
「 2023年08月 」一覧


[経営] 毎月勤労統計調査 23年6月分結果速報 厚労省
厚生労働省はこのほど、2023年6月分の「毎月勤労統計調査(速報)」を公表した。医療・福祉業の詳細は以下の通り。●月間現金給与額<doc10627page6>▽総額/40万3,094円(前年同月比0.5%増)▽定期給与/25万9,927円(0.8%増)▽特別給与/14万3,167円(0.2%増)●月間実労働時間<doc10627page7>▽総実労働時間/135.5時間(0.6%増)▽所定内労働時間/130.6時間(0.5%増)▽所定外労働時間/4.9時間(2.1%増)●労...

[改定情報] 障害福祉事業所の職員、応募少なく充足率は6割弱 支援団体調べ
厚生労働省の障害福祉サービス等報酬改定検討チームが9日に行った関係団体へのヒアリングでは、事業所の職員が不足している現状が示された。障害者支援団体が、職員の充足率が「正規職員」で約5割、「非正規職員」で約6割、全体では6割弱にとどまったとする調査結果を説明した<doc10580page7>。その上で、他産業と比べて低い賃金水準が背景にあるとして、基本報酬の抜本的な引き上げを求めた<doc10580page3>。 障害のある人の就労支援や居住支援などを行う「きょうされん」の代...

[人口] 人口動態統計月報 23年3月分 厚労省
厚生労働省は8日、2023年3月分の「人口動態統計月報(概数)」を公表した。詳細は以下の通り。●人口動態<doc10620page5>▽出生数/5万8,841人(前年同月比6.2%減・3,873人減)▽死亡数/13万2,596人(4.1%減・5,603人減)▽自然増減数/7万3,755人の減少(1,730人増)●死因別死亡数の上位3位<doc10620page12>▽悪性新生物(がんや肉腫などの悪性腫瘍)/3万1,824人▽心疾患(高血圧性を除く)/2万431人▽老衰/1万...

[医療改革] 将来的にマイナカードを診察券と一体化 政府・最終取りまとめ
河野太郎デジタル担当相など関係閣僚による「マイナンバーカードと健康保険証の一体化に関する検討会」は8日、2024年秋の健康保険証の廃止に向けた課題や、それへの対応策などを盛り込んだ最終取りまとめを行った<doc10605page1>。将来的にマイナカードを診察券と一体化するほか、マイナカードの機能を搭載したスマートフォンによるオンライン資格確認の運用開始を目指すとしている<doc10605page10><doc10605page11>。 また、現行の保険証の廃止...

[改定情報] 重症心身障害児 18歳以降の「生活介護」拡充を
厚生労働省の障害福祉サービス等報酬改定検討チームの会合が9日に開かれ、関係団体へのヒアリングが行われた。重症心身障害児を支援する団体は、「放課後等デイサービス」を利用する重症者が18歳以降で「生活介護」に切り替わると医療体制が手薄となる上、事業所側は加算対象が減ることでサービス提供の継続が困難になるとして見直しを求めた。また需要が高まる一方で不足している「医療型短期入所」についても、設置基準を緩和するよう提案した。 検討チームのヒアリングで、全国重症児者デイサービス・ネットワークの代表・・・...

[家計調査] 家計調査報告 23年6月分 総務省
総務省は8日、2023年6月分の「家計調査報告」を公表した。詳細は以下の通り。●1世帯当たりの消費支出<doc10609page1>▽全体/27万5,545円(前年同月比:名目0.5%減、実質4.2%減)、4カ月連続の実質減少▽保健医療関連/1万4,408円(名目6.3%減、実質8.5%減)、2カ月連続の実質減少●勤労者世帯の1世帯当たりの実収入:89万8,984円(名目1.9%減、実質5.6%減)、9カ月連続の実質減少<doc10609page3>・・・...

[医療改革] マイナ保険証のひも付け誤り新たに1,069件 総点検中間報告
別人の医療情報をひも付けるなど「マイナ保険証」を巡るトラブルが相次いでいる問題で、政府のマイナンバー情報総点検本部は8日、これまでの総点検の中間報告をまとめ、健康保険証のひも付けの誤りが新たに1,069件見つかったことを明らかにした<doc10562page4>。うち5件では薬剤情報などを閲覧され、現在、医療保険者が事実関係の最終確認を行っている<doc10562page4>。 医療情報のひも付けの誤りは、マイナ保険証の運用が始まった2021年10月から23年5月22日まで...

