「 2023年12月 」一覧

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[診療報酬] 診療録管理体制加算の責任者配置、400床未満へ拡大案

 中央社会保険医療協議会の支払側委員は1日の総会で、「診療録管理体制加算」の算定に当たり許可病床400床以上の医療機関に専任の医療情報システム安全管理責任者の配置を求めている要件の対象を400床未満の医療機関にも広げるべきだと主張した。医療法に基づく立入検査の要綱の見直しにより同責任者の配置を全ての医療機関に求めていることを踏まえた発言だが、診療側委員は反対の姿勢を示した。 2022年度の診療報酬改定では、診療録管理体制加算の施設基準を見直し、許可病床400床以上の医療機関に専任の医療情報システム安...

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[診療報酬] 支払側「経営堅調」、診療側「倒産相次ぐ恐れ」 実調への見解

 中央社会保険医療協議会・総会が1日開かれ、支払側と診療側が医療経済実態調査の結果に対する見解をそれぞれ示した。その中で支払側は、医療機関や薬局の経営は「総じて堅調だ」と指摘した。これに対して診療側は、物価高騰や医療従事者の賃金が上昇する中でコロナ特例が廃止されれば、地域医療の提供体制を維持できなくなるなどと訴えた。支払側と診療側は、2024年度の診療報酬改定に対する意見を次回以降の総会で出す。 支払側は今回、新型コロナウイルス感染症関連の補助金の収入を含む収支に基づき見解を示した。 病床・・・...

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[診療報酬] 薬価乖離率6.0%、22年度比1.0ポイント縮小 厚労省

 現在の公定薬価と実際に取り引きされている「市場実勢価格」の平均乖離率は、9月現在で約6.0%だったことを厚生労働省が1日公表した。2022年度と比べて1.0ポイント縮小<doc12305page2>。これを踏まえて、24年度診療報酬改定での薬価の引き下げ幅が決まる。また、材料価格の平均乖離率(原則5-9月取引分)は約2.5%で前回の21年度から1.3ポイント縮小した<doc12306page2>。 23年度の薬価調査の速報値によると、投与形態別の乖離率は、外用薬7.2%、内...

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[予定] 注目される来週の審議会スケジュール 12月4日-12月9日

 来週12月4日(月)からの注目される厚生行政関連の審議会は以下の通りです。12月4日(月)9:30-12:00 第234回 社会保障審議会 介護給付費分科会13:00-16:00 第19回 厚生科学審議会 科学技術部会 全ゲノム解析等の推進に関する専門委員会12月5日(火)未定 閣議12月6日(水)8:00-8:30 中央社会保険医療協議会 医療機関等における消費税負担に関する分科会8:30-9:40 中央社会保険医療協議会 薬価専門部会9:40-12:00 中央社会保険医療協議会 総会13:00...