「 2023年12月 」一覧
武見厚労相、賃上げ財源確保に「満足」 大臣折衝後、日医は「気にせず」
武見敬三厚生労働相は20日、2024年度予算編成に向けた鈴木俊一財務相との折衝後に会見し、医療・介護従事者らの賃上げ財源を確保できたとの認識を示した。「こういう結果になったことには満足している」と語......
「GLP-1」適正使用を呼びかけ 厚労省・安全性情報
厚生労働省医薬局医薬安全対策課は19日、医薬品・医療機器等安全性情報の第406号を公表した。2型糖尿病治療薬として製造販売承認されているGLP-1受容体作動薬について、一部医療機関では美容や痩身目的......
「処方薬に覚醒剤成分」不審電話相次ぐ 医療機関狙った事例も
厚生労働省や地方厚生局の職員を名乗る人物による不審な電話が全国で相次いでいる。東北厚生局は19日、「処方薬に覚醒剤成分が含まれているため連絡した」などと虚偽の内容を伝えてくる事例をホームページで紹介......
【速報】医科0.52%増、歯科0.57%増、調剤0.16%増 「0.46%」を配分
武見敬三厚生労働相と鈴木俊一財務相は20日に折衝し、2024年度診療報酬改定の0.46%分の財源について、医科・歯科・調剤の各科の改定率を、従来通りの「1:1.1:0.3」とする方針で合意した。医科......
【速報】介護「2割」の基準見直し、27年度前に結論
武見敬三厚生労働相と鈴木俊一財務相は20日に折衝し、介護の利用者負担が2割となる「一定以上所得」の判断基準の見直しについて、第10期介護保険事業計画期間の開始(2027年度以降)の前までに結論を得る......
【速報】長期品の選定療養、後発品との差額「4分の1」負担へ 来年10月施行
武見敬三厚生労働相と鈴木俊一財務相は20日に折衝し、長期収載品への選定療養の導入により、後発品との価格差の「4分の1」で患者負担を求める方針を決めた。2024年10月から施行する。 後発品の発売後5......
24年度予算案110兆円超 予備費削減で12年ぶり減
政府は19日、国の2024年度予算案の編成で、一般会計の歳出(支出)総額を110兆円超とする方向で調整に入った。借金の返済や利払いに充てる国債費と医療、介護などの社会保障費が増える。一方、新型コロナ......
NTTデータやファイザーなど、薬物治療効果を電子カルテから判定するAIを構築(ニュース)
宮崎大学とNTTデータ、ファイザー日本法人は、肺がん患者の薬物治療効果を電子カルテから判定する人工知能(AI)モデルを構築したと2023年12月5日に発表した。複数医療機関の電子カルテに適用できることや、このAIで抽出した薬物治療効果から算出した臨床研究の評価項目が、人が抽出した結果と同様の傾向を示すことを研究で確認した。 このAIは、電子カルテの非構造化データを自然言語処理し、薬物治療効果を抽......
「0.28%」で若手医師・事務職を賃上げ 改定、「0.46%」から配分
政府は2024年度診療報酬改定で、使途を明示していなかった0.46%の財源のうち、0.28%は若手医師、事務職員、委託先の歯科技工士らの賃上げに充てる方針だ。ほかに0.61%は、看護職員、看護補助者......