「 2023年12月 」一覧

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[医療提供体制] 現行の健康保険証発行「来年秋に終了」 岸田首相

 岸田文雄首相は12日のマイナンバー情報総点検本部で、現行の健康保険証の発行を来年秋に予定通り終了し、「マイナ保険証」を基本とする仕組みに移行すると表明した。マイナ保険証についての国民の不安を払拭するための各措置の進ちょく状況を踏まえて判断した。 健康保険証の廃止後も、政府は最大で1年間は現行の保険証を使用できるようにするほか、マイナ保険証を保有しない人には申請によらず資格確認書を発行する<doc12548page15>。 岸田首相は総点検本部で、マイナ保険証は患者本人の薬剤や診療のデー...

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[医療提供体制] 暗証番号不要のマイナンバーカード、15日導入開始

 政府のマイナンバー情報総点検本部は12日、暗証番号の設定が不要な「顔認証マイナンバーカード」の交付を可能とする仕組みの導入を15日に開始すると発表した<doc12548page16>。認知症などで暗証番号の設定に不安がある人でも安心してマイナカードを利用できるようにするほか、代理交付の負担軽減につなげる狙いがある。 導入に当たっては、高齢者やその家族、福祉施設などの意見を踏まえて検討を実施。また、市町村で事前に情報提供した事務フローなどに基づき準備を行うとしている<doc1254...

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[診療報酬] 2024年度診療報酬改定(4) 救急医療管理加算の基準や「かかりつけ医機能の発揮」が重要論点に

 中央社会保険医療協議会・総会では、2024年度診療報酬改定に向けた入院・外来の詳細が個別議論されている。その基となるのが「入院・外来医療等の調査・評価分科会」の最終とりまとめであり、ここでは入院・外来それぞれの横断的テーマから主要ポイントに絞って改定の方向性を確認してみる。◆JCS「0」でも死亡率は1割に達する 急性期入院医療では、二次救急医療機関への影響が大きい「救急医療管理加算」で今回も適正化が検討されている。「意識障害または昏睡」や「心不全」の患者では、JCS(意識障害分類)やNYHA(心機...