「 2023年09月 」一覧
「GLP-1」限定出荷続発、適応外使用が追い打ち 糖尿病学会・綿田氏、「本来治療への影響踏まえ中止を」
GLP-1受容体作動薬の「オゼンピック」「トルリシティ」や、GIP/GLP-1受容体作動薬「マンジャロ」が限定出荷となっている問題について、日本糖尿病学会の綿田裕孝常務理事がじほうの取材に応じた。限......
副作用マニュアル、重症高血圧など3件を了承 厚労省検討会
厚生労働省の重篤副作用総合対策検討会は20日、新規作成の「重症高血圧」を含め、3件の重篤副作用疾患別対応マニュアルを了承した。今年度中に公表する予定。 新規は重症高血圧のみで、日本循環器学会が作成し......
東和薬品、9品目が通常出荷に ドキサゾシン錠0.5mg・4mgなど
東和薬品は21日、供給を停止していたドキサゾシン錠0.5mg「トーワ」、同錠4mg「トーワ」の2品目について、同日付で通常出荷に移行すると医療関係者向けサイトで周知した。同錠は辰巳化学に製造委託して......
「誠に遺憾、深くおわび」 がん研究センター東病院
国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)の元肝胆膵内科医長が収賄容疑で逮捕されたことを受け、同センターは21日、中釜斉理事長名で「誠に遺憾で深くおわびする。捜査に全面協力し、再発防止に努める」とのコ......
認知症、「社会モデル的研究」の推進を 当事者団体の藤田氏
日本認知症本人ワーキンググループ(JDWG)の藤田和子代表理事はじほうの取材で、今年の通常国会で成立した認知症基本法について、社会モデル的な視点に立った研究を推進する方針が盛り込まれたとして評価した......
かかりつけの議論、委員会を設置へ 検討会2つを総括
厚生労働省は、今後のかかりつけ医機能の検討に向け、一体的に議論を進めるために委員会を設置する方向で検討している。その下に、▽医療機能情報提供制度の刷新(2024年4月施行)▽かかりつけ医機能報告制度......
老健・医療院、入所後に「尿路感染症」「肺炎」 厚労省調査
厚生労働省は21日に開いた委員会で、2021年度介護報酬改定の影響を探るため、今年度実施している調査研究事業の速報値を報告した。介護老人保健施設と介護医療院のサービス提供に関する調査では、いずれの施......
小児・AYAがんの遺伝子パネル検査、研究計画書を「事前審議」
厚生労働省の患者申出療養評価会議(座長=福井次矢・東京医科大茨城医療センター病院長)は21日、「小児・AYAがんに対する遺伝子パネル検査結果等に基づく複数の分子標的治療」について、患者申出療養の今後......
武見厚労相は「歯科の大切さを理解」 日歯・高橋会長
日本歯科医師会の高橋英登会長は21日の会見で、内閣改造で厚生労働相に就いた武見敬三氏について、「歯科医療の大切さも十分ご理解いただいているし、理解力・発信力のある方。グローバルの視点を持っていること......
秋冬のコロナワクチンで啓発動画 日医、医療機関に提供も
日本医師会は、20日に始まった秋冬の新型コロナワクチン接種について、一般向けの啓発動画を公式YouTubeチャンネルに公開した。医療機関の待合室などでの活用を想定し、希望する医療機関には、動画データ......
首相、補正予算「国会に提出」 経済対策、来週前半に指示
岸田文雄首相は20日午後(日本時間21日午前)、米ニューヨークで内外記者会見を行った。新たな経済対策の財源の裏付けとなる2023年度補正予算案を編成する方針を明言し、「適切な時期に国会に提出する」と......
元職員逮捕で「深くおわび」 国がん
国立がん研究センターは21日、元職員が収賄容疑で逮捕されたことを受け、「誠に遺憾であり、深くおわび申し上げる」と謝罪のコメントを発表した。 一般紙の報道によると、東病院の元肝胆膵内科医長が2021年......
電話で認知機能を5段階で判別、NTTコムが有償トライアルを開始(ニュース)
NTTコミュニケーションズは2023年9月21日に会見を開き、電話で認知機能の低下状態を確認できるサービスの有償トライアルを同日始めると発表した。AI(人工知能)を活用し、6分程度の会話音声を基に認知機能を5段階で判別する。医療行為ではないとする。認知症を発症する前の段階を早期に判別し、認知症発症のリスクを低減する狙いだ。 トライアルを始めたサービスの名称は「脳の健康チェックplus」。日本テク......