[医療提供体制] 病院の入院患者減に危機感表明 日病・相澤会長
日本病院会の相澤孝夫会長は25日の定例記者会見で、病院に入院する患者がコロナ禍の前に比べて減少しているとの認識を示し、危機感を表明した。特に予定入院の減少が目立つという声があるといい、日病では、どのような症例で入院が減っているのか、患者の流れが地域でどう変わったかなどを調査する方針。 相澤氏は会見で「入院患者が減り始めるのは2030年以降だといわれていたが、23年に既に始まっているのなら、病院の経営や地域の医療提供体制を含めてどう考えるのか、しっかり議論しなくてはならない」などと述べた。 相・・・...