
「 2023年08月 」一覧


動物臓器の移植指針作成へ 国内実施見据え研究班、25年度目標
動物の臓器を人に移植する「異種移植」の国内実施を見据え、国の医療研究を支援する日本医療研究開発機構(AMED)の研究班が、遺伝子改変した動物の臓器を移植する際の安全性を確保するため、指針案作成に乗り......

26歳医師自殺で労災認定 長時間労働で精神障害か
神戸市東灘区の病院「甲南医療センター」で勤務していた26歳の男性医師が昨年5月に自殺し、西宮労働基準監督署(兵庫県西宮市)が労災認定していたことが17日、病院への取材で分かった。病院が設置した外部の......


【感染症ニュース】咽頭結膜熱が増加傾向に 多様な症状を引き起こす 原因のアデノウイルスに注意(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の第31週(7/31-8/6)速報データによると、咽頭結膜熱の全国の定点あたりの報告数は0.64。前週から約0.1ポイント増加しました。今年は23週(6/5-11)に0.69というピ

地域医療、「多様な課題」への対応が必要 日医・笹本常任理事
日本医師会の常任理事に新たに就いた笹本洋一氏は本紙の取材で、副担当となる地域医療の課題について「地域ごと、あるいは同じ都道府県内でも、県庁所在地と他の地域によってさまざまな課題がある」と述べた。それ......

医師会主導で救急再編、構想実現の手法にも 新潟県医・堂前会長
新潟県医師会は5月、新潟市の2次救急機能拠点の運営主体となる病院について、コンペティション形式で選ぶという新たな試みに取り組んだ。関係者間の話し合いでは結論が出なかった救急医療体制の再編議論を、県医......

社福の積立金、財務省の説明は「誤解与える」 老施協が反論
介護事業を運営する社会福祉法人の現預金・積立金等は増えているが、職員の給与に還元されていない可能性がある、との財務省の指摘を受け、全国老人福祉施設協議会が見解をまとめた。財務省の説明は「国民に誤解を......


介護報酬改定の調査、締め切り後も提出可能 厚労省、協力呼びかけ
厚生労働省老健局は15日付の事務連絡で、介護報酬改定の影響を探る今年度調査について、すでに締め切りが来ている調査でも提出可能だとして、調査票が届いている施設・事業所に対し、改めて協力を呼びかけた。調......

7月の大雨被害、医療機関復旧へ「支援」 厚労省・宮本審議官
厚生労働省で災害対策や医政を担当する宮本直樹大臣官房審議官は17日、7月の大雨で被害を受けた福岡県の医療機関について、「県と連携しつつ、医療機関のニーズを丁寧に伺いながら、復旧に向け必要な支援を行っ......

台風7号被害で「相談窓口」 福祉医療機構
福祉医療機構は、台風7号で被害を受けた地域の顧客向けに、相談窓口を設置したと発表した。福祉貸付事業・医療貸付事業の災害復旧資金の融資は大阪支店、返済は東京本部が相談に応じる。 ▽退職手当共済事業▽年......

クスリのアオキ、会社側提案を可決 創業家社長ら再任、ファンドに勝利
北陸地方を中心に23府県でドラッグストアを展開するクスリのアオキホールディングス(HD)は17日、金沢市内で定時株主総会を開いた。創業家の青木宏憲社長や青木孝憲副社長の再任案など会社側の提案は全て可......

新薬と長期品、予算配分見直しに意欲 端本主計官
今夏の人事異動で財務省主計局の主計官(厚生労働係社会保障総括担当)に就任した端本秀夫氏はじほうの取材に応じ、「骨太方針2023」で示した創薬力強化と長期収載品依存体質からの脱却に向けて、「予算配分を......


【訃報】酒井 國男氏(元大阪府医会長、元日医理事)
酒井 國男氏(さかい・くにお=元大阪府医師会長)12日に死去。80歳。通夜、告別式は家族葬で執り行われた。大阪府医の理事などを経て、2004年4月~10年3月の6年間、大阪府医会長を務めた。08年4......



米高裁、中絶薬制限の判断 最高裁判決までは使用可能
米南部ルイジアナ州の連邦高裁は16日、米国で広く使われている経口妊娠中絶薬「ミフェプリストン」の使用を一部制限する判断を示した。米メディアが伝えた。郵送での処方を禁止し、使える期間を従来の妊娠10週......

中国、タイでサル痘増加 台湾、注意呼びかけ
台湾の疾病管制署(CDC)は15日、中国とタイでのサル痘(エムポックス)感染者急増を受け、両国へ旅行する際には、予防措置をとるよう勧告した。 CDCによると、アジア太平洋諸国では最近、サル痘の状況が......
