医師会の勤務医部会、委員構成「見直し」を 日医委員会が提言へ
日本医師会勤務医委員会の渡辺憲委員長(鳥取県医師会長)は7日、都道府県・郡市区医師会の勤務医部会・委員会などについて、委員構成の見直しを提言する考えを示した。委員の多様性を高め、組織の活性化を図りた......
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日本医師会勤務医委員会の渡辺憲委員長(鳥取県医師会長)は7日、都道府県・郡市区医師会の勤務医部会・委員会などについて、委員構成の見直しを提言する考えを示した。委員の多様性を高め、組織の活性化を図りた......
全国老人保健施設協会など介護関連12団体は6日、物価・賃金高騰対策と介護従事者の処遇改善策を今年度の補正予算に盛り込むよう求める緊急要望書を、自民党の麻生太郎副総裁に提出した。介護職員の離職が2年連......
人工知能(AI)を利用した画像診断でがんなどの病変を見つける技術が進化している。理化学研究所(埼玉県和光市)と国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)は共同で、見極めが難しいとされる早期胃がんの範囲......
近年、炭水化物や脂質の摂取制限が体重減少や血糖値の改善を促し健康的だともてはやされているが、極端な摂取制限は死亡リスクを高めるとの研究結果を、名古屋大の田村高志講師(予防医学)らのチームが米専門誌に......
加藤勝信前厚生労働相は8日の講演で、医療DXについて「必ず進めなければならないとの思いで取り組んでいる」と強調した。「世界に冠たる日本の医療水準が、DXの遅れによって、低くなってしまうことにつながり......
日本医師会の松本吉郎会長は7日、凶暴犯から医療従事者を守るため、「事件が発生していない場合でも、早めに警察に相談することが望ましい」と述べた。日頃から、地元の警察と緊密な連携を図る必要性を訴えた。青......
厚生労働省は10日、2023年7月の「介護保険事業状況報告の概要(暫定版)」を公表した。詳細は以下の通り<doc11581page1>。●保険給付費▽保険給付費総額/9,190億円▽居宅(介護予防)サービス分/4,434億円▽地域密着型(介護予防)サービス分/1,489億円▽施設サービス分/2,745億円●第1号被保険者数:3,588万人●要介護(要支援)認定者数:703.1万人(第1号被保険者に占める65歳以上認定者数の割合:約19.2%)●サービス受給者数▽居宅(介護予防)サービス...
医療機関へのサイバー攻撃で電子カルテの閲覧・利用ができなくなる事案が発生していることを踏まえ、厚生労働省は、医療機関で早急に取り組む必要のあるセキュリティ対策をまとめた。同省は医療関連団体などに事務連絡(10日付)を出し、医療機関に周知するよう求めている<doc11572page1>。 「10月31日に起きた過去のサイバーインシデント」として徳島県つるぎ町立半田病院、大阪急性期・総合医療センターの2021年の事案を取りあげ、同様または類似のサイバーインシデントを未然に防ぐことが狙い&l...
日本医師会など医療や介護の42団体が参加する「国民医療推進協議会」は10日、長引く物価高騰には一時的ではなく恒常的な対応が必要だとして、2024年度に行われる診療報酬と介護報酬、障害福祉サービス等報酬の同時改定などで適切な財源を確保するよう求める決議を採択した<doc11467page1>。 決議では、医療や介護の支え手が減少する中、人材の確保が不可欠で、持続的な賃上げを政府から呼び掛けられていることも指摘した。その上で、公定価格で運営される医療機関や薬局、介護施設が物価高騰や賃上げと...
武見敬三厚生労働相は10日、政府の経済財政諮問会議に臨時議員として出席し、2024年度に行われる診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬の同時改定について、医療や介護の連携の推進などと共に、昨今の賃上げや物価高騰を踏まえた対応も「極めて重要な課題」だと強調した。 経済財政諮問会議はこの日、新経済・財政再生計画の改革工程表の取りまとめに向けた議論を始め、武見厚労相は、社会保障制度改革の今後の対応を説明した。その中で、診療報酬・介護報酬・障害福祉サービス等報酬の同時改定が行われる24年が節目の・・・...
厚生労働省は10日、全国の病院の耐震化率が2022年9月時点で79.5%だったとする調査結果を公表した。前年同期と比べ0.8ポイント上昇したが、政府が掲げる80%の目標を下回った。ただ、同省では病院全体の耐震化率は23年度中に目標値を超える見込みだとしている<doc11429page1>。 耐震化率は、全ての建物に耐震性がある病院が全病院に占める割合。調査では、1981年以前に建てられて「耐震指標(Is値)0.6未満」と診断された建物について、震度6強程度の地震で倒壊・崩壊する恐れがあ...
東京都は10日、国に対して2024年度の介護報酬改定に関する緊急提言を行った。現下の物価高騰の影響も踏まえ、介護事業所・施設が安定的・継続的に事業運営できるよう介護報酬に適切に反映することなどを要望している<doc11431page8>。 都では、現下の物価高騰について現行の介護報酬には反映されておらず、介護事業所・施設は厳しい経営環境に置かれていると説明。その上で、各自治体では新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金の活用などで独自に支援しているが、その交付金は臨時的なものとさ...
鎮咳薬(せき止め)や去痰薬の供給不足を受け、武見敬三厚生労働相は10日の閣議後会見で、「事務方に、とにかく当面迅速に対応できるような措置がないか、あらゆる手だてを考えてほしいと指示を出した」と述べた......