「 2023年12月 」一覧
訪看車両の駐車に課題、申請業務が負担に 埼玉看護連盟「制度整備を」
訪問看護の需要が増加する中、車両で訪問した際の駐車場所が課題となっている。埼玉県看護連盟が実施したアンケートでは、多くの訪問看護ステーション(訪看ST)で、「駐車違反切符を切られた経験がある」との実......
認知症の「基本計画」策定へ、意見取りまとめ 政府会議
政府の「認知症と向き合う『幸齢社会』実現会議」は25日、今後の認知症施策推進基本計画を視野に、意見を取りまとめた。岸田文雄首相は「今回の検討成果を、基本計画の策定に生かしていかなければならない」と述......
局全体の調査費用に3000万円、EBPM貢献を目指す 医政局予算案
厚生労働省医政局の2024年度予算案は、東日本大震災復興特別会計を含めて1803億3500万円で、前年度当初予算額から約17億円増えた。新規事業では、医療政策全般の課題解決に向けた調査費用に3000......
感染症の協定、医療機関に「ペナルティー科すべきでない」 日医・釜萢氏
日本医師会の釜萢敏常任理事は23日、大阪市内で講演し、第8次医療計画の「新興感染症発生・まん延時の医療体制」で、都道府県と医療機関で締結する協定に言及した。実際には、どのような新興感染症に直面するの......
先送りの介護2割基準、「生活実態の把握を」 厚労省部会
厚生労働省は22日に開いた社会保障審議会・介護保険部会(部会長=菊池馨実・早稲田大法学学術院教授)で、利用者負担を2割とする「一定以上所得」の判断基準見直しについて、2027年度前までに結論を出すと......
【中医協】SaMDのコスト・指導管理、「分けて評価を」
22日の中医協総会では、プログラム医療機器(SaMD)の評価を巡っても議論した。医学管理などのために患者自身が医療機関外で用いるSaMDについて、厚生労働省は、特定保険医療材料で評価する場合、SaM......
【中医協】臨床検査2件、保険適用を了承
中医協総会は22日、臨床検査2件の保険適用を了承した。いずれも来年1月に収載予定だ。 保険適用となるのは、▽イムニス サイトケラチン18F EIA(特殊免疫研究所)▽ルミパルスプレスト PGE-MU......
小児・AYAがん、適応外薬・未承認薬の有効性評価 患者申出療養で
厚生労働省の患者申出療養評価会議(座長=福井次矢・東京医科大茨城医療センター病院長)は21日、「小児・AYAがんに対する遺伝子パネル検査結果等に基づく複数の分子標的治療」を審議し、保険外併用療養での......
【中医協】総合入院体制加算、支払い側「要件引き上げを」 診療側は反対
厚生労働省は22日の中医協総会で、総合入院体制加算の算定施設の多くで、要件となっている全身麻酔手術件数、分娩件数を満たしていると報告した。これを踏まえ、支払い側は要件の件数引き上げを求めるとともに、......
高齢者虐待、22年度は856件 過去最多
厚生労働省は22日、「養介護施設」の従事者による高齢者虐待が2022年度は856件となり、調査を開始した06年度以降で最多になったと発表した。自治体が虐待と確認した事例を厚労省が集計した。自治体に相......
【中医協】DPCデータ、月90未満は「116施設」 評価区別の方向、診療側は懸念
厚生労働省は22日の中医協総会で、DPC標準病院群1495施設を対象に、2022年度診療報酬改定データを用いて試算した結果、データ数が月90未満となるのは116施設、月90以上となるのは1379施設...