診療所の「不足」「過剰」地域、1点単価に差を 財務省が提言
1日の財政制度審議会・財政制度分科会で、財務省は2024年度診療報酬改定について、診療所の報酬単価引き下げに加え、地域別の報酬体系を検討するよう提言した。診療所の「不足地域」と「過剰地域」で異なる1......
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1日の財政制度審議会・財政制度分科会で、財務省は2024年度診療報酬改定について、診療所の報酬単価引き下げに加え、地域別の報酬体系を検討するよう提言した。診療所の「不足地域」と「過剰地域」で異なる1......
財務省は1日、2024年度診療報酬改定について、初・再診料を中心に診療所の報酬単価を引き下げ、本体をマイナス改定にすることが適当だと主張した。診療所は近年の物価上昇率を大きく上回る単価増・収益増で「......
政府・与党は2日に閣議決定する新たな総合経済対策の規模について、17兆円台前半とする方向で最終調整に入った。政府関係者が1日、明らかにした。岸田文雄首相が来年6月に実施することを表明した所得税・住民......
武見敬三厚生労働相は1日の参院予算委員会で、せき止め薬や風邪薬など市販薬の「オーバードーズ(過剰摂取)」が若者の間で増えていることに関し、「乱用の恐れがある薬品の指定範囲見直しのため、実態把握を行う......
山形県米沢市立病院の敷地内に、同病院と、民間の三友堂病院の新病院が1日、同時に開院した。渡り廊下でつながり、医療機能を分担する。市によると、同じ敷地内に公立と民間の病院が建ち、連携するのは全国初とい......
社会保険診療報酬支払基金は10月31日の会見で、レセプト審査の不合理な差異解消に向け、旧都道府県支部の「取り決め事項」の医科1万978事例について、9月末時点で1万397事例(94.7%)の検討が終......
厚生労働省は1日、2023年8月分の「生活保護の被保護者調査(概数)」を公表した。詳細は以下の通り<doc11916page1>。●被保護実人員総数(保護停止中を含む):202万1,631人(前年同月比3,465人減・0.2%減)●被保護世帯総数(保護停止中を含む):165万1,619世帯(7,507世帯増・0.5%増)●世帯類型別世帯数(保護停止中を含まない)▽高齢者世帯/91万94世帯(274世帯減・0.0%減)▽高齢者世帯を除く世帯/73万2,610世帯(7,046世帯増・1.0...
財政制度等審議会・財政制度分科会が1日に開いた会合で、財務省は、医師の偏在対策として診療所の自由開業・自由標榜の見直しを提案した。診療所が増え続けているものの、特定の地域や診療科への医師の偏在が解消されないためで、地域・診療科ごとに専門医の定員を設定しているフランスなどを参考に、これまでより踏み込んだ対応が必要だと説明した<doc11775page124>。 こうした内容は、財政審が5月にまとめた提言(建議)にも盛り込まれていたが、今回は医師偏在対策の今後の主な改革として、診療所の報酬...
財政制度等審議会・財政制度分科会が1日に開かれ、財務省は診療報酬の加算の算定に当たり職員の職種別給与などの情報提出を要件化すべきだと主張した。また、医療法人の経営情報に関するデータベース(MCDB)で職種ごとの給与や人数の情報提出を義務化することも提言した。医療機関の経営情報の「見える化」をさらに進めることが狙いで、2024年度の予算編成に向けた提言(秋の建議)に盛り込みたい考え<doc11775page38>。 8月に施行されたMCDBでは、医療法人が病院・診療所ごとの収支などに関す...
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の同じ建物で暮らす利用者に対して特定の事業者が過剰なサービスを行ういわゆる「囲い込み」の問題が指摘されていることに対し、財務省は1日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、訪問介護で利用者が同一の建物に集中している場合の減算や、ケアマネジメントでサービスが偏っている場合の減算について強化することを提言した。 サ高住については、事業者の都合で利用者のケアプランが画一的な内容になっていることや、区分支給限度基準額の上限まで同じ法人による介護保険サービスが・・・...
社会保障審議会・医療部会が1日開かれ、厚生労働省は、2024年度診療報酬改定の基本方針に盛り込まれる見通しの「かかりつけ医」という記載について、医療法の改正を受けて省内で検討している「かかりつけ医機能」と直接はリンクしないとの認識を示した。 22年度に行われた診療報酬改定の基本方針には、「かかりつけ医、かかりつけ歯科医、かかりつけ薬剤師の機能の評価」という記載があり、厚労省はこの日、医療機能の分化・強化、連携を進める具体策として、それと同じ記載を盛り込んだ案を出した<doc11771page...
財務省は1日の財政制度等審議会・財政制度分科会で、2024年度の診療報酬改定では診療所の初・再診料を中心に報酬単価を引き下げることなどにより、診療報酬本体をマイナス改定とすることが適当だと主張した。同省による「機動的調査」を踏まえた提言で、診療コストにきめ細かく対応する地域別の単価の検討といった対応案を示している<doc11775page22>。 また、診療所の報酬単価を引き下げる方策として、マイナ保険証利用時の患者負担の軽減や、リフィル処方箋の利用実績を踏まえた調整措置も挙げた・・・...
東京都は、国に対し、障害福祉サービスの報酬改定等に関する緊急提案を行ったと発表した。介護職員などの処遇改善について、加算ではなく、報酬の基本部分に盛り込むなど、恒久的なものにするよう求めている。さまざまな業種で人材の獲得競争が激化している中、適切な報酬の設定がなされなければ人材が他の業種に流出する恐れがあるという<doc11785page1>。 東京のような大都市では、人件費や物件費が高いことを取り上げ「質の高いサービスを提供していくためには、恒久財源である報酬に適切に地域差を反映させ...
独立行政法人福祉医療機構は11月1日付で、(1)医療貸付、(2)福祉貸付、(3)代理貸付-の「固定金利」と「10年経過毎金利見直し(当初10年)」の利率をそれぞれ改定した。詳細は以下の通り。【医療貸付の固定金利】<doc11794page1>●病院の新築資金・甲種増改築資金▽10年以内/0.800%▽10年超-12年以内/0.900%▽12年超-14年以内/1.000%▽14年超-15年以内/1.100%▽15年超-17年以内/1.200%▽17年超-19年以内/1.300%▽19年超...