[医療提供体制] 「第六次薬物乱用防止五か年戦略」を策定 厚労省公表
厚生労働省は8日、関係閣僚で構成する薬物乱用対策推進会議が「第六次薬物乱用防止五か年戦略」を策定したと発表した<doc10591page1>。目標の1つに「薬物乱用者に対する適切な治療と効果的な社会復帰支援による再乱用防止」を掲げている<doc10590page6>。 同戦略によると、薬物乱用者の中には、犯罪者であると同時に薬物依存症の患者も含まれるため、政府は、薬物依存症からの回復に向けて、地域社会の保健医療機関などにつなげるための支援や、薬物依存の問題を抱える人が地域で...

[救急医療] 23年7月31日-8月6日の熱中症による救急搬送は1万810人
消防庁が8日に公表した7月31日-8月6日の「熱中症による救急搬送人員数(速報値)」によると、熱中症による救急搬送人員数は1万810人<doc10592page1>。5月1日からの累計は5万5,784人となり、前年同時期(5万2,496人)と比べ3,288人増加した<doc10592page3>。 年齢区分別の搬送人員と構成比は、乳幼児(生後28日以上7歳未満)62人(0.6%)、少年(7歳以上18歳未満)1,059人(9.8%)、成人(18歳以上65歳未満)3,495人(...


お盆休み「コロナの感染予防を」 加藤厚労相
加藤勝信厚生労働相は8日の閣議後会見で、お盆休みで旅行や帰省の機会が増えることを踏まえ、新型コロナウイルスの感染予防や体調管理を十分行うように求めた。 コロナの感染拡大で医療が逼迫する事態に陥らない......

資格確認書、全対象者交付で「保険者の事務負担減る」 厚労相
加藤勝信厚生労働相は8日の閣議後会見で、マイナ保険証を取得していない全ての人を対象に、本人の申請によらず資格確認書を交付することで、「現行の保険証に比べて発行コストや保険者の事務負担は減少する」との......


【感染症アラート・本格的な流行】ヘルパンギーナ、咽頭結膜熱など4つ(感染症・予防接種ナビ)
感染症・予防接種ナビでは、過去5年間の全国47都道府県の定点あたり報告数(厚生労働省・国立感染症研究所IDWR週報)の値の95%に相当するパーセンタイル点を超える値を本格的な流行として、感染症アラー...

小児抗がん剤16品目、超法規的に承認を 薬事検討会で国がん・小川氏が訴え
厚生労働省が7日に開いた「創薬力の強化・安定供給の確保等のための薬事規制のあり方に関する検討会」で、国内未承認の小児がん治療薬16品目を超法規的に承認するよう求める声が上がった。小川千登世構成員(国......

「マンジャロ」限定出荷、全6規格に拡大 リリー/田辺
日本イーライリリーが製造販売元、田辺三菱製薬が販売元のGIP/GLP-1受容体作動薬「マンジャロ皮下注」(一般名=チルゼパチド)の全6規格のうち、開始用量と維持用量の2規格が7日から限定出荷の対象に......

国内初の脂質異常症治療siRNA製剤を審議 21日の第一部会
厚生労働省が21日に開く薬事・食品衛生審議会医薬品第一部会では、ノバルティス ファーマが申請していた国内初の脂質異常症に対するsiRNA製剤「レクビオ皮下注300mgシリンジ」(一般名=インクリシラ......

子育て支援、格差解消を 知事会、こども庁に提言
全国知事会長の平井伸治鳥取県知事は7日、こども家庭庁で自見英子内閣府政務官と会談し、少子化対策の強化を求める提言書を手渡した。全国どこでも安心して子育てができるよう、子ども医療費助成の水準を全国一律......

近ツー元支店長ら追送検 1億7000万円詐取疑い
近畿日本ツーリストによる新型コロナウイルス関連事業の過大請求問題で、大阪府警と静岡県警などは7日までに、府や同府羽曳野市から計約1億7000万円を詐取したとして、詐欺容疑で同社の西日本支社関西法人M......

省庁横断で単身高齢者支援 首相、豊島区の施策視察
岸田文雄首相は7日、東京都豊島区役所を訪れ、身寄りのない高齢者支援の実施状況を視察、社会福祉協議会関係者らと意見交換した。終了後、記者団に「十分な資力がない高齢者への相談体制の整備など、省庁横断的な......