「 2023年09月 」一覧
糖尿病の新呼称案、第1候補は「ダイアベティス」 今後1~2年かけて議論
日本糖尿病協会と日本糖尿病学会は22日、合同セミナーを開催し、糖尿病の新たな呼称案について、「ダイアベティス」を第1候補とし、今後1~2年ほどかけて行政や関係団体などステークホルダーと議論を進める考......
予算倍増方針を評価65% 少子化対策、全自治体調査
共同通信が全国の都道府県知事と市区町村長に行った少子化対策のアンケートで、65%が子ども関連予算の倍増など政府方針を評価すると回答したことが24日、分かった。望ましい財源を2つまで聞くと、公務員給与......
[医薬品] 国内初のRSウイルスワクチン承認 厚労省
厚生労働省は25日、グラクソ・スミスクラインが開発したRSウイルスワクチン「アレックスビー筋注用」の製造販売を承認した。接種対象は60歳以上の成人で、このワクチンでの国内での承認は初めて。 アレックスビーの効能・効果は、RSウイルスによる感染症の予防。通常は、抗原製剤を専用の溶解用液全量で溶かし、60歳以上の人に1回(0.5ミリリットル)を筋肉内に接種する。医師が必要と認めれば、ほかのワクチンと同時に接種できる。※この記事に資料はありません。・・・...
[感染症] 咽頭結膜熱の報告数が第33週以降、増加続く 感染症週報
国立感染症研究所は25日、「感染症週報 第36週(9月4日-9月10日)」を発表した。定点把握対象の5類感染症の報告数(定点当たり)は以下の通り<doc11203page6><doc11203page27>。▽インフルエンザ/4.48(前週2.56)/3週連続で増加し、過去5年間の同時期と比較してかなり多い▽新型コロナウイルス感染症/20.19(20.50)/前週から減少▽RSウイルス感染症/0.52(0.67)/前週から減少▽咽頭結膜熱/1.26(0.97)/第33週以降...
[医療提供体制] 産業医研修の単位シール、フリマで販売発覚 日医認定制度
日本医師会は25日、日医認定産業医制度研修会の「単位シール」がフリーマーケットサイトで販売されていることが発覚したと明らかにした。フリマサイトの運営者に出品の削除を申請し、今後出品されないよう申し入れたという。日医によると、9月上旬にインターネット上で、単位シールの出品を偶然発見。それを受け、厚生労働省に報告し、警察にも相談したとしている<doc11167page1>。 25日現在、出品者は特定できていないという。日医ではフリマサイトで購入した単位シールを使い、産業医の認定を申請したケ...
[医薬品] アルツハイマー新薬「レカネマブ」正式承認 厚労省
厚生労働省は25日、エーザイなどが開発したアルツハイマー病(AD)治療薬「レカネマブ」の製造販売を正式に承認した。 レカネマブは、エーザイと米バイオジェンが共同で開発した。ADによる軽度認知障害や軽度の認知症の進行抑制に効能・効果がある。※リンク先をご参照ください。岸田総理・経済対策についての会見・・・...
診療所のコロナ対応、「次期改定へのアピールに」 日医・松本会長
日本医師会の松本吉郎会長は24日の講演で、10月以降の新型コロナへの診療所の対応について、「2024年度診療報酬改定に向けた大事なアピールになる」と述べ、積極的な姿勢を呼びかけた。 中国四国医師会連......
テルモが2024年度中にSBOM導入へ、医療機器のソフトウエア情報把握を効率化(ニュース)
テルモは2024年度中に通信機器を持つ医療機器に対し、SBOM(Software Bill of Materials、エスボム)を導入する。医療機器に使うソフトウエア情報を把握しやすくし、特定のプログラムに対する脆弱性を発見した場合、早期に修正する。初期の導入コストは約2000万円を見込む。 対象となる医療機器は点滴に使う輸液ポンプやインスリンポンプのうち、通信機能を持つ高性能品となる。SBOM......
コロナ不正申請280億円、11都府県・無料検査巡り 「制度の不備」指摘も
新型コロナウイルスの無料検査事業を巡り、事業者による補助金の不正な申請が、東京や大阪など8都府県で計約280億円に上ることが24日、共同通信の8月末までを対象にした取材で分かった。これとは別に埼玉、......
宿直勤務、過少算定は不当 大学病院医師、労災訴え
東京都内の大学病院に勤め、2018年にくも膜下出血を発症した50代男性医師の代理人弁護士が22日、東京都内で記者会見し、宿直中に仮眠できたなどと勤務時間を過少算定し、労災と認めなかった三田労働基準監......