介護報酬「引き上げ」を 自民議連、鈴木財務相に申し入れ
自民党の介護福祉議員連盟は15日、2024年度の介護報酬の引き上げ実現を鈴木俊一財務相に申し入れた。 申し入れ書では、介護施設・事業所の経営環境が著しく悪化した現状では、介護職員の十分な賃上げを行う......
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自民党の介護福祉議員連盟は15日、2024年度の介護報酬の引き上げ実現を鈴木俊一財務相に申し入れた。 申し入れ書では、介護施設・事業所の経営環境が著しく悪化した現状では、介護職員の十分な賃上げを行う......
15日の中医協総会では、来年4月以降の医師の働き方改革への対応を議論し、「地域医療体制確保加算」(620点)が大きな焦点となった。支払い側は、長時間勤務の医師数が減っていないとして、加算の「廃止」を......
医療情報システム開発センターは24日午後2時から、神戸市で、電子処方箋の普及推進をテーマにしたセミナーを開く。厚生労働省電子処方箋サービス推進室の金子聖治電子処方箋対応指導官らが講演する。オンライン......
「地域医療を守る病院協議会」(議長=小熊豊・全国自治体病院協議会長)は15日、物価高騰への支援を求めた要望書を、厚生労働省に提出したと発表した。 要望書では、エネルギー価格と食料・医療材料費の高騰が......
日本医療経営実践協会は15日、第26回「医療経営士2級」の資格認定試験に109人が合格したと発表した。合格率は30.5%。合格者は累計で2645人となった。 第40回「医療経営士3級」の認定試験には......
福祉医療機構は15日までに、2022年度決算が赤字だった介護医療院が37.7%に上ったと発表した。前年度より6.0ポイント上昇し、調査を始めた19年度以降で最も高くなった。光熱水費などの費用の増加が......
中医協総会は15日、全身型重症筋無力症治療薬「ジルビスク皮下注16.6mg/23.0mg/32.4mgシリンジ」(一般名=ジルコプランナトリウム)など3製品について、在宅自己注射指導管理料の対象薬剤......
中医協総会は15日、新たに薬価収載する医薬品や、適応追加の承認を得た医薬品となる20品目12成分について、2024年度診療報酬改定まで、出来高算定する方針を了承した。 包括対象外となるのは、この日の......
厚生労働省は15日、障害福祉サービスを提供する事業所や施設の2022年度の経営実態を調査した結果を公表した。全サービスの平均利益率(収支差率)は5.3%で、3年前の前回調査から0.3ポイント微増した......
中央社会保険医療協議会・総会は15日、新医薬品13成分35品目の薬価収載を了承した。薬価収載予定日は11月22日。詳細は以下の通り<doc11933page1><doc11933page2>。●その他の循環器官用薬(内用薬)/フォゼベル錠5mg、同10mg、同20mg、同30mg/テナパノル塩酸塩/透析中の慢性腎臓病患者における高リン血症の改善/協和キリン/類似薬効比較方式(I)/有用性加算(I)40%・新薬創出等加算・費用対効果評価(H1)/5mg1錠:234.10円、1...
中央社会保険医療協議会が15日に開いた総会で、支払側の松本真人委員(健康保険組合連合会理事)は、回復期リハビリテーション病棟による医師や社会福祉士の専従配置を評価する「体制強化加算」は、2024年度に廃止するのが妥当だと主張した。 この加算を届け出ている病院と届け出ていない病院の間で、入院患者の日常生活動作を評価する指標「FIM」などの値に大きな差がないことが分かっているためで、松本委員は「加算の役割は終わったのではないか」と述べた<doc11931page118>。松本委員はまた、運...
中央社会保険医療協議会が15日に開いた総会では、地域包括ケア病棟入院料の算定要件の計算対象から「短期滞在手術等基本料3」(以下、短手3)を外すなど2024年度の診療報酬改定で見直しが必要だという認識を診療側・支払側双方の委員が示した。短手3の受け入れ割合が高い病棟では在宅復帰率などの算定要件をクリアしやすくなるという指摘があるため。 地域包括ケア病棟入院料の施設基準には、在宅復帰率や自宅などからの緊急入院の受け入れ割合の要件があり、厚生労働省はこの日の総会で、それらの指標の「あり方」を論点に・・・...
中央社会保険医療協議会は15日の総会で、アルツハイマー病の新薬「レカネマブ」の薬価を通常通りの類似薬効比較方式か原価計算方式で算定し、補正加算も既存のルールに則って評価することを了承した<doc11929page1>。具体的な薬価を今後検討し、年内の収載を目指す。 レカネマブを投与できるのは、診断やアミロイド関連画像異常(ARIA)の画像所見の判断などが可能な医師に限定する。医師・施設の要件などの詳細は、最適使用推進ガイドラインで明らかにする。投与対象の患者が短期間で急激に増加すること...
病院や診療所による「かかりつけ医機能」の発揮を促す仕組み作りを議論する、「かかりつけ医機能が発揮される制度の施行に関する分科会」が15日、初会合を開いた。新たな報告制度が施行される2025年度に向けて、医療機関が都道府県に報告する「かかりつけ医機能」の内容や、報告制度の対象にする医療機関の範囲などを具体化する<doc11965page43><doc11965page50>。 同分科会は「かかりつけ医機能」報告制度の枠組みや医療機能情報提供制度の見直しを話し合う厚生労働省内の...
中央社会保険医療協議会は15日の総会で、2024年度の診療報酬改定に向けて働き方改革の推進をテーマに議論し、医師の働き方改革を進めるための「地域医療体制確保加算」の廃止を支払側委員が主張した。この加算を算定している医療機関に勤務する医師のうち、長時間労働の医師の割合が増えているなどとする厚生労働省のデータを踏まえた発言だが、診療側は「廃止はあり得ない」などと強く反発した。 地域医療体制確保加算は、勤務医の負担軽減や処遇改善の体制を整備した医療機関への評価。厚労省の調査によると、この加算を22・・・...
中央社会保険医療協議会の支払側委員は15日の総会で、「地域包括ケア病棟入院料」について医療資源の投入量を適切に反映した評価に見直すよう求めた。この入院料を算定する患者の1日当たりの医療資源投入量(包括範囲)が入院初期に大きく下がった後、徐々に低下するとのデータを踏まえた要望だが、診療側の委員はそのような傾向は退院に向けて症状が改善する経過として「当然のこと」だとし、現行の評価を維持すべきだと主張した。 2022年4-12月分のDPCデータを基に、厚生労働省が地域包括ケア病棟入院料を算定する患者の1...
厚生労働省は15日、2024年度の診療報酬改定で地域包括ケア病棟による高齢者の救急搬送への対応を促すことを提案した<doc11931page173>。急性期病院に患者が集中し本来の機能を発揮できなくなることを防ぐため、入院医療の機能分化を進めることが狙いで、反対意見はなかった。 ただ、診療側の長島公之委員(日本医師会常任理事)は中医協がこの日開いた総会で、地域包括ケア病棟の受け入れを促進するとしても、現在の13対1の看護配置では限界があるという認識を改めて示し「さらなる人員配置が必要と...