「 2023年11月 」一覧

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【感染症ニュース】溶連菌感染症過去最大レベルに 専門医「更に増加の可能性ある」 お子さんの体調に不安を感じたら医療機関受診を(感染症・予防接種ナビ)

国立感染症研究所の第46週(11/13-19)速報データによると、A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(溶連菌感染症)の全国の定点あたりの報告数は3.79。前週比で約1.13倍の増加となりました。全国的に患者が...

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[介護保険] 介護給付費等実態統計月報 23年8月審査分 厚生労働省

 厚生労働省は11月29日、2023年8月審査分の「介護給付費等実態統計月報」(旧・介護給付費等実態調査月報)を公表した。結果の詳細は以下の通り<doc12446page1>。【受給者数】●介護予防サービス▽総数/89万1,500人▽介護予防居宅サービス/87万7,200人▽地域密着型介護予防サービス/1万3,300人●介護サービス[全体]総数/468万3,100人▽要介護1/124万7,800人▽要介護2/111万2,000人▽要介護3/90万1,300人▽要介護4/86万2,700人...

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[医療提供医体制] 全ての医療関係職種の賃上げを厚労相に要望 日看協など

 日本看護協会とチーム医療推進協議会は、看護職員をはじめ全ての医療関係職種の賃上げが可能となるよう、2024年度の診療報酬改定率の確保を求める要望書を、武見敬三厚生労働相に提出した。 診療報酬は公定価格のため、医療機関は物価高騰分を価格に転嫁できない。そのため全産業並みの賃上げを行いたくてもできない状況だ。 看護職員の処遇改善については、22年10月に「看護職員処遇改善評価料」が新設された。ただ、この対象は一部の医療機関に勤務する看護職員だけのため、看護職員全体の3分の2に当たる約100万人が対象・...

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[医療改革] オンライン診療「医師非常駐」特例の拡大に慎重論 社保審部会

 厚生労働省は11月29日、へき地などで医師が常駐しなくてもオンライン診療のための診療所の開設を特例的に認めている措置の範囲を拡大することを、社会保障審議会・医療部会に提案した。専門的な医療ニーズに対応する役割を担う診療所でオンライン診療によらなければ住民への医療を確保することが難しいと都道府県が認めた場合も特例の対象とする内容だが、「利便性だけを重視すべきではない」などと慎重な意見が相次いだ<doc12287page9>。 オンライン診療を受診できる場所は、病院や診療所などの医療提供施...

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[医療提供体制] 「救急医療の縮小・撤退」3割超が懸念 医師の働き方改革で

 医師の働き方改革による地域医療への影響を明らかにするため日本医師会が行った調査によると、時間外労働の上限が規制される2024年4月以降、地域の救急医療体制が縮小や撤退の懸念があると3,088病院の34.6%が答えた<doc12297page22>。 地域医療への影響を現時点で「把握できていない」という答えも14.7%を占め、城守国斗常任理事は11月29日の定例記者会見で、大学病院などによる医師の派遣の状況によって「地域医療に大きな影響が出る可能性がある」と述べた<doc12297...

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[診療報酬] 24年度診療報酬改定の基本方針 厚労省が骨子案示す

 厚生労働省は29日、2024年度に行う診療報酬改定の基本方針の骨子案を社会保障審議会の医療部会と医療保険部会に示した。人口構造の変化に伴い、医療の支え手の長期的な不足が見込まれる中、「現下の雇用情勢も踏まえた人材確保・働き方改革等の推進」を重点課題に位置付ける内容で、12月上旬ごろ取りまとめる<doc12249page3>。 診療報酬改定の基本方針は、中央社会保険医療協議会による点数配分の議論の前提に当たり、社保審の医療部会と医療保険部会が取りまとめている。 厚労省案では、24年度改定...

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[診療報酬] 「敷地内薬局」対策で新たな評価案示す 厚労省

 厚生労働省は29日、医療機関の敷地の中にある「敷地内薬局」に関する新たな評価案を中央社会保険医療協議会・総会に示した。調剤基本料では薬局の開設者(グループ)単位での体制評価が行われていることなどを踏まえて敷地内薬局を有する開設者として評価するイメージで、2024年度診療報酬改定での対応を視野に入れている<doc12242page40>。 具体的には敷地内薬局の調剤基本料を特例で引き下げるのではなく、その基本料は通常の処方箋集中率などで評価する(現行の特別調剤基本料から引き上がる)ととも...