「 2023年09月 」一覧

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[医療提供体制] 地域医療情報連携NWに影響「あり」8.8% 日医総研

 ICTを利用して運用されている全国217カ所の地域医療情報連携ネットワーク(NW)のうち19カ所(8.8%)が、「全国医療情報プラットフォーム」を創設する国の方針によって、参加施設の退会や補助金の縮小・打ち切りなどの実際に影響を受けているとする調査結果を日本医師会総合政策研究機構がまとめた<doc11166page96>。 全国医療情報プラットフォームの創設によって電子処方箋の機能が全国に拡大することなどへの期待感から、地域のネットワークへの参加不要論が特に調剤薬局に広がっているとする...

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[介護保険] 保険給付費の総額は8,828億円 介護保険事業状況報告・厚労省

 厚生労働省は13日、2023年6月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り<doc11156page1>。●保険給付費▽保険給付費総額/8,828億円▽居宅(介護予防)サービス分/4,267億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,438億円▽施設サービス分/2,650億円●第1号被保険者数:3,587万人●要介護(要支援)認定者数:701.1万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約19.2%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス...

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[医薬品] 国際共同治験、日本人の第1相試験追加実施は不要

 厚生労働省は、13日に開催された「創薬力の強化・安定供給の確保等のための薬事規制のあり方に関する検討会」で、国際共同治験開始前の第1相試験の実施に関する対応の方向性や新たな通知に記載する事項の基本的な考え方を示し、了承された。今度出す新しい通知に「原則として、日本人での第1相試験を追加実施する必要ない」といった考え方が盛り込まれる見通し<doc10990page3><doc10990page4><doc10991page3>。 厚労省は2007年の通知で、国際共...

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[先進医療] 先進医療および患者申出療養の技術各1件を承認 中医協

 中央社会保険医療協議会・総会は13日、先進医療会議および患者申出療養評価会議でともに「適」と判断された、先進医療B、患者申出療養の技術各1件を承認した。詳細は以下の通り<doc11006page1>。【第122回先進医療会議における先進医療Bの科学的評価結果】▽技術名:生体肝移植術▽適応症等:切除不能大腸癌肝転移▽申請医療機関:京都大学医学部附属病院▽総評:適【第41回患者申出療養評価会議における患者申出療養の科学的評価結果】▽技術名:筋萎縮性側索硬化症に対するEPI-589の再投与の...

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[医療改革] 医療DX、一体的なシステム対応に支援要請 意見交換会で日薬

 医療DXを推進するための厚生労働省と薬剤師・薬局関係団体との意見交換会が13日開かれ、日本薬剤師会の山本信夫会長は医療DXでの一体的なシステムへの対応に関する補助金などのさらなる支援を要望した。また、「マイナ保険証」について現場で混乱やトラブルが起きないよう、信頼の回復に向けた対応も求めた<doc11017page1>。 今回の意見交換会には、関係団体から山本氏と日本保険薬局協会の藤井江美副会長、日本チェーンドラッグストア協会の池野隆光会長、参考人として日本調剤の三津原庸介社長が出席し...

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[診療報酬] コロナ特例大半を縮小・継続へ 厚労省案、点数は示さず

 中央社会保険医療協議会・総会が13日開かれ、厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症に対応した医療機関に支払われる診療報酬の特例の見直しを提案した。中等症の入院患者を受け入れた場合に1日1,900点を算定できる特例の加算など大半を引き下げて継続する内容<doc11011page31>。見直し後の点数はこの日示さなかった。 10月からの切り替えを想定している。厚労省の担当者は総会終了後の記者説明で「(点数を)早々に決定して(現場に)周知する必要性がある」と述べた。 厚労省案によると、外来で...

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[人事] 武見敬三氏が厚労相に就任 第2次岸田再改造内閣

 第2次岸田再改造内閣の厚生労働相に13日、自民党の武見敬三参院議員が就任した<doc11027page1>。第1次安倍内閣では厚労副大臣を務めていた。 武見氏は、ニュースキャスターや大学教授などを経て、1995年の参院選で初当選した。これまで厚労副大臣や自民党の参議院政策審議会長などを歴任。現在は自民党の参院議員副会長などを務めている。父は、元日本医師会会長の武見太郎氏。・・・...

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[人事] 武見氏などの入閣にコメント 日医「喜ばしい限り」

 日本医師会は13日、第2次岸田再改造内閣の発足を受けて、武見敬三、自見英子(はなこ)両参院議員が入閣したことは、日医として「喜ばしい限り」だとするコメントを出した。 武見氏は、新内閣で厚生労働相に就任した。2006年に発足した安倍内閣では厚労副大臣を務めた。日医はコメントで、エビデンスに基づく冷静沈着な分析と、ラガーマンとして培われた熱血漢としての側面を持ち合わせる「稀有の存在」だと武見氏を評価した。その上で、厚労行政で手腕を発揮することへの期待感を表明した。 一方、地方創生担当相に就任した・・・...