「 2023年11月 」一覧
人工呼吸器、「回路接続誤り」で注意喚起 機能評価機構
日本医療機能評価機構は15日、人工呼吸器の吸気側と呼気側の回路接続を誤る事例が報告されているとして、注意喚起した。 2019年1月1日から今年9月30日までに、8件の事例が報告されている。 同機構は......
23年3月卒の就職先、半数が薬局 新卒薬剤師動向
薬学教育協議会は15日までに、2023年3月末に6年制薬学部を卒業した新卒薬剤師の就職動向調査の結果を発表した。例年と同様にほぼ半数が、ドラッグストアの調剤部門を含む「薬局」に就職。病院・診療所への......
イノベ推進での長期品負担見直しに「違和感」 日薬・山本会長
日本薬剤師会の山本信夫会長は15日の会見で、社会保障審議会・医療保険部会で議論が行われている、長期収載品と後発医薬品の差額分に患者負担を導入する案について、イノベーション推進に向けた手法として「なん......
【中医協】肥満症新薬「ウゴービ」、22日にようやく収載へ
30年ぶりの医療用肥満症治療薬として今年3月に承認されたものの、欧米での需要増を理由に薬価収載が見送られてきたノボ ノルディスク ファーマのGLP-1受容体作動薬「ウゴービ皮下注」(一般名=セマグル......
【中医協】新薬13成分を収載へ、ピーク時300億円超は3成分
中医協総会は15日、新医薬品13成分35品目(配合剤含む)の薬価収載を了承した。このうちピーク時予測販売額が300億円を超えているのは3成分で、中外製薬の抗がん剤「フェスゴ配合皮下注MA」「同IN」......
【中医協】「レケンビ」、収載・再算定など通常ルールで
中医協の薬価専門部会・費用対効果評価専門部会の合同部会は15日、エーザイのアルツハイマー病(AD)治療薬「レケンビ」(一般名=レカネマブ)について、薬価収載時の算定方法や収載後の市場拡大再算定、費用......
【感染症ニュース】11週連続増加インフルエンザ全国定点当報告数 学級閉鎖などは全国で5000以上の施設で発生 海外からの観光客の重症入院例も…(感染症・予防接種ナビ)
厚生労働省が2023年11月10日に発表した「インフルエンザの発生状況について」令和5年第44週(10/30-11/5) によると、全国のインフルエンザ定点当たり報告数は21.13。前週(43週)から
かかりつけ報告、来年夏に取りまとめへ 厚労省分科会が初会合
厚生労働省は15日、「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」(座長=永井良三・自治医科大学長)の初会合を開いた。かかりつけ医機能報告などに関する議論を、2024年夏にまとめる見通しを......
四病協「大幅なプラス改定を」 経営の窮状を訴える
四病院団体協議会は15日、賃上げや物価高騰などに対応するため、2024年度診療報酬改定で大幅な引き上げを求める声明を、日本医師会と合同で発表した。会見した病院団体幹部は、病院経営の窮状を訴え、大幅な......
日医・松本会長、「医療界は一体」と強調 首相に改定財源求める
2024年度診療報酬改定に向け、日本医師会の松本吉郎会長が、政府に対する財源確保の要請活動を積極的に展開している。15日には首相官邸を訪ね、岸田文雄首相に財源確保を求めた。首相との面会後、本紙の取材......
【中医協】高齢者救急、地ケアの人員・評価「充実を」 診療側が要望
中医協総会(会長=小塩隆士・一橋大経済研究所教授)は15日、回復期入院医療をテーマに議論した。地域包括ケア病棟で高齢者らの救急搬送患者の受け入れを進めるのであれば、さらなる人員配置や評価が必要だとの......
脳死判定、CTの補助検査導入を了承 厚労省・臓器移植委
厚生労働省の臓器移植委員会は15日、法定脳死判定の方法の改正を了承した。脳死判定に必要な要件のうち「瞳孔散大固定」「脳幹反射消失」について、眼球損傷、鼓膜損傷、高位脊椎損傷といった理由で確認が難しい......