「 2023年06月 」一覧
医療・社会保障費の「抑制に固執」 保団連、骨太に抗議
全国保険医団体連合会は19日、政府がまとめた「骨太の方針2023」に抗議する声明を発表した。医療・社会保障費の抑制に固執している、と批判している。 声明では、骨太の内容について、大企業の内部留保の社......
分娩、麻酔科医が参画できる環境を 学会、自民会合で
自民党の国会議員でつくる「日本の安全な麻酔・周術期医療を考える会」(武田良太会長)は20日、分娩で麻酔科医が担う役割などについて、日本産科婦人科学会、日本麻酔科学会にヒアリングした。学会側は、帝王切......
コニカミノルタが生活習慣病の改善支援サービス、LINEで医療機関と患者をつなぐ(ニュース)
コニカミノルタは2023年6月19日、生活習慣病などの患者の治療継続を支援するクラウドサービス「infomity(インフォミティ)スマートクリニックサービス」の提供を始めたと発表した。医療機関に月額1万円で提供する。患者と医療機関のコミュニケーションを促進させ、生活習慣病の改善や重症化の予防につなげる考えだ。 情報の管理や発信を担う医療機関向けアプリ、患者向けのLINEのミニアプリと健康管理アプ......
公明代表「防止徹底を」 マイナ他人利用、問題深刻と指摘
公明党の山口那津男代表は20日の記者会見で、マイナンバーカードを他人が利用する事案が2件あったことについて「深刻に受け止め、政府として徹底した防止策を確立してほしい」と述べた。同時に「(マイナンバー......
医療情報ネット収集5割 高齢者、コロナで利用浸透
政府が20日閣議決定した2023年版「高齢社会白書」によると、医療や健康の情報を「インターネットで調べることがある」と答えた65歳以上の高齢者は22年度に50.2%を占めた。2人に1人に当たり、17......
マイナ保険証、資格確認できない場合の請求方法を周知へ 厚労省
加藤勝信厚生労働相は20日の閣議後会見で、マイナ保険証を利用した際のオンライン資格確認が行えない場合について、レセプト請求など医療費の取り扱いに関する運用の方向性を示した。今後、具体的な運用方法をさ......
[医療提供体制] マイナ保険証、機器故障時は自己負担分の支払いに 厚労省
医療機関での支払い時にマイナ保険証の読み取り機器の故障などで資格確認ができない場合の運用方針について、厚生労働省は現在検討を進めていることを公表した。保険料を納めている人は3割などの自己負担分を支払うことで保険診療を受けられるようにし、医療機関側は「レセプト振替機能」などを使って差額の請求に支障が生じない仕組みについて医療関係者と調整している。6月中をめどに具体的な方法を周知する。加藤勝信厚労相が20日、閣議後の記者会見で明らかにした。 マイナ保険証を巡っては、医療機関の窓口などで、顔認・・・...
[健康] ネットで医療情報調べる高齢者、コロナ禍前の2.5倍に 高齢社会白書
政府が20日に公表した2023年版の高齢社会白書によると、医療機関や病気などの情報をインターネットで調べることがある高齢者の割合は、22年度には5年前と比べて2.5倍超に増えた。特に病名や症状、処置方法といった情報収集の割合の伸びが顕著となった<doc9739page2>。 調査は、22年10月28日から11月24日にかけて全国の65歳以上の男女を対象に実施。2,414人から有効回答を得た<doc9737page1>。 医療機関や病気などの情報をインターネットで調べることが...
[救急医療] 23年6月12日-6月18日の熱中症による救急搬送は1,843人
消防庁が20日に公表した6月12日-6月18日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は1,843人<doc9798page1>。5月1日からの累計は6,895人となり、前年同時期(5,247人)と比べ1,648人増加した<doc9798>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)33人(1.8%)、少年(7歳以上18歳未満)300人(16.3%)、成人(18歳以上65歳未満)586人(31.8%)、高齢者(6...