「 2023年05月 」一覧

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[介護] 介護認定審査の簡素化、「モデル事例」で普及促す 厚労省

 介護認定審査会の簡素化を検討する際の参考にしてもらおうと、厚生労働省は、既に事務負担の軽減などに取り組んでいる自治体や広域連合へのヒアリング調査の結果を基に、人口規模ごとの「モデル事例」をまとめた。 高齢者人口の増加に伴い介護認定の申請件数が増えていることなどを背景に、2018年度から、更新申請の場合や一次判定(コンピューターによる判定)が前回の結果と同じであることなど一定の要件を満たす対象者については、審査が適正に行われる範囲で介護認定審査会を簡素化して実施することができる。こうした方・・・...

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[医療提供体制] 新型コロナの後遺症相談窓口は補助対象外 厚労省

 厚生労働省は8日、医療機関が新型コロナウイルス感染症の後遺症専用の相談窓口を設置した場合でも「緊急包括支援事業」での補助の対象にならないことを都道府県に周知した<doc9093page18>。また、新型コロナの患者用の病床を確保した医療機関に支給する病床確保料の上限額をほぼ半分に減らす方針を改めて示すとともに、9月末までの具体的な支給額を明らかにした。 この支援事業では、発熱時の受診相談窓口や新型コロナの陽性と判明された後の体調急変時に関する相談窓口の設置に限り、5月8日から9月30日...

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[健康] 健康診断実施時のコロナ対策ガイドラインを改訂 関連8団体

 新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けが8日に5類へ移行したのを受けて、日本病院会など8団体は、健康診断を実施する際のコロナ対策のガイドラインを同日付で改訂した。「健診施設職員の配慮」の一部を見直す一方、「風邪症状」などがある人の受診を断るこれまでの対応を継続させる<doc9096page3>。 また、ほかの受診者への配慮などから受診時にマスクの着用を求める方針も新たに示した。着用しない場合は受診を断ることもあるという<doc9096page4>。ほかに、新型コロナ...

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[介護] オンラインでの介護認定審査会、今後も開催可能 厚労省周知

 厚生労働省は、新型コロナウイルス感染対策のため現在臨時的に実施しているオンラインを活用した介護認定審査会について、今後も話し合う環境が整えられるのであれば、業務効率化の観点から必ずしも特定の場所に集まって開催する必要はないとして継続できることを周知した<doc9097page2>。 厚労省は、介護サービスの必要度を判断する介護認定審査会について、新型コロナ感染対策のため、2020年2月からオンラインを導入して開催することを臨時的に認めていた。しかし、要介護認定を受ける高齢者が増えている...

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[感染症] コロナワクチン接種の197件認定 厚労省が審議結果公表

 厚生労働省は8日、疾病・障害認定審査会感染症・予防接種審査分科会新型コロナウイルス感染症予防接種健康被害審査第一部会の審議結果を公表した。新型コロナワクチンを接種した239件について、予防接種と疾病・障害などとの因果関係を審議した部会は、197件を認定、40件を否認、2件を保留とした<doc9100page1>。 今回の審議(10-40歳代)で認定された197件の年齢別では、40歳代が75件で最も多く、以下は、30歳代(47件)、20歳代(45件)、10歳代(30件)の順だった<...

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[感染症] コロナ死亡者が2週連続増、新規入院も微増傾向

 国立感染症研究所は8日、新型コロナウイルス感染症サーベイランス週報(第17週、4月24日-4月30日)を公表した。第17週の死亡者数は前週比25人増の166人で、2週連続で増加した。新規の入院例も「微増傾向」と報告している<doc9055page2>。 第17週の新規陽性者数は7万2,842人で前週と比べて5,681人増えた。検査陽性率は14.9%で、0.4ポイント上がった<doc9055page1>。 週報では、検査数・新規陽性者数が増加したことや、検査陽性率が上昇したこ...