類相当から5類感染症になりました。基本的感染対策について、政府として一律に対応を求めることはないとしていますが、厚生労働省は移行後の対...