「 2023年10月 」一覧
医薬品の供給不足で医療現場に「ひずみ」 品川区薬・加藤氏
後発医薬品をはじめ、改善への好転が見通せない医薬品の供給不足状態。品川区薬剤師会の加藤肇会長は、こうした状況の長期化により、思うように薬を処方できない医師、代替薬の確保や患者対応などに追われる薬剤師......
MSや薬剤師に役立つ供給情報DB構築へ IBMが主導
医薬品供給不足への対応に当たるMSや薬剤師の業務負担軽減などに役立てるため、日本IBMが有志の製薬企業や医薬品卸、医療機関などと共同で、新たな医薬品供給情報データベース(医薬品データプラットフォーム......
線虫がん検査、学会が調査 年内にも精度評価
体長約1ミリの「線虫」を使って人の尿からがんの有無を調べる検査法の精度を検証するため、日本核医学会のワーキンググループなどのチームが、実態調査を始めた。学会関係者が12日、明らかにした。陽電子放射断......
がんセンター元医長再逮捕 さらに150万円収賄疑い
国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)の医療機器選定を巡る汚職事件で、医療機器メーカー「ゼオンメディカル」(東京)から他にも約150万円の賄賂を受け取ったとして、警視庁捜査2課は12日、収賄容疑で......
【感染症ニュース】咽頭結膜熱 全国定点報告数は過去10年で最多に 日頃から飛沫・接触感染対策を(感染症・予防接種ナビ)
国立感染症研究所の第39週(9/25-10/1)速報データによると、咽頭結膜熱の全国の定点あたりの報告数は1.81。前週から約0.5ポイント増加し、過去10年で最多となっています。福岡、沖縄、大阪、奈...
【中医協】看護職以外も「処遇改善」、6割以上 昨年創設の評価料
12日の中医協「入院・外来医療等の調査・評価分科会」(分科会長=尾形裕也・九州大名誉教授)で、厚生労働省は、昨年設けた「看護職員処遇改善評価料(評価料)」の実績を報告した。厚生局への実績報告は9月末......
【中医協】入院・外来分科会、最終取りまとめを大筋了承
12日の「入院・外来医療等の調査・評価分科会」で、厚生労働省は、これまでの議論の最終取りまとめ案を示し、大筋で了承を得た。文言修正は、尾形裕也分科会長に一任とした。近く、診療報酬基本問題小委員会に報......
勤務環境評価センター、受審申し込みは「471件」
厚生労働省は12日に開いた「医師の働き方改革の推進に関する検討会」で、医療機関勤務環境評価センターへの受審申し込みが、9日時点で471件だったと報告した。構成員からは、C-2水準での労働を望む医師が......
時間外1920時間超の勤務医、昨年は「3.6%」 3年で5ポイント減
厚生労働省は12日の「医師の働き方改革の推進に関する検討会」(座長=遠藤久夫・学習院大経済学部教授)で、「医師の勤務時間環境把握に関する研究」の調査結果を示した。時間外・休日労働時間が年1920時間......
ケアマネの処遇改善、改定で実現を 都、人材不足を懸念
東京都は10日、ケアマネジャーの安定的な確保が必要な状況だとして、2024年度介護報酬改定で処遇改善を図るよう、厚生労働省に緊急提言した。 ケアマネについては、受験要件の見直しなどで資質・専門性の向......
調査報告書に多数の誤記載 がん研究センター汚職、警視庁
国立がん研究センター東病院の医療機器使用を巡る汚職事件で、元同院肝胆膵内科医長、橋本裕輔容疑者(47)が贈賄側から作成を請け負った「市販後調査」の報告書について、実際の症例や施術内容とは異なる記載が......
自見担当相が資産訂正
自民党の自見英子地方創生担当相(参院比例代表)は12日、2022年資産等報告書の訂正を参院事務局に届け出た。自動車について「該当なし」としていたが、「普通自動車1台」に改めた。同氏の事務所は「記載漏......