「 2023年06月 」一覧
[診療報酬] 2024年度診療報酬改定(1) 救急医療の評価は三次に偏重、高齢者対応の体制確保も含めて二次の拡充を
団塊の世代がすべて75歳以上となり、地域医療構想や地域包括ケアシステムの目標年度ともなっている2025年。その節目に向けて最後となる24年度の診療報酬改定は、より重要性を増す。二次救急の評価拡充など、中央社会保険医療協議会・総会での議論が始まっている(p179参照)。◆三次と二次で搬送受入件数に大差が 中央社会保険医療協議会では4月から24年度診療報酬改定に関する議論を行っており、4月の総会では「医療DX」、5月には「医療計画」がテーマに挙がった。このうち、医療計画については、24年度からの「第8...
入居相談員に聞く! 「介護のほんね」の上手な使い方 ──松原萌実(入居相談グループ)
前職で「高齢者の住まいの実態」を知りこの仕事を選んだという入居相談グループの松原さん。納得できる老人ホーム探しのために大切な「介護のほんね」の上手な使い方について教えてもらいました。...
薬局で相次ぐ「高齢者向け住宅」の開設 中小やチェーンが参入
薬局を経営する会社の間で、「高齢者向け住宅」を開設する動きが広がっている。数十部屋ある建物に高齢者らが入居しているもので、薬局1店舗を経営する会社からチェーンまで、幅広く参入している。薬局の会社にと......
零売含む医薬品の販売は「調剤とは別行為」 政府答弁書
政府は27日、処方箋医薬品以外の医療用医薬品の販売(零売)が薬剤師法上の「調剤」に当たるのか確認を求めた早稲田夕季衆院議員(立憲民主)の質問主意書に対し、医薬品の「販売」については「『調剤』とは別の......
23年度調整費第1回配分、バイオバンク利活用に21.3億円 健康・医療戦略推進本部
政府の健康・医療戦略推進本部は26日、日本医療研究開発機構(AMED)を対象とした2023年度医療分野の研究開発関連調整費175億円のうち、第1回配分予定額116億5000万円の実行計画を決めた。 ......
マイナ問題で支持率下落 木原氏「国民に不満不安」
木原誠二官房副長官は27日配信のポッドキャスト番組で、報道各社の世論調査で内閣支持率が下落したことに関し「国民に不満や不安がある。重く受け止める」と述べた。最大の要因はマイナンバーカードを巡るトラブ......
NTT、聴覚AIが音の振幅変化に対して人間に似た反応を示すことを発見(ニュース)
NTTは、自然な音を認識する聴覚AI(人工知能)の人工ニューラルネットワーク(NN)が、音の振幅変化に対して人間のような反応を示すことを発見したと発表した。人間の聴覚システムに近いデバイスの開発や医療・福祉分野への応用が期待できるという。詳細は米国科学誌「Journal of Neuroscience」に掲載された。 NTTの研究チームは、人間の音認識において重要な手がかりの1つである「振幅変調......
医政局審議官に宮本氏、参事官に高宮氏 厚労省人事
厚生労働省は27日、審議官級以下の7月4日付人事を内示した。2025年度に始まる「かかりつけ医機能報告制度」などに対応する医政局では、審議官(医政、口腔健康管理、精神保健医療、災害対策担当)に宮本直......
22年度、件数・金額ともにコロナ前上回る 支払基金
社会保険診療報酬支払基金は27日の会見で、2022年度(22年4月診療分~23年3月診療分)の診療報酬等確定状況を発表した。確定件数は、新型コロナ関連の給付が大幅に増えた影響で、21年度比11.3%......
重点医療機関のリーフレット、「国民に誤解を与える」 日病が問題視
日本病院会の相澤孝夫会長は27日の会見で、今年度から運用が始まる「紹介受診重点医療機関(重点医療機関)」について、厚生労働省が作成したリーフレットの内容に懸念を示した。患者のフリーアクセスは担保され......