「 2023年06月 」一覧

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[診療報酬] 22年度改定後、急性期病院「重症患者」受け入れ割合低下

 厚生労働省は8日、急性期病院による重症患者の受け入れ割合が2022年度の診療報酬改定後に下がったとする実態調査の結果を中央社会保険医療協議会の分科会に報告した。急性期一般入院料1では、入院患者の状態をDPCデータで評価する「重症度、医療・看護必要度II」(看護必要度II)の場合、377病院の平均で3.5ポイント低下していた<doc9599page41>。 22年度の診療報酬改定では、一般病棟用の看護必要度の測定項目と共に、急性期一般入院料などに設定されている重症患者の受け入れ割合の基準...

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[診療報酬] 地ケア持つ医療機関の約8割、夜間・深夜も救急対応 厚労省

 厚生労働省は8日、地域包括ケア病棟を有する約400カ所の医療機関の8割近くが、日中だけでなく夜間や深夜も救急患者を受け入れているとする調査結果を中央社会保険医療協議会の分科会に示した。受け入れの頻度は「週7日」が最も多く、全体の6割を占めた<doc9599page70>。 2022年度の診療報酬改定では、地域包括ケア病棟入院料・入院医療管理料を算定する病棟や病室のベースの部分の役割に「救急の実施」を設定した。医療法上の「一般病床」で算定する場合、都道府県の医療計画で二次救急医療機関とさ...

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[医療改革] 電子処方箋リフィル対応、11月ごろプレ運用目指す 厚労省

 厚生労働省は8日、全国運用が1月に始まった電子処方箋の機能拡充に向けた当面のスケジュール案を有識者などで構成されたワーキンググループに示した。同省では、リフィル処方箋に対応する機能を新たに追加するほか、患者から口頭で同意を得られれば重複投薬などに該当する過去の薬剤情報を表示できるように運用を改める方針で、いずれも11月ごろのプレ運用開始を目指す<doc9594page6>。 厚労省では、それらに加え、マイナンバーカードを活用した電子署名も10月ごろリリースし、電子処方箋の機能を拡充させ...

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[感染症] 東京都のコロナ患者報告数が4週連続増 モニタリング分析

 東京都は8日、新型コロナウイルス感染症のモニタリング分析を公表した。第22週(5月29日-6月4日)の定点医療機関当たりの患者報告数は、前週比約33.6%増の5.29人で、4週連続で増加した<doc9602page1>。 5日時点の入院患者数は、前週(5月29日時点)と比べて83人増え、983人となった。専門家による分析では「現時点では医療提供体制への大きな負荷は見られないが、増加傾向が続いており、引き続き状況を注視する必要がある」としている<doc9602page1>。 ...