「 2023年09月 」一覧
出産の保険適用、「助成金・補助金も検討を」 日医・松本会長
東北医師会連合会は17日、少子化に対する医師会活動をテーマとしたシンポジウムを開き、各県医師会の取り組み状況などを共有した。出席した日本医師会の松本吉郎会長は、産科医療機関を守る立場から、出産費用の......
リハビリにAI支援が有効 脳卒中後の手の機能回復
脳卒中の後遺症として、半身にまひが残る場合があり、腕や手指が使えなくなると、日常生活や仕事に大きく支障が出るため、少しでも機能を回復するためにリハビリテーションの在り方が研究されてきた。順天堂大は、......
財源確保へ国民理解得たい 少子化対策、加藤こども相
加藤鮎子こども政策担当相は19日の記者会見で、少子化対策の財源に関し「全体として(国民の)追加負担とならないよう目指すとされており、国民の理解が得られるよう関係省庁と連携し、年末に向け検討を進める」......
[労働災害] 労働災害による死亡者数は前年比29人減の428人 厚労省
厚生労働省は19日、2023年9月の「労働災害発生状況(速報値)」を公表した。23年1月1日-8月31日までに発生した労働災害の詳細は以下の通り<doc11232page1><doc11232page2>。【死亡災害】●死亡者数:428人(前年同期比29人減・6.3%減)●事故の型別発生状況▽墜落・転落/108人▽交通事故(道路)/86人▽はさまれ・巻き込まれ/78人【死傷災害(休業4日以上)】●死傷者数:7万6,131人(1,755人増・2.4%増)●事故の型別発生状況▽...
[医療改革] 後発薬の新規収載、安定供給責任者の指定義務付け 厚労省
厚生労働省は19日、後発医薬品の「少量多品目生産」という業界の構造的な問題を解消するための対策の「たたき台」を有識者検討会に示した。安定供給に貢献しない企業の参入を抑制するため、後発薬の新規収載を行う企業に安定供給に係る責任者の指定を求めるとともに、供給実績を継続的に報告させる仕組みを検討するといった内容<doc11075page17>。10月11日に予定している次の会合での中間取りまとめを目指す。 たたき台では、「少量多品目構造の解消」と「企業情報の可視化」に向けた考え方をそれぞれ示...
[感染症] 新型コロナワクチン、無料での秋接種開始 厚労省
新型コロナウイルスワクチンの無料での秋の接種が20日、始まった。生後6カ月以上で初回接種を終えた全ての人が対象で、オミクロン株派生型の「XBB.1.5」に対応した1価ワクチンが主に使用される。今年の秋の接種では、1人1回に限って受けることができる。実施期間は2024年3月31日まで。 秋の接種に先立ち厚生労働省は19日、ファイザーとモデルナ・ジャパンの従来株とオミクロン株対応2価ワクチンの供用を終了した<doc11127page1><doc11128page1><do...
[診療報酬] 病床確保料など10月以降のコロナ対応に懸念 全自病会長
新型コロナウイルスに対応する医療機関に支払う病床確保料や診療報酬のコロナ特例を10月以降、縮小させる方針を政府が決めたことを受け、全国自治体病院協議会の小熊豊会長は19日の定例記者会見で「感染拡大時に本当にやっていけるのか」と懸念を表明した。 小熊氏はまた、確保病床の対象として国が示した考え方のうち「特別な配慮が必要な患者」の判断に、都道府県によって差が生じることを危惧する声があることも明らかにした。 新型コロナが5類感染症になったのを受けて政府は、感染者の受け入れ病床を確保した医療機関・・・...
医師会活動、若手への理解促進を 日医・黒瀨氏らが議論
日本医師会の黒瀨巌常任理事は16日、盛岡市で開かれた東北各県医師会広報担当理事連絡協議会で、医師会の組織力を強化するため、医学部生や子育て世代の医師に訴える方策などについて、出席者と議論を交わした。......